いままでMacでやっていたことをWinでやろうとするが、やはり手強い。ま、これはMacとWinというよりはIllustratorのバージョンの問題なんだが。インクジェットの名刺などはすでにWinで組み版もしているから試し運転は済んでいるが、Illustrator CS2の使い勝手に慣れるには相当時間がかかりそうだ。ましてやしばらくは8.0も平行して使わざるを得ないから、私の頭の処理能力が心配になる。
それにPCにはタブレットがないから私の得意な(へっへ)ベジェ曲線のトレースやイラストが、ってそれはMacでやればいいのか。
救いは仕事量が少ないことだ。時間がいくらかかっても大丈夫そうなんだからあきれてしまう。そうはいってもファイルを1つずつ開いて、必要なものだけアウトライン化し(これをWin側で下絵にするのだ)、テキストデータを適合フォントに置き換えていくのかと思うとうんざりだ。データもたっぷりあるので全部やったら大変なことになりそうだが、本当に使うのはどれくらいあるんだろうか。先回りして移植するより必要なものだけをその都度していった方がよさそうだ。
余裕ではじめたもののWinのIllustratorで作ったものをマイクロラインのレーザープリンタで出そうとして、Macとはまるで違う画面となってお手上げとなった。マニュアルをみてもそれらしきことが書いてないので、またお客様センターの世話になる。30分ほどの電話で解決したが、すっきりしない。
Macではパソコン側で簡単にフロントフィーダを選べていたのに、Winでは(というかOKIでは、なのか?)プリンタ側でフロントフィーダに用紙設定を行わないといけないようなのだ(これが正式な使い方とか言っていた。でもわかりにくいんだよね)。
いや、そのあとでも設定を変えてプリントしてみたから出来るようにはなったのだけど、これはあまりに面倒。せっかくWinになってプリント時のフォントのダウンロードが不要になった(このチェックを忘れるんだよね)というのにさ。
しかし以前にも感じたことだが、はるか昔は「それはアドビの問題」と突き放されてしまったのに、今はけっこう丁寧に応じてくれるからありがたい。手厚くなったものだ。電話内容を録音するという断りがあったが、何かクレームでも付けられたのだろうか。 |