錦糸町へ。楽天地シネマ8-1で『アイ、ロボット』(I, Robot)。初日なのに初回(10:00)は80人くらいか。楽天地では一番大きい劇場(江東劇場の名前だった所)だから、これではガラガラ。ウイル・スミスじゃ、日本というか、錦糸町では客は呼べないかもね。
アシモフのロボット三原則を土台にした作品だから、予想通りの展開だが最後はおやっというような終わり方となる。むしろそこから先が気になったが、説明を順序立てればこうなってしまうのだろう。
文句を付けたがウイル・スミスが何故ロボットに不信感を持つようになったかというところなど納得だし、脚本はよくまとまっている。
アクションシーンのカメラワークには新工夫があるが、2035年の見せ方はまあこんなものか、と。少しくらいのことではもう驚かないから作り手も大変だが、全体に緊迫感が足りないのはウイル・スミスのキャラクター故か。
食事、ヨドバシカメラで買い物。新しいi-Macをはじめて見た。某メーリングリストで散々こけにされていたが、前の丸いi-Macに比べたら問題にならないくらいいい。私は欲しいな、これ。
楽天地へ戻る。時間が合えば何でも見てしまうぞ、って入れ食い状態。意味が違う。
『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』(楽天地シネマ8-6)は、密かに期待していたのだが、ひどい出来。唯一面白かったのは電気釜のシーンだけじゃなぁ。
子供映画と言ってしまえばそれまでなんだけど、それにしては現代社会に溶け込んで生きていくしかない甲賀忍者たちとか、子供向けらしからぬこじつけがうるさい。
映画待ちの間に『センセイの鞄』を読んでいたら、『スキー』の歌(時雨音羽作詞・平井康三郎作曲のもの)が出てきたのでうれしくなってしまった。この歌詞はおかしくって私も大好き。帰りの自転車は歌いながら。この歌でのろのろ運転というわけにもいかないから、運動不足も多少は解消。
一番の歌詞は誰でも知っている(若い人以外は)と思うので、私のお気に入りの二番の歌詞を。なーんて、物知りぶっているけど、三番があるのは本で知ったのだ。
真一文字に身を踊らせて
さっと飛び越す飛鳥の翼
ぐんと迫るは麓か谷か
おおお楽しや手練の飛躍
ね、いいでしょう。著作権は切れている?という前提で載せてしまったけど(いい加減)、表記が正確かどうかは? 歌詞は合っているはず。 |