廃品回収。今日は我が家もだけど、近所からのも量が多くて時間がかかる。果太もまた手伝ってくれて、だからということもあるけど。
小田急の無料乗車券の期限が迫っているので、無理矢理ハイキング。ま、こういうことでもないと映画を観てお終いのいつもの休日になってしまうのだが。小田急のホームページにあった「渋沢丘陵・震生湖コース」を、即席で作ったグーグルの地図を頼りに歩こうという2日前に決めた安直な計画。2時間40分、約6キロだから足腰の弱った私とリウマチの家人でも大丈夫ではないかと。ただし時間は4時間はかかるだろうという予測(ドンピシャだった)。
家を9:45に出て、新宿発の急行で渋沢へ(10:41〜11:58)。渋沢駅でおにぎりなどを買い、駅の反対側も覗いてから(富士山が頭だけだがよく見えた)南口に出て歩き始める(12:20。携帯も時計も忘れて来てしまったので、このあとは時間が不明)。
渋沢神社の先までは舗装車道で、そこから脇道へ入っていく。心配だったがちゃんと標識もあった(グーグルで作った地図には山道までは書いてないのだ)。
はじめのうちは林の中が多かったが、途中からはなだらかな丘陵地帯の畑で、なにしろ今日は視界が良好だから、こんなところ(失礼)なのに素晴らしい景色が堪能できた。丹沢はもとより、反対側には遠く大島も望め、場所によっては富士山が顔を出してくれるというサービスぶり。
震生湖は一部釣り堀と化していて人も多い(今までが少なすぎだったのかも)が、雰囲気はいい。関東大震災で生まれた湖なので、震生湖なんだ。「自然湖では最も新しい湖といわれ」とある。なるほど。昔この近くに住んでいたという人の話では、水が澄んでいて、赤い鮎が沢山いたのだそうだ(家人の盗み訊き)。なのに「へらぶな釣りのため湖水汚染が著しく進行しています。撒き餌・バラケ等は最小限にとどめるようお願いします」という看板が出るようになってしまってはね。
途中2ヶ所の野菜販売所(1軒は町中に出た所)でみかん、ほうれん草、茄子、里芋、トマトを買う(計700円)。芋堀をしている家族がいて、「芋だ、すごい」と言ってしまったら、掘ったばかりのさつまいもを持たせてくれた。ありがとう! なんだか申し訳ないような。無農薬だって。
秦野のここら辺は湧水地が多いらしくあちこちにその看板があるのだが(白笹稲荷神社にもあった)、表面的な地形だけ見ていると不思議な感じもする。ここまできたら(16:00)もう日が山に落ちて、明るいのだが建物の高い所と平地が広がっている所以外は全部影に入ってしまう。
秦野駅前の野菜も安かったが、まあそれはやめておいた。もう大収穫なので。ここで売っているみかんにはわざわざ和歌山と表示してあるけれど、地元のよりうまいって言いたいとか? 確かに買ったみかんはちょっと変わった味がしたけど、すっぱいので私は大歓迎。
駅ビルのマクドナルドで休憩のつもりが食事(なんて安上がりなハイキングなんだ)。そのまま帰る。帰路は相模大野までは座れず。それほど疲れてはいなかったが、座れてほっとする。1駅分だけど、熟睡していた。 |