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ブックリブックスの店主デクノロジジイの日記です。暇を持て余している人以外は近付かないほうがよろしいようで。
また本や映画については、ネタバレに関しての配慮はしていませんので、その点もご注意ください。
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■2004.12.31(金)
 

7:30起床。やるべきことはすべて東京にあるので、ただごろごろと。家人と買い物。そのあと一人で散歩。紅白も一番見たかった上戸彩(『あずみ』しか知らないが)をのぞいて全部見る。なんでだー! 風呂だったのだッ! 花村萬月『ゲルマニウムの夜』読了。2004年はおしまい。何の感慨もなし。


■2004.12.30(木) 墓参り
 

7:30起床。家人と歩いて義父の墓参りに行く(功徳院)。唐戸市場で別れ、市場を見学していたら昼前なのに、猛烈に腹がすいてくる。市場の小さな食堂(他は時間前から行列)で、ふくの唐揚げ定食(750)。私にしては珍しく、ご飯をお代わり(180)。ぶらぶらしながら帰る。

家の周りなど掃除。あとはごろ寝テレビ。夜もふく。ふく刺しに鍋。


■2004.12.29(水) 52冊アップ(計596冊) 下関へ
 

初雪。画像を用意していないのに本をアップしてしまう。やっていることがメチャクチャだが、あとは帰ってきてからということで。

家人が高島屋でお土産をみたいというので、早めに家を出る。東京駅ではゆっくり駅弁を選ぶ。のぞみ95号(14:53〜19:53)で小倉。在来線で下関へ引き返し、バスで家人の実家へ(20:45)。

新幹線は昔のようなヘンな臭いもせず(そういえば長野新幹線も何も感じなかった)、快適で、5時間の乗車は少しも長く感じなかった。バスも含めて乗り継ぎもすべて順調で、こんなにあっけなく着いてしまうとは。

義母はなんだかすごく元気そう。無理してるのでなければいいが。


■2004.12.28(水) 年賀状
 

年賀状はなかなか思ったような質感のものにならない。モニター上ではまあまあのものが出来上がるのだが、プリントしてみるとまるで違うものになっている。これは毎度のことなのだが、今回は金属の微妙な質感が欲しかったのでいつにもまして不満。でも、もう時間切れ。腕が悪いのだからと、妥協してプリント。とにかく得意先だけでも住所を書いてしまわなくては。掃除は年越しだ。

毎年31日までたっぷり使えていたので、明日出かけなくてはならないというのは、やたらあわただしい。

Sさんからパイナップル1箱とタクアンをいただく。


■2004.12.27(月) 仕事最終日
 

仕事は今日でおしまい。引き渡し日のようなものだから仕事というより掃除なんだろうけど、まずは年賀状を作らねば。パソコンの前に座ったら、一応それらしきものが浮かんできた。


■2004.12.26(日) 映画『誰にでも秘密がある』『理由』
 

武蔵野館1で『誰にでも秘密がある』。

まあ、どうでもいい艶笑コメディとでもいうやつ。ただ、視点を三人姉妹それぞれに変えて「事実」を繰り返す部分は、単純ながらものごとの本質を言い当てている。ラスト(の幽霊の設定)は意外性というよりは、手抜きにも感じられたが、目くじら立てるようなものではないか。

食事を挟んで続けて武蔵野館3で『理由』。

推理小説を全編観客に語りかけるという手法で押し切ってしまうアイディアは見事で、アイディアに偏重した破綻もないが、事件の核心は何も見えてこない。これこそが狙いと言われてしまうと、何も言えないのだが。


■2004.12.25(土) 甥の作品展 映画『Mr.インクレディブル』『いま会いにゆきます』
 

家人と池袋へ。甥の卒業合同作品展。母、妹夫婦、甥、次女夫婦、孫。全員集合!

作品を前に適当に片っ端から言いたいことを(ったって身内に言ってもな)。企業広告の場合、ポスターにその製品への愛が感じられないのは致命的と思うのだが。指導講師の意見を聞きたいところ。

一人で上野へ出る。上野東急で『Mr.インクレディブル』(The Incredibles)。

まず作画にヘンなリアリティがないのがいい(『ポーラ・エクスプレス』は予告編しか見ていないが、内容よりもアニメの質で見る気が失せた)。こちらが特に好きな絵というのではないが。

次に、子供向けでありながら、意外にも浮気が話の綾になっているのが面白い。テーマは家族の愛のようでありながら、個性の復権とも読み替えられるし。まあ、そこまで肩入れすることもないんだが。

スーパーヒーローが普通の生活を強いられていることの状況説明はやや苦しい。そうだ、意外な収穫があったのだった。三浦友和の吹き替え、これはいい。

食事をすませて舞い戻り、今度は上野東急2で『いま、会いにゆきます』。

愛の決意の物語。この決意は、ある奇跡があってこそなのだが、『愛さけ』のようなわざとらしさは少ないので、素直に受け入れられる。

ただ、私なら記憶は失わないままで未来に飛ぶ話にしたい。それと子供に大人になってまでも父親を「たっくん」なんて呼ばせているというのもなー、でさ、ってなんだなんだ、どこが素直だっちゅーのだ。


■2004.12.23(木) 映画『ボン・ヴォヤージュ』『銀のエンゼル』
 

朝、Yさんの告別式。そのあと家人と地下鉄で新橋へ。徳寿で食事。母、妹、甥。

家人と新宿へ。武蔵野館2で『ボン・ヴォヤージュ』(Bon Voyage)。

第二次大戦の独軍の侵攻で混乱するフランス政府や貴族など興味深い部分もあるが、全部が焦点ボケ。狂言回し的なイザベル・アジャーニを配した話も、気になる展開で退屈はしないが、どうにも盛り上がらない。

シネマミラノで『銀のエンゼル』。

どこにでもありそうな話を、しかしそつなく見せる。妻(浅田美代子)の我が道をゆく精神には恐れ入ってしまうんであった。


■2004.12.22(水)
 

近所のYさん(まだ49歳)の通夜へ。


■2004.12.19(日) 映画『ゴジラ ファイナル・ウオーズ』
 

空谷家と山下家。結婚式で上京中の義姉夫婦が、娘一家とやってくる。午後は新幹線に乗るので、3時間少々。

楽天地シネマ8-7で『ゴジラ ファイナル・ウオーズ』。

最終作(疑われているようだが)は、今までの全作品、それも東宝特撮映画のダイジェストとでもいうべきもの。モスラ、ラドン、アンギラスなど怪獣たちもそうだが、轟天号や怪しげなX星人、偽情報とはいえ妖星ゴラスまでもが登場する。まさか忘れられたのではとヤキモキさせながら、キングギドラはやはりシメ。ミニラは、私にとっては怪獣映画衰退の象徴なので拒絶反応が起きるが、すべて確信犯なのだろう。よくここまでまとめ上げたものだ。

うーん。しかし、ゴジラも子に諭されて日本を去って行くとはねー。違うよな。もう壊すものがなくなってしまったからだよね。と、これは念を押しとかねば。


■2004.12.18(土) 映画『ターミナル』『スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』
 

109シネマズ木場シアター1で『ターミナル』。

私はこの映画は買わない。結末にも感心しないし。ターミナルの責任者一人を悪者にして喜ぶ気にもなれない。英語がわからないトム・ハンクスにそんなにまくし立てんでも。あー、でもこういうのが平気で映画のシーンとして成り立つってことは、やっぱアメリカ人って嫌われ者? いや、一応悪者の行動ということは、反省なんだろうか。

新橋、届け物。母。妹も顔を出す。

一人でスカラ座2へ。『スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』(Sky Captain and the World of Tomorrow)。

『スチームボーイ』もそうだったが、何故1930年代なのか。それなのに現代より科学がある部分では突出している設定はあまりに荒唐無稽というか……でもこれって、自分の子供の頃の創造世界そのものだったりする。モノクロに近い色調は、作り手も同じ想いだからなのだろう。評価は分かれそう、というか早くも上映劇場が減っているのだが、私は断固支持。掛け合いも古典的パターンだけど、楽しいではないか。


■2004.12.14(木) 庇工事
 

庇の取り替え工事。9時前からはじめて3時半までかかって完了。9月6日にぶつけらたものがやっと直ったわけだ。全部終わった時点でまとめて文句を書くつもりでいたが、時間が経ちすぎて気が抜けてしまった。

かいつまんでいうと、運送会社が保険に入っているのかいないのかがよくわからなかったことと、前のAさん(トラックはここに荷物を運んできた)が絡んで話がややこしくなってしまったのだった。

外観上の大きな損傷がないので運送会社(というよりその運転手)は補修ですませたがるのだが、メーカーは全体に曲がっていて修理は不能だという。こちらとしては納得のいく説明さえしてもらえればどちらでもかまわないと思っていたのだが、何故かその説明はいつも後回しで、しかも要領を得ない。つまりいかに原状に戻すかというよりは、安くあげようということばかりが優先してしまっているわけなのだ。

保険でやると決まってから(これがそもそもヘンな話なのだ)は、スムーズに進んだ(要するにこちらの言い分を保険会社は全部あっさりと認めてくれたのだ)が、それまでがなんとも。もういいか。思い出すと腹が立ってくるし。


■2004.12.12(日) ぶつくさと
 

廃品回収日。我が家のと近所のものを通りまで運び出していたら雨がパラパラと降り出す。今のうちにと、ドア貼りしてもらっている出力データを引き取りに行くが、すぐ本格的に降り出してきた。帰って朝食をとっていたら小雨に。なんだ、一番悪い時に行ったのか、ってぶつくさと。

だいたいこの出力データは、昨日引き取れるように手配してあったものなのだ。だからぶつくさは雨でなく、近所の出力センターに対してなのだ。ここは担当が辞めてしまって以来対応がメチャメチャで、こちらもたいした客ではないからそうは文句も言えず、できることなら他の所にかえてしまいたいのだが、それもいろいろあって難しいという困った状況なんであった。


■2004.12.11(土) 講義
 

月曜のあとは適度に緊張感のある忙しさだったが、金曜日にはまたごっそり仕事が入ってきた。なにも休みの前日にくることはないのに。もっとも平日の昼間はほとんど一人だから、土日に片づけや段取りを済ませておけるのはありがたいと言うべきか。というわけで今日も仕事だよ。

3時過ぎには卒業展の作品提出で問題山積みの甥(+妹+母)がやって来る。えらそーにIllustratorとPhotoshopの操作を講義してやった。不慣れなWindowsマシンとバージョン違いのソフトでやったこともあるけれど、実は私の方が教えてもらいたいことが沢山ある程度の腕なものだから、たった3時間半だったのに疲れてしまった。仕事が続いていることもあるんだけど。


■2004.12.7(火)
 

家人が4ヶ月ほど別の場所でHPの制作をすることになったので、平日は水曜以外は一人ということになる。大丈夫か?

路地の反対側にあるシール印刷屋で機材の運び出し。廃業の話は聞いていたが、本当に機械まで処分してしまうとは


■2004.12.6(月) 表紙撮影
 

朝、さっそくいままでスキャニングできなかったA4サイズ以上の本の表紙を撮影してみる。どんどん進む。セッティングや撮影状況(自然光で撮っているため)にもよるが、スキャナーよりも簡単なくらいだ。もちろん結果がよければなのだが。

仕事はほとんど片づけていたので、余裕で複写などをしていたのだが、一人ということもあってすぐ混乱してしまう。忙しいのも今週で終わりなんだろうけど。


■2004.12.5(日) 映画『純愛中毒』『あゝ!一軒家プロレス』 三脚、マクロレンズ購入
 

季節はずれの台風(すでに温帯低気圧?)。風の音で目が覚める。見回りで外に出ると、ムッとしている。12月なのに、家の中の方が寒いなんて妙な感じだ。雨はもうほとんどやんでいた。

そのまま本でも読んで起きているつもりが、いつのまにか寝てしまう。

あわて気味で新宿へ。武蔵野館2のモーニングショー『純愛中毒』。

座ったとたん本編が始まるギリギリさだったので気づかなかったが、上映後確認した限りでは男性客は私のみ。みんなイ・ビョンホン様狙い?

映画はつまらなくはないが、脚本が荒いから矛盾だらけだし、踏み込みに欠ける。ウンス(イ・ミヨン)は結局テジン(イ・ビョンホン)の愛を受け入れるわけでしょう。事故自体は故意ではないのだし、とにかく自分を本当に愛してくれているわけだから。でもなんだかなー。

釈然としないのは、テジンが兄の力を借りてウンスを獲得しようするからで、障害がなくなったのだから、自分のままでウンスに立ち向かわないと。って、これじゃあ映画にならないか。

大慌てで食事をすませて、今度はシネマミラノに駆け込む。

3億円の制作費と2億円の宣伝費をかけたのに、シネマミラノでたった2週間の上映!というのがウリ?の『あゝ!一軒家プロレス』だが、プロレス嫌いの私(興味がない)でも見ていられたんだから、まあ面白かったのではないかと。でもあの人魚はねー。だって途中では顔にだって鱗が出来ていたのにさー。と言い出したらキリがないんだけど。

ビックカメラからヨドバシカメラと見て回り、結局、三脚(ベルボンネオカルマーニョ630)、マクロレンズ(PENTAX DFA Macro50mmF2.8)など購入。

三脚は迷いに迷った。やっと買うものを決めて行くと、ヨドバシで森泰生氏がマンフロットの新製品(出たのはもう半年も前らしい)の紹介をしているではないか。説明を聞いているとこれがすごく魅力的な三脚で、またどうしていいかわからなくなってしまった。たまたま他に人がいなかったので、氏にはそのあとも個人教授でいろいろ教えてもらい、結局最初に決めたものにした。複写のやりかたなども解説してもらい、大満足で帰る。


■2004.12.4(土)
 

珍しくてきぱきと掃除。妹(甥)からの問い合わせで長電話。その後は、一日中仕事。それも夜まで。


■2004.12.3(金)
 

庇の工事の日だが、リフォーム会社の営業のTがやって来て、メーカーの合併などで制作が遅れていて、取り付けは10日以降になるという。当日になってよくこんなことを言い出せるものだ。ちゃんと言い訳として通用するものを用意してこいってんだ!

妹が夕方来る。りんごをもらう。


■2004.12.2(木)
 

下関から蒲鉾が届く。

昨日大量に入った仕事だけど、続かないのがウチらしいところ。ではあるのだけれど、だからってブックリブックスまでは手が回らず。


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