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ブックリブックスの店主デクノロジジイの日記です。暇を持て余している人以外は近付かないほうがよろしいようで。
また本や映画については、ネタバレに関しての配慮はしていませんので、その点もご注意ください。一応、最近のものについては映画の内容に触れている部分は青くしていましたが、2006年7月からは別ブログ(http://d.hatena.ne.jp/dechnologigy/)にしました。
なお2006年からは、この日記と同じ内容のブログ(http://blog.livedoor.jp/dechnologigy/)もあります。
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■2006.11.30(木) 果物が沢山

 

下関から蒲鉾が届いたので、得意先や近所に配る。S口さんの所にも持って行ったら反対に沢山のグレープフルーツをいただいてしまう。今日は忙しいので、とすぐ引き返したのだが、家に着いたら電話がかかっていて、年賀状をたのもうと思ったのに帰っちゃって、と家人と話していた。というわけでまたおじゃまして、さっきは断ったコーヒーを飲んで、まあ、すぐには帰ったんだけどね。

母が妹と顔見せ(庸ちゃんは車で待機)。仕事と品物が行ったり来たり。またリンゴをもらったので果物が沢山だ。5分ほどで帰ってしまう。何でこちらに来たかは秘密なのだと来る前に電話で言っていたが、母を連れて来ちゃったらバレてしまうではないか。が、バタバタしていて理由は訊き損ねた。だからって、そのことで電話するっていうのもな。

(朝刊)木下順二(92歳)、実相寺昭雄(69歳)死去。


■2006.11.29(水) 映画『トゥモロー・ワールド』

 

Y社のS尾さんから電話で、日曜日に職人を寄こすという。もっとも具体的にどうするかは、向こうも天井を壊してみないとわからないようだから、それから、なのだが。

20時から楽天地シネマズ錦糸町-2で『トゥモロー・ワールド』。


■2006.11.28(火) 映画『氷の微笑2』

 

名刺と年賀状で時間をとられて(歯医者にも行ったか)、早16時。ただ、重送の原因がわかって解決した(多分)ので、今後は快調だろう(と期待)。ここからはHP用の画像のスキャニング。31点もあり、2時間もかかってしまう。おおっ、今日はけっこう仕事をしたではないか。

と言いつつ、18:20には仕事場を抜け出して錦糸町へ。ははは。19時から楽天地シネマズ錦糸町-2で『氷の微笑2』。

F歯科(12:30〜13:20)。1510円。型取り。


■2006.11.27(月) 名刺プリンター修理 マンガ『嫌韓流』(山野車輪)

 

名刺印刷機の修理。午前中に来てもらえたので、昼をはさんで急ぎのものは終了。修理はヘッドの交換なので98000+24000(出張費)+消費税。ひぇー。名刺は単価が低いからこれを回収するのは大変なのよねー。

修理のF見さんは、説明がはっきりしているのでまかせて安心という気持ちになる。少なくとも前回の人のように「もうこれ以上は直りません」などとは言わない(当然だよな)。送りのトラブルが直らないと言われてしまって仕方なく、給紙台に角度を付けてごまかしていたのだが、実はこれだと隙間が出来るので多重送りの原因になるとか。工夫したつもりでいたのだが、所詮は素人の浅知恵か。これはローラーに付く紙紛を拭き取ることで、かなり防げるのだと。

行けなかった勉強会(10/20)の模様をN衡さんに録音してもらったCD で聴く。雑音もなくきれいに入っているのだが、やはり不鮮明な部分があって、うまく聞き取れない(位置関係でさらにダメな人もいる)。参加していて思い出す手がかりにというのなら、これで十分なのだろうけどね。

去年かなり売れたらしい山野車輪のマンガ『嫌韓流』(晋遊舎)を読む(ブックオフでやっと手頃な値段になったのだ)。反論本があるのなら、ぜひ読みたいものだ。『沈黙の宗教−儒教』で持ち上げられていた儒教だが、西尾幹二のコラムがあって「儒教朱子学の世界観が歴史を捩じ曲げる」と手厳しい。


■2006.11.26(日) 映画『待合室−Notebook of Life−』

 

自転車で銀座テアトルシネマ『待合室−Notebook of Life−』。ラーメンと餃子を食べて新橋へ。仕事を7点。妹も5分ほど来て、リンゴをもらう。14時まで。

のろのろ運転で家には15時近く。写真の加工で2時間半。そのあと名刺を刷ろうとするが、ヘッドに傷がついてしまったらしく転写部分に1本抜けが出てしまう。


■2006.11.25(土) マンガ『吾妻ひでお童話集』 映画『ウインター・ソング』『雨音にきみを想う』

 

5時から7時すぎまで起きてしまい『吾妻ひでお童話集』(ちくま文庫)を読む。これを読むとすでに『失踪日記』までそう遠くないところにいることがわかる。もちろん実際にホームレス生活を送れるかとなるとまったく違う次元とは思うのが。

新宿へ。映画のチケットを手に入れたあと、新宿局まで年賀状を買いに行くつもりだったが、途中のチケット屋で49円というのが手に入る。駅近くならこの時期郵政公社の出店もあるのではないかと思ってはいたのだが、まあラッキー。しかし、なんで年賀状がチケット屋に出回っているんだ? ヨドバシでプリンターのインクも購入。

新宿武蔵野館2で『ウインター・ソング』。食事して新宿武蔵野館3で『雨音にきみを想う』。さっさと帰る。

仕事。年賀状印刷。種類の違う紙(というかピンとしたやつ)を使うと排紙側で詰まることがわかってからは順調に進む。もっとも最後に2重送りになってしまう現象はまた出たが?

夕食後はスキャニング。14点だが、やり慣れていないポジフィルムは発色が悪く、簡単にだが修正もしたので1時間半かかる。

(朝刊)フィリップ・ノワレ死去。76歳。


■2006.11.24(金) 勉強会 本『沈黙の宗教−儒教』(加地伸行)

 

地図描き。これがいつものことなのだがそこそこ時間かかって、でもまあ、はいとにかくお終い、になったつもりでいたところに、名刺を1名だけ大至急ほしいという電話。これも台紙の方は用意済みだったものなので、いいですよと返事をしてしまったのだが、いきなりトラブルに見舞われる。そうだった、この台紙と印刷機の相性が悪いのだった。次回からやりかたを変えようと思っていたのに、全部台紙を用意してしまったとは。

今日は散々だ。今日も、か。

勉強会(19:20〜21:35)で高田馬場へ。テキストは加地伸行『沈黙の宗教−儒教』(ちくまライブラリー)。レポーターA江氏。参加者は他にT丸、M本、I知、N衡、N山、A山、M山明、Y部、I川、A平(初参加)の10人。

帰りにA山さんと映画の話になってやっと調子が出はじめ、家に戻ってからやっとテキストを読み終えるというていたらくぶり。


■2006.11.23(木) 祭日仕事

 

5時起き。仕方がないので本を読み出すが、頭に入らず。

祭日なのに仕事だった。印刷機の調子が悪く(まあ、しかしこれは原因がわかった)、時間もかかる。年賀状印刷は9点で、920枚というもの以外は大したことのないものばかりだったのだが。他にもいろいろと。

あと、月曜に入稿予定の葉書の原稿が昨日の夜になって、これも仕上げる。画像が受け取れない、開けない、などとレイアウトを考えるという人の所でひっかかって進展しなかったもの。今日もやろうと思ったらわざわざ解像度の低い写真が指定してあって、結局違うものを選んでもらうことに……。

確かに素人でもできるという垣根をPCは低くしたけれど、それに付き合わされのはたまらない。で、そのレイアウトの人も(ってM山さんなのだが)ボランティアでやってるだけだから、と。つまりは、そもそも何故そんな仕事をウチがしているのか、ってことになるんだが。


■2006.11.22(水) 壊してみれば……

 

解体は昨日で終わり、今日は最後の残骸を取りにきただけ。それにしても壊してみてびっくりなのは、壊した家が両隣と繋がっていたことだ。売りに出している家は1階部分の壁がなくなってしまったから、これじゃあ売れないのではないか。って余計なことだけど。

大した量ではないのにいろいろな仕事が詰まってきて、そしてそういう時に限ってよくわからない問い合わせがあったりで、午後はほとんど何も出来ずに終わる。

(夕刊)ロバート・アルトマン死去(81歳)、渡辺茂男(78歳)死去。


■2006.11.21(火) 誕生日

 

雨が上がって穏やかな日となった。せっかく忘れていたのに、果太(まあ次女だが)が誕生日カードをくれやがった。うれしくねー。もうこれ以上じじい道になど励みたくもないさ。

K松さんから電話。MacからWindowsに乗り換えるつもりらしい。DTP関係でMacを使っている意味が急速に薄れてしまったようだが、どうなんだろ。

Y叔母がDG社の営業の人を連れてくる。DG社は通信での入稿を認めないという理解に苦しむ会社だったが、今日の営業の人もそれについてはどうしてそんなことを言ってたんでしょうかねー、だって? もっともこの人もあくまで営業で実作業はしたことがないみたいだ。

F歯科(14:30〜15:15)。1530円。土台を埋め込む。


■2006.11.20(月) 直ってない雨漏り 解体作業

 

感触というのはあてにならないので、ティッシュを壁に当てる。あ、やっぱりだ。結局この前の工事もダメだったか。雨漏り直ってない、とリフォーム会社に電話。1階は水の通路が出来てしまったのか、いきなり壁紙の裏にふくらみが出来てしまう有様。欠陥住宅じゃんか。前の住人を恨むよ。

通路を入ったところの家の解体作業。以前ヤクザのような関係の人間が荷物置き場に使っていたのだが、売ってしまったと聞いていた(ここにいた私に食費をねだった人は?)。私道とはいえ、はみ出しての違法建築だから解体は当然だが、住居にするにはあまりに狭い。狭いから重機も入れられず手作業でやっているようだ。解体したあとどうするつもりなんだろう。

この隣の家はやはり空き家(挨拶もなくいなくなってしまったところ)で、不動産屋(別の?)がリフォームしてちょうど売りに出している。折り込み広告では1週間で300万円ほど値下がりしていたが、さて。あ、でも昨日はオープンハウスに人が来ていた。もう300万円値下がりしたら買ってもいいと次女は言っていたが。は?

果太、熱が出て午後から家。元気そうだったが、夜は39度になったらしい。私の風邪は、大丈夫そうだ。


■2006.11.19(日) 映画『虹の女神』

 

池袋へ。テアトルダイヤで『虹の女神』。

本格的な雨になっていた。食事しただけで帰る。風邪がひどくなったら何を言われるかしれないし。古本屋も覗いたけど、店頭のみ5分。

休日しか活躍しないケータイ(最近は宅配便の呼び出しに使っているか)なのに、昨日も今日も机の上に忘れてきてしまう。ま、いいか。でも何時かわからん。時計も持っていないのだな、私は。

家には15時前に。掃除。

読み始めた『沈黙の宗教−儒教』は、なるほどとうなずくことばかり。この年になってやっとお墓(儒教)と仏教の関係を説明してもらったという感じだ。ただそういうことには無関心なので、これ以上の細かい説明をされても頭には残らない。それにこのぶんだと勉強会の日まで読み終わりそうもないや。

どうでもいいことだが、この著者の書き癖は「愚かな解釈である」で、それが出てくるとおかしくなってしまってつい中断、なのだ。いや、だから間に合わないとは言ってませんよ。


■2006.11.18(土) 映画『トンマッコルへようこそ』『手紙』

 

やっぱり風邪だ。くそ。

新宿へ。シネマスクエアとうきゅうで『トンマッコルへようこそ』。続いて新宿ミラノ1で『手紙』。


■2006.11.17(金) 本『グロテスク 下』(桐野夏生) 美醜

 

急に寒くなる。ついでながら風邪(まではいかないのだが)の気分。しかしまだ冬がはじまるかどうかっていう時にこれじゃあねぇ。歯科医で口を大きく開けていたからうつされたのではないかと、って邪推だけど。

桐野夏生『グロテスク 下』(文春文庫)読み終わり。

なんて小説だ。頭がくらくらする。斎藤美奈子の解説によると「「なんて悲惨な……」と受け取ると、『グロテスク』という小説の構造を見誤ります」とある。ふーん、私は読み違えてるのか。いや、悲惨とは思わなかったが、でもだからといって「不思議な解放感」も得られなかったからね。

しかし、それにしても美醜とは何なのだ。誰かがあんなものは肉体を包んでいるただの皮袋にすぎないと言っていたが、でも相当数の人間がその呪縛から逃れられずにいるわけで、って、まあ私もそうなんだが。そりゃ、美醜の判断には個人差はあるし、もっといえば時代や地理的な違いだってあって簡単には定義付けられないのだが、でもそうではなくって、そもそもどうしてそういう区分をつけてしまうかってことなんだけど。


■2006.11.16(木) 平日の図書館

 

年賀状の印刷。何故か最後の1枚だけが印刷されなかったりずれたりする。印刷されないだけならもう1度通せばいいのだが、ずれてしまうのはねー。無駄にしたのは3枚だけだが、手順が狂うと時間ばかりかかってしまう。

昼食のあと図書館へ。忙しい家人に代わって返却に。でも平日の昼間だからねー。悪いことしているみたいで落ち着かない。

本2冊とCD5枚(エノケン、植木等、島倉千代子、Kiroro)を借りてきた。


■2006.11.15(水) 長袖

 

長袖にした。長袖にすると暫くは腕に何かまとわりついているようで、気になってしかたがない。じゃまくさいのだ。まあ、すぐ慣れてしまうのだけどもね。

こういう感覚は首回りもそうで、だから私はタートルネックというヤツが苦手である。こちらの方はいつまでたっても慣れてくれないし。ネクタイをすると息が詰まりそうになるのはもちろんで、多少すぼまっているシャツでさえ敬遠してしまう。襟はガバーッと開いていなくてはいけないのだ。でも、冬は寒いのだな。


■2006.11.14(火) レーザー治療 個人情報開陳 シークゥワーサー

 

また5時すぎに目が覚める。しばらくは寝る努力をしていたが、眠れないので本を読みはじめる。結局起きる時間まで読んでしまう。

寒くなってきているので、今までのようにひょいっと1階の仕事場へ降りていってPCをやるというわけにもいかず……やな季節になったもんだ。

それにしても寝ているべき時間にこう頻繁に起きてしまうんではねー。

F歯科(16:20〜17:15)。2120円。レーザーで歯肉の形を整える。この治療ははじめてだ。サングラスをかけさせられる。時間としては10秒程度(見えないからよくわからないのだが)のものを3回ほどやって終わり。術後の治りがはやいとのことだが、レーザーって無痛じゃないのね。麻酔も同じように打たれたし。

余分な歯肉を取ったからか、仮歯も作り直し。ここからは新米先生で、丁寧というか要領が悪いというか。

ここは待合室にパソコンが置いてあって、普段は歯の磨き方などの映像が流れているのだが、今日は患者の口腔内の写真が見えるようになっていた。データを作っている途中なのかもしれないが、これはまずくないか。患者の名前まで一覧で見えてしまっているのだよ。個人情報の開陳だー。

残り2個になってしまったシークゥワーサーは、何故か表面が堅くなって剥きづらくなっていた。小さくて見てくれは悪いけどつるんと剥けて、すっぱさが味わえるので、まあお気に入り。でもこの2個は剥くのに手を焼いて、机の上はベッタベタ。最後は皮のまま口に入れて絞ったけどねー。

シークゥワーサーの木がどんなものなのかは知らないが、こんな小さな実なら鉢植えで育たないものかしら。けど、もう生ゴミと一緒にいつものように土に埋めてしまったのだけど(たとえ芽が出てきてくれても、植物に詳しくないので、ある程度大きくならないと何だかわからないのだ)。


■2006.11.13(月) 映画感想文

 

たまっていた映画感想文をまとめてアップする。誰も読みはしないのだろうけど、とはいっても一応公開するのだからと気になって読み直すと、書き殴っているから当然のように意味不明な文が、散見どころかずらずらと。手を入れ出すと、キリがない。未完成品ならまだあるのだが、こんな調子だからすぐあきてしまう。新たに書かなければいけないのもたまっているし、この調子だといつギブアップするか、だな。

夕方から表組み。表組みにもだいぶ慣れてきた。どんどん来やがれ。ってそうはないのな、今時こういう仕事は。


■2006.11.12(日) 無理矢理ハイキング

 

廃品回収。今日は我が家もだけど、近所からのも量が多くて時間がかかる。果太もまた手伝ってくれて、だからということもあるけど。

小田急の無料乗車券の期限が迫っているので、無理矢理ハイキング。ま、こういうことでもないと映画を観てお終いのいつもの休日になってしまうのだが。小田急のホームページにあった「渋沢丘陵・震生湖コース」を、即席で作ったグーグルの地図を頼りに歩こうという2日前に決めた安直な計画。2時間40分、約6キロだから足腰の弱った私とリウマチの家人でも大丈夫ではないかと。ただし時間は4時間はかかるだろうという予測(ドンピシャだった)。

家を9:45に出て、新宿発の急行で渋沢へ(10:41〜11:58)。渋沢駅でおにぎりなどを買い、駅の反対側も覗いてから(富士山が頭だけだがよく見えた)南口に出て歩き始める(12:20。携帯も時計も忘れて来てしまったので、このあとは時間が不明)。

渋沢神社の先までは舗装車道で、そこから脇道へ入っていく。心配だったがちゃんと標識もあった(グーグルで作った地図には山道までは書いてないのだ)。

はじめのうちは林の中が多かったが、途中からはなだらかな丘陵地帯の畑で、なにしろ今日は視界が良好だから、こんなところ(失礼)なのに素晴らしい景色が堪能できた。丹沢はもとより、反対側には遠く大島も望め、場所によっては富士山が顔を出してくれるというサービスぶり。

震生湖は一部釣り堀と化していて人も多い(今までが少なすぎだったのかも)が、雰囲気はいい。関東大震災で生まれた湖なので、震生湖なんだ。「自然湖では最も新しい湖といわれ」とある。なるほど。昔この近くに住んでいたという人の話では、水が澄んでいて、赤い鮎が沢山いたのだそうだ(家人の盗み訊き)。なのに「へらぶな釣りのため湖水汚染が著しく進行しています。撒き餌・バラケ等は最小限にとどめるようお願いします」という看板が出るようになってしまってはね。

途中2ヶ所の野菜販売所(1軒は町中に出た所)でみかん、ほうれん草、茄子、里芋、トマトを買う(計700円)。芋堀をしている家族がいて、「芋だ、すごい」と言ってしまったら、掘ったばかりのさつまいもを持たせてくれた。ありがとう! なんだか申し訳ないような。無農薬だって。

秦野のここら辺は湧水地が多いらしくあちこちにその看板があるのだが(白笹稲荷神社にもあった)、表面的な地形だけ見ていると不思議な感じもする。ここまできたら(16:00)もう日が山に落ちて、明るいのだが建物の高い所と平地が広がっている所以外は全部影に入ってしまう。

秦野駅前の野菜も安かったが、まあそれはやめておいた。もう大収穫なので。ここで売っているみかんにはわざわざ和歌山と表示してあるけれど、地元のよりうまいって言いたいとか? 確かに買ったみかんはちょっと変わった味がしたけど、すっぱいので私は大歓迎。

駅ビルのマクドナルドで休憩のつもりが食事(なんて安上がりなハイキングなんだ)。そのまま帰る。帰路は相模大野までは座れず。それほど疲れてはいなかったが、座れてほっとする。1駅分だけど、熟睡していた。


■2006.11.11(土) 映画『ナチョ・リブレ 覆面の神様』『マッチポイント』

 

ぐっすり眠れた(9:15の起床)のですっきりと言いたいところだが、少々頭痛。予想通りの雨。PCに掃除で、だらだらと時間がすぎる。

「iBo」さんという人からメール。回文のメルマガに掲示板荒らしに閉口していることを書いたら、その対策について書いてきてくれたのだ。ありがたいことである。

ちょうど雨があがって16:30に自転車で新橋に向かう。銀座テアトルシネマでチケットを交換してから母の所へ。年賀状の見本を渡し、H社の印刷用の封筒を受け取る。これで用はお終いなのだが、毎回はいさよならというわけにもいかないので、しばらく話してから食事にも付き合う。

銀座テアトルシネマで『ナチョ・リブレ 覆面の神様』。つづいてレイトショーの『マッチポイント』。

11:45?には家に帰るが、なんだか興奮していて眠れず、ずーっと本を読んでいた。

ジャック・パランス死去(87歳)。


■2006.11.10(金) 回文のメルマガ(64号)発行 グーグルマップ

 

3:30に目が覚めて7時頃眠れたか? だから朝異常に眠い。何でこーなんだ。

回文のメルマガ(64号)を発行。

2000通ほどのメールを削除(9アドレスあるうちの1つ、だけど)。迷惑メールは毎日マメに削除していて、それでもやり残したのが少しずつ増えて、気付くと受信箱がパンパンになっていたというわけだ。ちゅーか、そのパンパンが実感できないからこんなにたまってしまうのだけど。

グーグルマップを利用してハイキング用の地図を作る。サイトを印刷するという経験がほとんどなく、紙の有効利用ができぬまま見切り発車。そうしたらA4(縦にした上半分しか使っていないのだ)で15枚にもなってしまい、今度はそれを貼り合わせるのが一仕事となった。


■2006.11.9(木) 本『グロテスク 上』(桐野夏生)

 

桐野夏生『グロテスク 上』(文春文庫)読む。

今日はかなり仕事をした。って、それでも余裕。これは昨日からだが、年賀状のデータ2年分まで整理してしまったくらいだから。


■2006.11.8(水) トロの夢

 

トロの夢を見た。夢は毎日のように見るのだが、色付きの夢というのははじめてだ。夢の中でもトロが死んでしまったことはわかっていたので、確かめるように何度も抱きしめてしまった。でもまあ、トロはいつものポーカーフェイスでいたのだけど。目がさめてトロがいないのがわかってまた泣けてきた。でも、もう大丈夫。トロありがと。

果太休み。具合が悪いわけではないのだが次女が産休で余裕のようだ。すべてがのんびりムードというのは、子供にはとてもいいことのように思える。

日だまりにいると暖かだが、仕事場は寒い。

家出猫の人から本がまだ届かないという電話が入る。何も考えずにいつものように冊子小包で送ってしまったが、宅急便にすべきだったか。古本だから代わりの本があるわけじゃないので、発送してしまったらもう打つ手なしなのだが。でもこれはそのあと1時間ほどで無事届いたという連絡があった。猫が帰って来たわけではないのだが、とりあえずはよかった。

もう40年以上も前のことだが、初代のトロが1ヶ月経ってガリガリに痩せて帰ってきたことがあった。急に思い出したこの話もしたのだけど、慰めになってないもんなぁ。


■2006.11.7(火) 眠てー

 

5時に目が覚めてしまうが、7時すぎにはまた寝てしまうから今度は起きられない。眠てー。早朝下に降りてPCをしていた時に降っていた雨は上がっていた。

銀行、生命保険、宅急便に客と人の出入りの多い日。

F歯科(17:45〜18:20)。1590円。根の治療。


■2006.11.6(月) 家出猫よ早く帰れ!

 

年賀状の注文が入り出す。

電話で『家出猫の探し方』という本の注文。至急欲しいという申し出に、申し訳ないがウチは前金制で……とつい説明を始めてしまったが、よく訊けば、愛猫が本当に家出してしまって、それで急いでいるのだった。

そういうことならと、在庫を確認してすぐ発送する。こういうのって関係のないこととはいえ、なんだか落ち着かない。

今日は朝も本の発送があったし、夕方には別の本の件で送金メールが。ブックリブックスは停止状態なのにねぇ。うれしい。家出猫の人には気の毒なのだけど。


■2006.11.5(日) 映画『DEATH NOTE デスノート the Last name』 お風呂は誰と入る?

 

自転車で上野へ。上野東急で『DEATH NOTE デスノート the Last name』。

秋葉原に少しだけ。新しいビル(?ずいぶん来てなかったからね)の古本市場などのぞくが、ほとんどコミックと文庫ばかりだった。

浅草橋に出て、シモジマで名刺整理箱とダイアリーを買って帰る。

夜、果太の希望で私がお風呂に入れることになるが、いざとなったら泣き出してこようとしない。自分で言い出しといてこれだからな。そういえば、6月に一緒に入った時も大泣きになったっけ。さっさとひとりで湯舟に入っていたら、次女になだめられたのか裸になってニコニコ顔でやって来た(なんだ、この変身ぶりは)。なのに、湯舟の外でお湯をかけてやっていたらまた泣きだしてしまう。やれやれ。

自分でも悪いと思ったのか、髪を洗っている時に何度も扉のところまで来てごめんなさいと言っていた。上がって服を着ていたら、今度はパパと入る、ママと入ると、くるくると違うことを言っては叱られていた。


■2006.11.4(土) 映画『華魁』『浮世絵残酷物語』

 

自転車で新橋へ。配達と母に渡すものとで。ちょうど母が外で知らない人と話しているところだったので、所用時間は3分ほど。虎ノ門からは地下鉄で表参道へ。

イメージフォーラムシアター2で『華魁』。

1作品飛ばすと次は3時間後になってしまうのでゆっくり食事でもと思ったが、腹が減っていて手近の大戸屋に。で、値段が安いからすぐ出来るのかと思ったが15分も待たされた。このチェーン店にははじめて入ったのだけど、牛丼屋と比較してはいかんか。残り時間は2軒の古本屋であっという間になくなった。安いものばかり9冊購入。

イメージフォーラムシアター2に戻って『浮世絵残酷物語』。

国連大学のライトアップを見ていたら、帰りたくない気分になるが、そう馬鹿なこともしてられない。また新橋に寄って(15分ほど)から帰る。


■2006.11.3(金) 映画『上海の伯爵夫人』『幸福のスイッチ』

 

家人と新宿へ。武蔵野館2で『上海の伯爵夫人』。食事のあとはひとりでテアトル新宿へ。『幸福のスイッチ』。

伊勢丹の屋上へ行くと(何してるんだか)森山良子のミニコンサートをやっていて、密閉ステージなのだが、音が漏れて聞こえてくる。でもそれはすぐ終わってしまって、よくわからないのだが、動かない雲をしばらく眺めていた。和洋食器売場で「内田鋼一+矢部龍治展」などを見る。気に入ったとしても(2コくらいあったかな)、ゼロが2つほど多いからもちろん買わない。


■2006.11.2(木) 殺し文句

 

S口さんにカレンダーの印刷を届けに行って30分ほど雑談。でっかい柿を3個もらう。

果太が今日も「果太のじいじ」と言ってすり寄ってきた。こう言われてしまうとそうは無視できないではないか。でもこの殺し文句、他にも連発していて「果太のパパ」「果太のママ」「果太のばあば」「果太のなっくん」というのも聞いてしまってるからなぁ。


■2006.11.1(水) 本『オリジナル版 英霊の聲』(三島由紀夫)

 

今日も名刺印刷。失敗もあったが、ウチにしては結構な量だった。

勉強会の合宿時に表題作しか読んでいなかった三島由紀夫の『オリジナル版 英霊の聲』(河出文庫)の残りの3作を読む。わからなかった(わかろうともしなかった)三島の自決の意味が少しだけだが見えた気がする。


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