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ブックリブックスの店主デクノロジジイの日記です。暇を持て余している人以外は近付かないほうがよろしいようで。
また本や映画については、ネタバレに関しての配慮はしていませんので、その点もご注意ください。一応、最近のものについては映画の内容に触れている部分は青くしていましたが、2006年7月からは「むふふ映画館」(http://bookribooks.com/mufufu/)として独立させました。
日付

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■2008.8.31(日) 母が来る

 

朝、母から電話。この時点でもう一悶着。11時頃、妹が母を連れてくる。来てしばらくは我が儘ばかり言っていた母だが、夕食の時は少し風向きが違っていた。私が折れないので、さすがに少しは考え直したか? 

昼間、妹と二人がかりで説得した時も、頑として自分の意見を変えないのには、あきれかえるとしか。子供に説得されるということが、母にとっては承服できないことなのかも。この頑なさは異常。なのに、家人には愛想がいい。どうして私や妹にはそうできないのか。甘えてるだけにしても、度が過ぎないか。

次女が、母が来る直前に1人でカメラを返しに来て(キヤノンの講習会に行ってきた話をちらっと聞く)、で、なんかよくわからないのだけど、また一家4人で昼に来た(マクドナルドの昼食持参で。はぁ?)。

母は休み休みながら片付けている(あの人の場合、片付けになっていないことが多いが)。妹に、本来は庸ちゃんに言うべきイラストレーターの話。そのあとは下に降りて仕事。母と顔を合わせていると喧嘩になりそうで。ちょうど時間のかかる名刺の仕事があってよかった。印刷の合間に小林さんへの手紙を書く。妹は15時に重大な忘れ物(=母)をして帰って行った。母の泊まりは、5日に用事があるという言い訳付きの、つまり様子見ってことにしておきたいみたい。

夜、また雨。なんで最近、夜、雨なんだろ。もちろん昼も天気がいいというのではないが。


■2008.8.30(土) 映画『デトロイト・メタル・シティ』『落語娘』『闇の子供たち』 本『さくら』(西加奈子)

 

雨の予想だが、なんとか上がっている。新宿へ。

新宿ジョイシネマ1で『デトロイト・メタル・シティ』。食事とぺぺにある100円ショップのあと、新宿ミラノ2で『落語娘』。一旦外に出るが同じ劇場で『闇の子供たち』。

食事の前と、帰りの地下鉄の駅を出てから雨。こんなふうに1日中降ったりやんだりだったのか。100円ショップでこの前見つけた文庫ケースを、試しに買おうとしたが売り切れだって。ふん。

西加奈子『さくら』(小学館)読み終わり。半分までは読むのがつらかったが、そのあとはなんとか。出来すぎた兄が事故にあって幸せ家族が崩壊していくのだけど、転落ぶりが文体以上に凄まじくって、そこまで来てやっと本気になれた。でもなー。とりあえず読めてよかったけれど、図書館の本でなかったら投げ出していたかも。

★とんでもニュース

陸自隊員が火薬口にし中毒 茨城・古河駐屯地
(msn.産経ニュース2008.8.29 23:15)

29日午後5時10分ごろ、茨城県城里町の陸上自衛隊の訓練場で、陸自古河駐屯地(同県古河市)の2等陸士十数人が訓練中に火薬を口に入れ、うち数人が中毒になり、病院に運ばれた。教官の3等陸尉が訓練中に「爆薬をなめてみたい者がいるか」と聞いたことが原因だったことが防衛省の調べで分かった。
同省によると、2等陸士24人が火薬を口に入れ、うち5人が中毒でけいれんを起こした。14人が救急車で病院に運ばれたが、いずれも命に別条はないという。なめた24人は検査のため入院した。
水戸市消防本部や駐屯地によると、訓練していたのは女性2人を含む31人で、いずれも10代から20代で4月に入隊したばかりの教育訓練生。訓練場で火薬を使った爆破の訓練中で、口に入れた量は不明。


■2008.8.29(金) ヤフオクの履歴作成

 

夜中だか朝方だが知らないが、ずいぶん雨が激しく降っていた。最近ゲリラ豪雨なる言葉が頻出しているけれど、やはり異常気象なんだろう。

帳簿。毎度のことながらてこずる。続いてヤフオクの履歴のようなものをエクセルで作る。つい最近のことなのに、もう忘れていることが。

夜になってまた雷がごろごろ。


■2008.8.28(木) 蒸す

 

ヤフオクの落札者のK賀さんに、違う口座番号を知らせていた。何てことをしてしまったんだろ。K賀さんは優しい人でお咎めもなかったけれど、しっかりしなくっちゃ! 昨日に続いてのミスだものなー。

昨日今日と少し蒸す。それが夕立で一段とムッとしてきた。今までが涼しすぎたのだよね。夕立は夜になっても断続的に続き、夕立だかなんだかわからなくなった。それにしても暑いや。

写真の整理は、デスクトップ上のものは片付いた。でもまたフォルダにあったものをもってきたから、似たような状況なってしまっている。見えるところに置いておかないと、また埋もれてしまうんで。


■2008.8.27(水) クレジットカード紛失?

 

朝刊に、メドベージェフ大統領が南オセチアとアブハジアの独立を承認したとある。「欧州と対立深刻化」の見出しも添えられているが、するってぇとなんだい、チェチェンなんかの独立も認めるってぇことかい。むろんそれはそのままで、他にもあるロシア人の多数いる他国での独立を、これからも認めていくのだろうか。

商店から品物が消えて青息吐息だったのに、このところの経済成長で力をつけてくると、すぐこれだからな。ガスプロムの会長が大統領になった時点で、既定の路線だったとか。認めないっていうのもどうかと思うけど、利権がらみで簡単に戦争になってしまうのは、昔からちっとも変わっていないってことだよね。

家人が新しい料理サイトを見せてくれる。料理サイトなど、ほとんど見たこともないし興味外のことなので意見などないのだが(料理から離れたことについては少しは言ったけど)、ここの新しいドメインも取るというので、いろいろやっているうちに、セゾンカードがないことに気付く。北京に行く時に置いていったカードは戻したはずなのに……。でもそこに入っていたかどうかの記憶すらない。わお。

心配になってカード会社に電話。電話ガイダンスの最初が「紛失や盗難は……」というのは、私のようなのが多いんだろう。一時停止は出来ず、即無効カードにするしかないという(再発行の手数料はかからないんだと)、悪用された形跡はなく、出てきそうな気もしたのだが、停止が選べないのでは仕方がない。

でもって、わずか1時間後に家人がカードを2階で発見。2階なんて探しもしなかったけど、もしかしたら北京行きの前にVISAの番号がいるとかで、出したとか……いや、わからん。なーんも思い出せない。

しかしそれにしてもカード会社が、一時停止という措置がとれないのは疑問だ。紛失かもしれないと思った段階で、一刻も早く停止にしたくなるもの。カード会社にとっても経費削減になると思うんだが(節減よりは煩雑さを避けるようにしているのか)。

ブドウの残り3房を収穫(これで最後だ)。色が付かないのは、いつまで待ってもそのままみたいだし、実際口に含んでも、皮がするりとはむけてくれない。実も熟しているとはいいがたいものだ。もっとも紫色にならず、緑色のままであっても、熟しているものもあり、外見からの判断は付けがたい。

Macに接続している三菱の22インチCRTの左隅が紫がかっているのを発見。横2×高4センチくらいだから、ほとんど気にならないが、そろそろ寿命なんだろうか。最初の三菱の20インチに比べたらそんなに使ってはないような。んにゃ、そうでもないのかな。CRTはもうなくなってくれた方がすっきりするんだけど、気分的に故障は腹が立つ。


■2008.8.26(火) 映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』『ダークナイト』

 

庸ちゃんからメール。別に宅ふぁいる便でも提出したらしいデータが送られてくる。フォルダの中にテキストやイラストレータデータなどが分かれて入っていたので安心してしまい、その時はよく見なかったのだが、あとでフォルダを開いてみて仰天。ちょっと理解出来ない作り方だ。これで先方がOKなら(作り方はとてつもなく妙だけど、印刷出来なくはないような)、それでもいいのだけど。って本当にいいのかなぁ。

で、スカイプするけど出ない。仕方ないのでメール。

これは結局向こうからスカイプしてきて、でもまだ私のメールは読んでなくって、それはともかく、私の伝えたかったことはほとんど理解してもらえなかったようだ。まあ、いいか、もう。

メモリは送料込みの500円でも買い手がつかなかった。512×2じゃ魅力ないと言われてしまえばそんな気もするが、ちょっとショックだなー。無駄にしてしまうのは忍びないもの。

17時15分に抜け出して、楽天地シネマズ錦糸町-3で『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』、4で『ダークナイト』。行きはまた雨。それもけっこうな量。ついてない。こんな時間に抜け出して、ついてないもないのだが。

★訃報 深浦加奈子(ふかうら・かなこ=俳優)、25日死去、48歳。


■2008.8.25(月) 虫の息 本『ミーナの行進』(小川洋子)

 

今日も雨。芋虫が別々の水槽にだが、2匹落ちていた。ブドウにいたらしい(カナブン騒動の時はいなかったと思うのだが)。1匹は手遅れだったが、もう1匹はまだ生きている。虫の息(もともとか)だったが、あとで見たら姿が消えていたから、回復したのかも。

名刺の校正がファクスで帰ってくるが、先方の希望通りにするには作字をしなければならないので、その旨連絡すると、1時間位して電話があり、その人は辞めたのでキャンセルしてください、って。えー。校正をもう1度見たいに○しておいて、それはないと思うのだけど。

Hさんから小笠原のお土産をいただく。船で25時間もかかったというのに、あまり見るところがなかった、と。言われてみれば小笠原は若者向きかもね。

あれっきりで連絡のない庸ちゃんに痺れを切らして、メール(私のしていることは余計なことなのかも)。

小川洋子『ミーナの行進』(中央公論新社)を読み終わる。最初は違和感のあった寺田順三の装画(装幀も)だが、途中からは本と一体化していた。


■2008.8.24(日) 映画『12人の怒れる男』『帰らざる日々』

 

雨だったら外出はやめようと思っていたが、どんより空。シャンテシネ1で『12人の怒れる男』。食事と本屋のあと(出たところで雨が降ってくる)、シャンテシネ3で『帰らざる日々』。

『帰らざる日々』は14:10の回なのに、たった20人だ。シャンテシネがこんなに空いてることって、ちょっと記憶にないのだけど。

大降りにはならず。自転車だから、濡れてしまったが。家でPC。

★どうでもニュース

代金払わず半日飲食(朝日新聞、34面)
牛丼店「吉野家」に12時間以上居座り、代金を払う意思がないのに牛丼などを食べ続けたとして、岐阜羽島署は23日、住所不定、無職堀口保容疑者(59)を詐欺(無銭飲食)の疑いで現行犯逮捕した。
調べでは、堀口容疑者は同日午前2時ごろ、岐阜県岐南町の「吉野家名岐岐南町店」を徒歩で訪れ、牛丼の並盛りを手始めに豚丼の大盛り、牛鮭(ぎゅうしゃけ)定食、牛焼肉定食、けんちん汁など15品を次々と食べ、代金計2810円を支払わなかった疑い。

↓下のは、ネットにあった「続き」。ただし、ネットの記事は上記のものから「牛焼肉定食、けんちん汁」が抜けている。どうでもいいけど。まあ、15品目を列記したら吉野家の宣伝になってしまうしね。

午後2時過ぎに店員が代金の支払いを求めたところ、「お金がない」と答えたため110番通報した。
堀口容疑者は1円も所持金がなかったが、白いポロシャツに紫系のチノパンを着て、身なりがしっかりしているように見えたため、店員は信用して注文に応じ続けたという。

前にもあったよね。でもあれはファミレスで、2810円どころじゃなかったが。吉野家って、食い逃げOKってことはないだろうけど、店員が黙認してたのを見たことがあるし、実際逃げられそうだけど、この人は捕まりたかったんだろうな。


■2008.8.23(土) 映画『ベガスの恋に勝つルール』『俺たちダンクシューター』

 

カメラなしでの外出というのは久しぶり。重いものがないのは楽だけど、持ってないと撮りたいものが……。

新宿武蔵野館3で『ベガスの恋に勝つルール』。食事後、新宿ミラノ3で『俺たちダンクシューター』。紀伊國屋書店で本を2冊。

ヨドバシカメラ(マルチメディア新宿東口)の電池売場で、Macに入っていた電池の実物を見せるが、置いていない、と。そんなはずはないのでしつこく聞くが、中古カメラ屋やハンズにないかなぁ、などと言い出す始末。納得できないので、パソコン売場まであがって店員に見せると、あったかなー、って。そんなものなのか、おい。

結局、店の奥に在庫はあって1130円(帰って、家にある本を見ると600円くらいとある。6年前の本だけど、そんなに値上がりしたのか)。まあ一安心。でも1個しか買わなかった。来年を目途に、私のMacもお役ご免にしたいところなので(その前にPCがいかれそう!)。1階の店員に文句を言おうと思ったが、すでに顔が思い出せなくなっていた(がびょーん)。

帰りは雨に。家への路地をまわると、ちょうど遊びに来ていた次女(+孫2)たちが帰るところだった。

落札者が「Yahoo!かんたん決済」を指定してきた。はじめてだから、利用方法を何度も確かめたり、それにあった返信もしなくちゃならないわで、今日はちっとも簡単じゃなかった。簡単になるのは次からだけど、何度も利用するくらいヤフオクを続けられるかなぁ。


■2008.8.22(金) スカイプ百人力

 

庸ちゃん(+妹)とまたスカイプ。スカイプが使えてよかったよ。ファクスももらったけど、テレビ電話にはかなわないからね。こうなってくると、ますますマルチモニターにしなかったことが残念でならない。というか、ノートPCを主体に使うようになった家人がマルチモニターにしたころで、その便利さを実感するようになったのだけど。あー、うらやましい。

大活躍のスカイプだが、私のPCが途中から不調(多分)になって、向こうの画像が止まり、エラーメッセージが出てきてしまう。なのに、そのままの状態で、だから向こうの画像は固まったままなのだが、こちらの画像は送れるし、話も続けられているというのがね?

とはいえ、スカイプがあっても話はなかなか通じなくて、かつ庸ちゃんのやってることもトンチンカンで、結局2つの画像については私が処理することにした。手順を伝えるより、やってしまった方が手っ取り早いんだもの。

「ハードウェアの安全な取り外し」はまた出てこなくなった。謎だ。


■2008.8.21(木) 映画『ハプニング』『花より男子ファイナル』

 

朝、いきなりMacが立ち上がらない。というかヘンなもの(サッドMac−こんな言葉忘れていたが−みたいな?)が表示されて、そのまま動かない(+CDのトレーが開く)。しばらく右往左往していたが、内蔵電池切れかもしれない、と。よりによって家人の出かける日に錦糸町に行かなければならないとは……そうだ、2階にも同じMac(開くと基盤が逆方向に付いているから、同じG4でも違うのね)があったっけ。

で、とりあえずは解決したのだけど、とはいえ2階のヤツの方が古いし、電源を入れなくなってからも長いのだけど?

家人のノートPCの増設で余っていたメモリをオークションに出品。

庸ちゃん(+妹)にスカイプ。なんだ、ちゃんと繋がるじゃん! あれこれ言っても手がかかるばかりなので、版下をこちらで作ってしまおうと思った(ファイルサイズの比較だってできるだろうから)のだが、画像の縦横比は違うし、もらったデザイン案ではどうやって版下を作っていいのかさっぱりわからない。

で、スカイプをしたのだが、すでにウチに送ってきたデザイン案ではないらしい(なーんだ)。それとは別に、どんなものを作るのかという全体像が見えてくるまで延々とかかって(まだよくわかってないのだが)、今、私が版下を作っても意味がなさそうなので、それは中止にした。スカイプもいいのだけど、よく聞こえないというので大声で話していたら、話しているこちらの方のテンションまで上がってしまい、なんだか頭が痛くなってきた。

映画を観に自転車で出かけようとすると、雨。何も見計らったように降らなくても。雨ばかりか風もひどくてまるで台風並。腿から下はずぶ濡れになったが、短パンでよかった。

109シネマズ木場シアター6で『ハプニング』。食事をして、シアター8で『花より男子ファイナル』。私を含めて6人と4人。平日のこの時間帯に来る度に心配になってしまう。東急レクリエーションは6月の中間期で赤字転落だっていうし。

『ハプニング』で1番前に陣取っていた4人組は、傍若無人ぶりが気になったが、客が私の他に1人ではさすがに怖くて注意できなかった。

帰路、雨はあがっていた。大荒れの天気で気温も一気に下がってしまったらしく、ぺらぺら服だと涼しすぎる感じだ。

★訃報 華国鋒(Hua Guofeng=元中国共産党主席)、20日死去、87歳。すでに過去の人なのか、扱かわれかたが小さいような。ま、オリンピックでニュースはみんな吹っ飛んじゃってますが。


■2008.8.20(水) 「ハードウェアの安全な取り外し」復活?

 

一眼デジカメを買うという次女に練習にと、カメラを貸す(なのに説明書を忘れてってんの)。使わなくなったケータイも。これは果太用のカメラにするのだと。なるほどね。

今日は久々、タスクバーに「ハードウェアの安全な取り外し」が現れる。なんで? いい方に変わっても壊れる前兆かと思ってしまう。「ハードウェアの安全な取り外し」は起動し直しても現れるようになった。ふーん?

残りの観戦ツアーグッズもオークションに出品。

ボルト200メートルも制覇。100に比べたら真面目に走っていたが、2馬身?差だからね、すごい。16日に続いて、寝ぼけまなこがすっとんじゃったよ。終わってちょっとして、テレビは消して4階に上がったけどね。


■2008.8.19(火) バックアップ

 

メニューの仕事をしこしこと。Macからのデータ移動は、やはり大変。1から作ることを考えたらそれは問題にならないくらい楽なんだが。ただレイヤーを分けるのではなく、名前くらいは付けておかないと、たまにしかやらない仕事は面倒なことになることを実感。必ずまたくるわけではないのだから、手を抜いた方がいい場合だってあるのだが、ま、それは言い訳。

終了できなかったり、タブレットのポインタ(マウスもだ)が認識できなくなる現象が続いたので、バックアップを取る。ここまで大掛かりにやったのは1年ぶりだ。


■2008.8.18(月) 破門ぢゃ!

 

昨晩は雨になったこともあって涼しく、ぐっすりだった。日中も曇(時々晴)。空調の世話にならずにすむ。

芳叔父に封書。

庸(+妹)からPDFが軽くできないという電話。14日のメールには返事をしていたからもう解決したと思ったのに、そのあと結局何もしていなかったらしい。

なぜPDFにするのかという意味や、もっと根本的な部分での思い違いがあって(というか、いままでの私の話を全部無視してたのかしらね)、あきれ果てた。画像の解像度、画像のリンク方法、塗り足し、レイヤーなどなど……。1つもちゃんとやってないんだもの。

怒ったよ、私は。こりゃ、もう破門だな。元画像だって送るように言ったのに。(と書いたら送ってきた!)

VISAのお土産だった北京オリンピック観戦ツアーグッズ一式をオークションに出品。


■2008.8.17(日) 映画『あの日の指輪を待つきみに』『ひゃくはち』

 

池袋へ行くつもりだったが、スケジュールを見間違えていて、結局また新宿へ。テアトルタイムズスクエアで『あの日の指輪を待つきみに』。食事をすませてテアトル新宿で『ひゃくはち』。劇場から出ると雨になっていて、そのまま帰宅。

地下鉄の駅を出ると雨。


■2008.8.16(土) 映画『ぐるりのこと。』『スカイ・クロラ』

 

新宿へ。新宿武蔵野館2で『ぐるりのこと。』。食事のあとは新宿ミラノ2で『スカイ・クロラ』。

『スカイ・クロラ』は実に面白い映画だったのに、不覚にも寝てしまう(5分ほど)。初めの方だったので、ねばってもう1度そこまで観たのだけれど、またその近辺で眠くなってしまう。なにも同じようなところで眠くならんでも(違う場面で、瞬間寝?してた)。疲れが抜けてないし、夏だし、なによりたるんでるんだろうね。

紀伊國屋書店で本を買って帰る。

昼も一時雨が降ったようだが(そういえば帰りがけにもパラパラしてきた)、21時すぎにも激しい雨。

なんとなく、毎晩テレビでオリンピックをだらけ見していたが、陸上の男子100メートル決勝には度肝を抜かれた。なんなんだ、このジャマイカのウサイン・ボルトってヤツは! 途中から手をぶらぶらさせて、胸まで叩いて、それでぶっちぎりの1位かよ。9秒69の世界新(最初は9秒68の表示だった)だけど、まだまだ更新しそうなのがすげー。


■2008.8.15(金) 本『猫さまとぼく』(岩合光昭)

 

7:30に目が覚めるも起きられず、布団を出たのは9時。

東京の方が暑い感じがする。何にもする気がしないのはそれだけじゃないのだけど。

妹(+庸+母)に電話。仕事のメール。他はダラダラとインターネット。眠気もやってきた。寝ちゃいられない、とPCに向かうが、ま、無駄な日ってやつかな。

夕方次女たち(+果太+葉子)が姿を見せ遊んでいくが、話らしい話もせず。

岩合光昭『猫さまとぼく』(岩波フォト絵本)を読む。猫が、なんでかネコになって、最近新潮文庫になったやつ。『海ちゃん ある猫の物語』(これも新潮文庫)とダブル写真もあるんだけどね。


■2008.8.14(木) 万里の長城 帰国

 

5:30起床。6時には昨日と同じ食事をすませ、出発の用意。ホテルはスパもあるし、ラウンジや夜の演奏(あの大音量のやつか)も楽しめますとのことだったが、そんな時間どこにあるっていうのさ。

万里の長城(八達嶺)へ。人でごったがえしていたが、それだけの価値はあった。1時間半の観光だから、そう遠くへは行けないが、約100mごとにあるという各台(とんだい)を3つほど登ってきた。

最後のは階段になったかなり急なもの(たぶん北七楼といわれているところ)。もっとも下(門)からはゆるやかに見えた左手の道は、さらに急らしく男坂と言われているそうな(これはあとで聞いた話。だからか空いていたのだけど、右手の方が変化に富んでいるように見えたのでこちらを選んでしまったのだ)。

まだまだこの先もあって(切れ目がないのだとしたら渤海まで行ってしまうのだろうか)、すぐ下(向こう側の)には「下山滑車……」と書いた建物が見える。ちょうど乗り物が下っていくところだった(ジェットコースターのような乗り物か?)。そこまでは行ってみたかったが、もう時間切れかなぁ。走って行ってくる体力はないし……。

付いている手すりが役に立たず不思議だったが、下りる段になってそれがちょうどいいことに気付く。日本では考えられないことだが、案内図も設置されていなければパンフレットなどもなく、だからどのくらい時間がかかるのかもわからず、時計が気になってしかたがなかった。

余裕で休憩所まで戻ったが、相変わらず出発時間が曖昧というか……。ちゃんと点呼を取ればいいのにと思ってしまうが、今回のウチのグループには問題児もいなかったので、これでOKなんだろう。牛さんは故宮では、はぐれた人がいて大いに困った話を散々していたけれど、それでこれだからな。こちらがやきもきしても仕方がないんだが。

今日の昼食はバスの車内。サブウエイのサンドイッチ1個のみ、ってえらく極端だよね。私はこの方がいいが。しかしそんなことより、やたら眠くて気分的にもつらくなってくる。短い旅でよかったのかも。

途中、政府がやっている?馬鹿でかい土産屋(工場も兼ねている。ここはガラガラだった)で時間調整(10:00〜10:40)。いい加減なツアーだ。今日の昼食と昨日の夕食を交替させるだけでずいぶんよくなるような気がするのだが。もっとも旅行社には空港に4時間前には入っているような通達があったとか(それはつい最近緩和されたらしく、だから土産屋なのかもしれない。このあたり牛さんの話がいまいちわからない)。

北京空港に着いて搭乗手続きをすませ、時間をつぶしていたら(まだたっぷりあるのだ)猛烈な雷雨になった。長城で晴れていて本当によかった。このため、全ての便が足止めとなった。なら乗せることはないと思うのだが、そういうものじゃないのか(帰路も全日空)。1時間5分遅れの15:50に動き出して安堵。待機していた飛行機が数珠つなぎになって、順番待ちといった感じで次々と飛び立っていく。やっと番がきて16:21に離陸。

雲は中国では厚かったが、朝鮮半島では薄れ、日本は晴れだった。定刻どうりであれば、日本の上空で昼から夜にかけての微妙な空間が楽しめた気もするが、夜景も見飽きることがない。トイレが近いからかわって欲しいと女性に言われて帰路も窓際の席(往路とは反対なので方向は同じ)にしてもらえたのだけど、ついてる。

20:10に着陸となったが、そのあと10分は滑走路から定位置まで、のろのろ?と動いてたからね(当たり前なんだろうけど、初めてだからえらくまだるっこしく感じるのだな)。21:05の快速で家に向かう(行きと同じく八幡乗り換えで都営新宿線に)。あーくたくただー。

その他のまとめ?:中国はでかい。北京は緑が多い。道路も広い。見させてくれたのはいいとこばかり。そのくせ、鳥の巣も遠くから見ただけだし、天安門に至ってはかすりもしない、なんだかよくわからないツアーだった。タダ、しかも私は単なる同行者。はいはい(いや、厳密には燃油代とか空港施設使用料とかは必要だったようだけど)。競技場だけでなく、故宮や万里の長城でも荷物検査があって窮屈この上ない。もっていった300元は、ホッケー観戦時にコーラを買っただけ(5元)。残りはお土産と菓子を無理矢理買って使い切る。欲しいものが皆無というわけじゃないのだけど、帰ったらなんかみんなゴミになりそうでさ。ケチ臭いっちゃあ、まあそうなんだけど、ホテルとバスで毎日ミネラルウオーターが支給されて、それだって飲みきれず、食事も常に量が多いくらいで(でも満腹にはならないようにしてた)、余分には何も食べたくないし。飛行機は面倒だし、考え出すとぞっとするしかないのだけど、いい経験になったかな。


■2008.8.13(水) 故宮、ホッケー観戦

 

6:30起床。8:10ホテルの大広間でバイキング形式の食事。種類も豊富で昨日のレストランよりは日本の味にちかい(客もほとんどが日本人。今回のツアー客は全員ここなんだろうか)。桃は皮付きで切ってあり、パリパリとまるでリンゴでも食べているような。日本の桃のイメージとは大違いだ。

10:40に出発し故宮へ。すごいスケール。直進する単純なコースを取ったのに、最後は駆け足だものねぇ。牛さんが自分の説明に酔って?いなければ、故宮博物館の方ももう少しはゆっくりできたかも。

牛さんはユーモアもあって親しみやすい人(30代前半か)なのだけど、日本人的尺度でみるとアバウト。家人に言わせると「中国人はその場になって考える」のだとか。それはともかく、流暢な日本語も、わかるようでわからない時がたまにあって、え、何の話だったの、というときが何度かあった。「日本語が本当にお上手で」と言ってるツアー客もいたけれど、それは牛さんにとっていいことなのかどうか。牛さんの中で、別な日本語に進化していってしまいそうなんだもの。

13:10に食事(隆博广場というレストラン)。中国に来たのだから中華なのは別にかまわないのだが、バラエティに富んでいるようで、でも似た感じなんだよね。昨日の店よりは馴染める味。

ついで、秀水市場というビルに閉じ込められてのショッピングだが、何も買うものがない。欧米人はいろいろ手を出してたけどね。よくそんなに買いたいものがあるものだと感心してしまう。アメ横をビルにしたような場所だが、売り手の熱気がものすごいし、人もびっしり(上の方はさすがにすいていたが)。こんなところに時間を割り振るくらいなら故宮でもっとゆっくりさせるか、市内を見させろ、ってんだ(あ!タダなんでした。そうでした)。

このあとはもう食事。さっき食べたばかりなのに。よくこんなめちゃくちゃなスケジュールを考えたものだ。レストランの名は失念したが、また中華。3軒ともチャーハンがべたっとしてたのは、これはそもそもこういうのが普通なんだろか。建物も食事の内容も、だんだんよくなっているのがおかしい(舌が慣れてきたとか)。

昨日のテニスとほぼ同じ会場で、ホッケー観戦。ルールを推理しながらのとんでも観戦だったが、席がよく、迫力満点。ベルギー対ドイツ(1-1の引き分けだが、観戦した後半は得点なし)とオランダ対イギリス(こちらも前半のみで得点なし)の試合を観たが、それぞれ後半と前半だからねー。疲れもあってふとした瞬間に集中力が……。

ホテルの部屋(内側だから外が見られない)に戻ると大音量が。吹き抜け(ここに面しているのだ)で演奏しているのだが、こんな時間(10:30)までやるかしらね。

演奏は終わったがテレビがうるさいし、とよく見たら(音が苦手なのに、昨日は爆睡だったからね。エアコンは早々に止めていた)、これはパソコンテレビのようだ。部屋にある説明書だとPCが楽しめますとあるのだが、キーボードがいくら探してもないし、よくわからないので電源を切ったら静かになった。この状態でもテレビは見られるのだから、全室同じになっているのだとしたら、もったいない。

寝不足でふらふら。


■2008.8.12(火) VISA北京オリンピック観戦ツアー テニス観戦

 

4:30起床。家人と菊川(5:42)から成田へ。8時の受付だが、半でもいいくらいのいい加減さ。私が何もかも初めてなので早めにしてもらったのだが、そんな必要はなかったか。搭乗までの半分以上が無駄な時間と言えなくもない。文句(タダだし私など同行者にすぎないのにね)の他にもいろいろあって、でもそれだときりがないのではしょるが、飛行機は何事もなく予定より早く北京へ(10:35発、現地時間14:05着)。

とはいえ、離陸、着陸時はかなりのドキドキもので、できればあまり乗りたくないかなぁ、飛行機。景色は楽しく素晴らしく、一々興奮していたら、窓際の家人が代わってくれた。飛行機慣れしてるんでしたね、へぇい。宍道湖と中海がはっきり見えたし(他は雲間のことも多かったが、私の日本地図の知識では特定できなかった)、黄海の島々などスケッチまでしてしまったくらいで、だから眠りそこねた(まるで子供だね)。

空港からは現地(香港の旅行社と言っていた)の牛永洸(光の下がハ)さんが案内役で、サポートとして女性の曹雪さんが3日間面倒をみてくれることに(バスごとに組みになっていて、私たち4号車の客は28人らしい)。空港内をモノレールで移動し、専用バスで九華山荘という(敷地がやたら広そうな。動いてはいなかったが、ミニジェットコースターのようなものまである)ホテルへ。

ホテル(5785という7階の部屋)に1時間半ほどいて(荷物の整理とかがあるとはいえ、中途半端な時間だ)、バスで北京印象西湖酒店というレストランで食事をし、オリンピック会場へ。

テニスはセンターコートだけど、一番上の席。あれあれと思ったが、意外と見やすかった。ただし風が行き止まりになっていて暑いったら。

試合は2回戦ながらR・ナダル対L・ヒューイット(6-1、6-2)とR・フェデラー対R・アレバロ(6-2、6-4)という豪華な顔ぶれ。両試合ともスコア的には一方的となったが内容のある試合で、2つともまるごと全部見ることができたので、満足満足。なのに、あと10分あればダブルスも少しは見られたんだが、って欲が出る。それにしても何時まで試合をやってるつもりなんだろ。

帰って、風呂に入って寝たのは1時をだいぶ回っていたか。33時間も起きていたんだと思いながらムニャムニャ。


■2008.8.11(月) 映画『敵こそ、我が友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生』

 

自転車で銀座へ。銀座テアトルシネマで『敵こそ、我が友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生』。

三菱東京UFJ銀行で外貨両替。最低300元程度は換金しておくようにとの旅行会社の指示だが、近所ではできるところがなく、でも都心に出るといくつもあるっていうのがねー。

ビックカメラでは予備のカメラ電池と時計のボタン電池を購入。ケータイは外国で使えない機種だったから持って行かないことにしたし、本当にもう準備(というほどのものではないが)はお終いなんだろうか。なんかヘマしでかしそうで、落ち着かなーい。って、私は両替くらいしかしていないんだった。


■2008.8.10(日) 東京湾大華火祭会 本『チョコレートコスモス』(恩田陸)

 

廃品回収。出す物が山のように溜まってたから、待ってました!なんである。最近の片付けで出た段ボールだけでなく、母の引越分もあったからね。うまい具合に近所の分は少なかったので、それほど時間を取られずにすんだ。

昼まで片付け。ゴミも出したし、1階は本当にすっきりしてきた(器がかわっただけという説も)。今回のように、ある程度なら見た目はどうにでもなるが、問題は中身。あとは時間のかかりそうなものばかりなんだよな。気長にやるっきゃない。でないと、母のようになってしまうものな。

文子叔母から、母が越して来たと思っての電話。

15時すぎに次女一家と合流して、ららぽーと豊洲へ。次女に言わせると私の履いている靴下は最低で、それを黙認した家人も槍玉に挙げられていた。ということで、靴(旅行用!?なんだと。そう言われりゃ3年くらい靴を買っていなかった)を買う前に靴下。すぐに履き替えさせられて、靴売場へ。みんなで(真ちゃんも)探してくれ、3つほど候補が揃うが、24半があったのはそのうちの1足のみ。ま、それで、ってことに。

そこからは花火(正式には第21回東京湾大華火祭というのだそうな。なんだよ華火って!)の時間まで私だけ解放されるが、本屋くらいしか行くところがないのだな。本屋は空いていたが、他は混雑。花火だから? ここは2度目なんでよくわからないが、これじゃ109シネマズ木場に閑古鳥が鳴くはずだ。

次女が当たったという花火の会場は入場制限がしいてあり、一般席ほどではないが、それでも通路分をとるとすきまはわずかになっていた。

花火は最後まで。ちょい遠目で、だから果太をずっと集中させておくほどの迫力はないけれど、私のようなのがぼわんとした感じで見るにはちょうどよかったかなぁ。21:05帰宅。

恩田陸『チョコレートコスモス』(毎日新聞社)を読む。とっつきは悪かったが、はまった。最後は一気読み。演劇についての本?だけど、小説でなければ成立しなかったよね、この話。


■2008.8.9(土) 北京オリンピック開会式

 

妹が母を連れて片付けに来てくれる。11時すぎにやってきて、16時まで。昼は食事に出たり、その帰りにケーキを買ったりと、相変わらず他の部分での活躍?が目立つ母だが、妹や家人が横で動いたこともあってかなりの段ボールが消える(でもやっと歩けるようになった程度)。

佐藤家の4人が夕方きて、私は次女に散髪してもらった。毎回腕があがって、今の器具ではこのあたりが限度かなぁというデキになっている。

北京オリンピックの開会式のテレビは途中から。そして、最後までは見てられなかった。家人によると、私は一番いいところを見逃したらしい。開会式が始まっても、町会の盆踊りの音がしばらくしていたけれど、ま、そりゃそうだよね。オリンピック一色でないのは結構結構。

チャン・イーモウらしさがふんだんに出た演出は、迫力満点でさすが。人海戦術は映画でお馴染みだが、活字をイメージしたものや地球に人間を配したものなど、見るべきものもあった。そうはいっても1時間は長いから、結局は網羅的になってしまっている。

いままでも開会式をあまりよく見たことがないのだが(だから比較して言っているわけでない)、ここまでやる必要があるのかと思ってしまう。


■2008.8.8(金) 飽きる

 

休み前なのに午前中でカタがついてしまい、拍子抜けである。ま、こんなものかもね(断らなくてもすんだ仕事もあったかなぁ。いや、でも印刷の手配までとなると、やっぱり心配だし……)。

妹から電話。言葉が思い出せないから、と。毎日辞書の世話になっている私に聞かないでくれぃ。明日、母と来るような?(うわぁ)

「野口みずきのプライベート暴露報道でブログ大炎上」と、ドアスポ (vol.632)が大騒ぎしているが、でもこの紹介では、「こんなことが許されて良いのか?他人の人生に勝手に踏み込んで家庭を破壊するマスコミ 」(これは記事の載っているサイトの見出し)に、自分たちも一役かってるだけなんだけど。

じゃないね。取材過程で何も知らない人に余計なことを吹き込んだことを問題にしているだけか。ただ、なんとなく報道の仕方に似たものを感じてしまったのだな。

写真の整理がはかどらない。デスクトップにあるフォルダは1/3になったが(1週間?かかってだよ)、マイピクチャーにも別に24もの未整理フォルダがあって、それを見てしまったら(って、あることは百も承知)急にやる気がなくなってしまう。あー、なんでこんなに溜めたかなー。

というか、何もかもがはかどらない。まとめてやると飽きるからね、私の場合。だからいろんなことを少しずつやってるんだけど、こんなで終わりがくるのかしらね。


■2008.8.7(木) カナブン捕獲

 

昨日の夜は風がなく、やたら寝苦しかった。のだけど、とはいえ起き上がる体力もなく、なんとか眠れていたというのは、ありがたやという他ない。でも午後になったら、睡魔がやってきたから、夜はやはりのたうちまわっていたんだろう。

カナブンを2匹捕まえ、50m位離れた所で放す。50mじゃ意味ないかもしれないのだけど。2匹は捕まえそこねるし、昨日捕まえたヤツには、箱の底から逃げられちゃうし(仕事場のどこかにいるはず)。ドジなんである。

1件、夏休みの告知を忘れていたところがあり、あわてて電話。今年からの付き合いだし、たまにしか来ないとはいえね。少しあせったが、今回は何もなさそうだという。

オリンピックのサッカー(対アメリカ戦)は、ちょうど後半に点を入れられたところからとなった。0-1での敗戦は、ファウルを取ってくれない、という以前の問題のような。


■2008.8.6(水) 本『北一輝』(渡辺京二)

 

渡辺京二『北一輝』(朝日選書)を、2度目ながら、やっと読み終わる。2度読むこと自体私としては快挙なのだな。というか、2年ほどまえに初めて読んだときはよくわからなかった、というのが正しいだけなのだが。

新聞の1面の見出しは「ゲリラ豪雨予測不能 豊島・下水道増水 警報、事故の50分後」で、これだと事故もやむなしという感じがしてしまいそうだ(もちろんそんなことは言ってない)が、どう見ても人災ではないか。少なくても28日の神戸の鉄砲水事故のあとには、作業について緊急に検討されていなければならないというのに。上の人間は、現場のことなど何も考えていないことがよくわかる。死んでしまった人たちが本当に気の毒だ。

近所の?坪ハウスは、昨日整地が終わる。家ができてから(売れたのかしら?)ずいぶんたつのにね。前の持ち主が違法建築していた分飛び出していたところを元に戻す作業で、ちょっとしたこととはいえ費用はかかりそうだ。

整地でできた縁石の位置は、たぶんこれが正しいのだろう。でも建物はそこからさらに50センチほど引っ込めて建ててある。何でだ。そういえば、先週、ウチのまわりの私道の測量調査を区でやるという知らせ(チラシ)が入っていたが、姿を見ずじまいだった。もうやってしまったんだよね。セットバックのことなど、聞いてみたいことがあったんだけどな。


■2008.8.5(火) 本『アフィリエイトで月100万円確実に稼ぐ方法』(伊藤哲哉)

 

石井さんに封書。

一日中怪しい天気。降るときはかなり激しく(雷も)、でもあがっているときも何度もあって……。私は雨の合間に2度も郵便を出しに行けたけど、南砂の病院まで行った家人は、ずぶ濡れで戻ってきた。

昨日書き忘れたが、1房だけ取ったブドウを5粒食べた。売られていた巨峰も、自然発芽で手入れなしで育てると、すっぱいものになってしまうようだ。私にはありがたいすっぱさで満足なのだけど。

伊藤哲哉『アフィリエイトで月100万円確実に稼ぐ方法』(中経出版)を読む。題名ほどには役に立たないのが、こういう本の常だけど、仕事上の知識としては読んでおいてよかったところも。にしてもせいぜい5/239ページかなぁ、必要だったのは。


■2008.8.4(月) 大目にみてくれるとありがたい VISTAのプリント設定

 

朝日新聞の声蘭の投書には、のけぞった。最近はどこも禁煙なので、外出も気がめいると書いてある。「健康を損ねることもなく、生き抜いてきた」って、そりゃ、そうでしょう。損ねちゃった人は死んじゃったんだから。「急にやめるのは、からだによくないという人もいる」って、嫌煙運動がおおっぴらになってきてからも30年は経つんだけど。急に、ってあと何年あればやめられるんでしょうか。

「せめて70歳以上は、いつどこで喫煙してもよいと、大目にみてくれるとありがたい」って、これが脚本家として活躍してきた人(投書の主はジェームス三木)の意見とは、情けない限りだ。健康については置いておくとして(副流煙についても言うまい)も、私はそもそも、タバコの煙が無害であったとしても嫌いなのだよ。

大目にみてもらえたら、それで満足できるのか。それもなー。結果として得した気分になれる程度のものならともかく、自分から新聞に投書というのがね。ま、新聞社もこれは反論待ち、なのだろうけど。とはいえ、最近気になっている母の我が儘と通じるものを感じて、ちょっと嫌な気分になっちゃったな。

休みに「至急」と書いて入ってきた名刺。催促電話もあったので早々に校正を出したら、校正紙にメールを追加してきた(メールはナシとあったのに)。何を考えてるのかなぁ。こちらのお願いには、何も答えてくれないし(ただ○をすればいいようにしてあるのに無視だものな)。この前も、印刷の終わった封筒をいつまでもそのままにしておくし、やることが意味不明。波長が合わないのかも。

家人が昨晩手こずっていたノートPC(VISTA)の、ネットワーク経由のプリントに挑戦。でも結局お手上げで、OKIのお客様相談センターに電話して解決(35分)。プリンタドライバのダウンロードを必要としないVISTAに感心していたが、こんなじゃねー。プリンタのIPアドレスが固定されていないとダメだっていうんだが、滅多にしないそんな操作まで覚えていられないもの。

というわけで、レーザープリンタと私のXPまで確認する大げさなものになった。Macは多分大丈夫でしょうとのことだ。はいはい、ダメな時はまた電話させてもらいますよ(OKIのお客様相談センターは素晴らしい)。

夏休みのお知らせを、メールとファクスで送る。メール作成中(本体は作ってあったのだが、アドレス帳がめちゃくちゃになっていたので直してした)に、これまたたまにしか来ないM山さんから葉書の版下と印刷が……。旅行と重なるので、これは断ることに。

今日は暑かった(毎日だけど)が、夜になってもすごく蒸して、おさまらない感じ。シャワーを浴びてもすぐ汗まみれ。本すら読む気の失せる暑さだ。

★訃報 アレクサンドル・イサーエヴィチ・ソルジェニーツィン(Alexandr Isaevich Solzhenitsyn=作家)、3日死去、89歳。三村晴彦(みむら・はるひこ=映画監督)、2日死去、71歳。


■2008.8.3(日) 携帯の機種変更 映画『きみの友だち』『近距離恋愛』

 

また新宿へ。今日はひとりだけど。新宿武蔵野館2で『きみの友だち』。

食事後、携帯の機種変更。待ち時間も含めてだが1時間もかかってしまう。料金設定も相変わらずわかりにくく(未だに理解していない)、どうせ携帯などほとんど使わないのだからと、機種代が0円になるコースを選んだつもりだったが、機種の分割払いは1580円×24回で、スーパーボーナスの割引も1580円なのだが、それは通信料にたいしてのものだから、私のようにホワイトプランとメールくらいしか利用していない客は、300円ほどの通信料が無駄?になって、つまり(と言われても??)結局は月々1580円は払うことになるらしいのだ。

機種変更で300円アップしちゃったのか。うーん。機種変更はデザインもずっとよくなったし、いろいろ使いやすくなったので大満足なのだが、なんか騙された感じがする。

第2世代携帯電は、10年3月末日でサービスを終了するからと1万円分の商品券をプレゼントするという葉書がきていたのだが、それは対象が高額商品(ワンセグなんて見やしないんだもの)だったし、そもそもわずかとはいえたまっていた3350というポイントも使えないんじゃあね。3Gに変更だからと、そのための変更料も発生しちゃうし(こういうものこそサービスして欲しいんだけど)。

まあ、ソフトバンクにしてみれば私のような客は、相手にしていないんだろうな。

新宿武蔵野館3で『近距離恋愛』。紀伊國屋書店で本を買って帰る。

★訃報 赤塚不二夫(あかつか・ふじお=漫画家)、2日死去、72歳。ずいぶん、お世話になりました。


■2008.8.2(土) ビックカメラにて 『対決 巨匠たちの日本美術』

 

10時半に次女(+葉子)、家人とで新宿へ。まず私の携帯の機種変更をする予定が、私が携帯を忘れてきてしまったことで頓挫(まったくねー。てことは今日は何しに来たのやら)。食事のあとは西口のビックカメラで、S家がこれから買うというPC、ルーター、一眼レフを次々と見ていく。あーん、私も欲しいんだけどな。

最後の50分は本屋にひとりでいたが、それでもずいぶんゆっくりとビックカメラでいろいろ見ていたことになる。17時に合流し、次女とは別れ、家人と上野へ。

東京国立博物館平成館(17:55〜20:10)。PCの具合が悪いようで、学芸員の説明はいつもの半分程度。この説明には感心したことがあまりないので、これ幸いと思ったが、一般客がまだ残っている?とかで、結局はいつもと同じような時間になってしまう。妹と庸には展示会場に移動したところで会える。

『対決 巨匠たちの日本美術』は楽しめるが、一般公開に比べたらゆったり見られるといはいっても、12組(24人)の対決を1時間半ではきつい。後半はまた駆け足に。第2会場から見たので(第1会場の入口が詰まっていたので)駆け足は、長次郎vs光悦、宗達vs光琳で、でもまあ今回はこれで正解だったか。

一番感心した芦雪の「虎図襖」は、ただ猫をでかくしたかのようなインチキ虎(どこまで本物を見て描いてるのか?)なのだが、表情がいい。しかも迫力がある(写真でいいから裏にあるという猫の絵を見せてもらいたかった)。あとは円空と木喰の彫刻に惹かれた。

また東京牛丼(私は牛すじカレーを食す)に寄って、解散。


■2008.8.1(金) 害虫カナブン

 

小林さんから封書。

カナブンを放っておいてよいものかどうか悩んでいる。実は食べてなくても、葉が恐ろしい勢いでなくなっていくんだもの。ブドウは収穫なんて大それたことは考えていないが(少しは期待)、葉がなくなっては部屋の温度を下げる効果も薄れてしまうものなー。カブトムシだったら子供も大喜びなんだろうけど。

★どうでもニュース

朝日新聞朝刊 コンセント拝借 窓から半身 近所に侵入容疑
他人の家に窓から半身を突っ込んで自分の炊飯器の電気コードをコンセントに差したとして、長崎県佐世保市の無職の男(49)が住居侵入未遂容疑で県警早岐署に現行犯逮捕された。31日午後、住居侵入容疑に切り替えて長崎地検佐世保支部に送検した。男は2週間ほど前から自宅の電気を止められており、「腹が減ったので米を炊きたかった」と供述したという。
調べでは、男は29日午後3時ごろ、自宅近くの無職女性(77)宅の1階洋間の窓から上半身を差し入れた疑い。男は自宅で米をといで炊飯器に入れたうえで女性宅に「侵入」。炊飯器のコードをコンセントに差し込み、庭の木陰で寝転がって炊きあがりを待っていたという。
隣室にいた女性が物音で気付き、110番通報した。約30分後に逮捕されたが、炊飯器のスイッチの調子が悪かったのか、肝心の米は炊けていなかったという。

米が炊けてなかったというのがわびしすぎるし、この切羽詰まった状況を「どうでも」と言ってしまっては申し訳ないのだが。


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