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	<title>むふふ映画館</title>
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		<title>100,000年後の安全</title>
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		<pubDate>Wed, 04 May 2011 06:58:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★★]]></category>
		<category><![CDATA[数字012…]]></category>

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		<description><![CDATA[ヒューマントラストシネマ有楽町シアター1　★★★ ■10万年という単位 今回の原発事故で、秋の公開予定が繰り上げられたとあるが、NHKのBSではすでに放映されたもののようだ（テレビはほとんど見ないし、そもそもというか、だ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ヒューマントラストシネマ有楽町シアター1　★★★</p>
<p class="kugiri">
<p>■10万年という単位</p>
<p>今回の原発事故で、秋の公開予定が繰り上げられたとあるが、NHKのBSではすでに放映されたもののようだ（テレビはほとんど見ないし、そもそもというか、だから、BSも契約していないので何も知らないのだが）。</p>
<p>原発が安心かどうかという議論は、議論にならないと思っている（注1）ので、食指は動かなかったが（なら観るな、ってね。はは）、映画はそこのところは、安全など論外と素通りしていて（なんと正しいことか！）、危険極まりない放射性廃棄物が安全になるまでの10万年間、人類はそれを管理できるのかということを、フィンランドの地下最終処分場に関わった人たちにあれこれ語らせている。</p>
<p>興味深いのは、10万年の保存が可能かどうかではなく（固い岩盤がそれを可能にしていると、建設を始めたのだから信じているわけだが、ここは疑わなくてもいいのだろうか）、その間に未来の人類がそれを掘り起こしはしないか、あるいはそれが危険なものだということが伝わるだろうかという問い掛けだ。</p>
<p>とにかく10万年である。何も考えず未来の人類と書いてしまうのであるが、果たして10万年後に人類は存在しているのか。いたとしても言語や思考回路、そして外見だって違っていると考えるべきなのだろうが、10万年という単位に思いをめぐらしたことなどないから、皆目検討がつかない。</p>
<p>SFの世界では何世代もかけて星間移動するという話がよくでてきて、当初の目的が忘れ去られていたり、自分たちが巨大宇宙船にいるということすら分からなくなっていたりするが、10万年というのはそれどころではない単位、らしい。もちろんそういったSFも沢山あって、私も少しは読んでいるはずだが、自分たちが出した廃棄物をどう保管するかと考え出すと妙に現実を引きずってしまって、お気楽に（大好きなSFを卑下してるようで心が痛むが）SFを読んでいるようなわけにはいかなくなる（だからって、100年後なら責任を感じるかといわれると、それでも答えに窮してしまうのだが）。</p>
<p>原子力の厄介さは、今回の事故で嫌というほど思い知らされたが、この映画を観ると、厄介とかいうレベルの話ではなく、10万年という物差しを持っていない今の人類が扱ってはいけないものだということがよーくわかるのである。</p>
<p>映画の評価からは離れてしまったが、まあドキュメンタリーなんで、いいとしよう。問い掛けの部分では目を開かれたし、無機質で洗練された映像も楽しめた。もっともこの映像美は、地下施設のデザインに負うところが大きいだろうか。</p>
<p class="kugiri">
<p><a href="http://www.uplink.co.jp/100000/">http://www.uplink.co.jp/100000/</a><br />
↑オフィシャルサイトだが、ここにある予告篇だと10万年後にあまり触れていないのだが。</p>
<p><iframe width="420" height="243" src="http://www.youtube.com/embed/qoyKe-HxmFk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
Into Eternity &#8211; Trailer　予告篇も作り方でいろいろになる。</p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=BN25RTYjjIg&#038;feature=related">http://www.youtube.com/watch?v=BN25RTYjjIg&#038;feature=related</a><br />
ONKALO<br />
施設のことだけならこの映像でもかなりのことがわかる。</p>
<p><a href="http://www.jsce.or.jp/committee/rm/News/news8/Onkalo.pdf">http://www.jsce.or.jp/committee/rm/News/news8/Onkalo.pdf</a><br />
映画とは別に、こんな文書もネットにあった。関係者にはフィンランドの処分場ことはよく知られているのだろう。</p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&#038;v=jXNyEiw28D0#at=18">http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&#038;v=jXNyEiw28D0#at=18</a><br />
The €/Helsinki underground Master plan [Watch it to Believe it]<br />
上の映像は、ヘルシンキの地下都市の様子。</p>
<p>放射性廃棄物には近寄ってはいけない＝掘り起こしてはいけない、と映画の中でも言っていたが、フィンランドの地下利用は半端じゃないので（映画でこのことに触れてないのは、フィンランドの人たちには自明のことだからだろう）、10万年もの間にはニアミス？だって起きるのではないかと心配になる（処分場は、ヘルシンキからだと240kmも離れた島らしいが……）。</p>
<p class="kugiri">
<p><strong>注1</strong>：作ったもので壊れないものはないのだから、安全などということを言うこと自体がおかしいのだ。何であれリスクはあるのだからこれはむろん極論ではあるが。とはいえ「安全」とか「事故はおきない」という姿勢や説明がまかり通ってきたのは驚きといほかない（それを見過ごしてきた我々の責任も大きい）。で、事故はおきるものという前提に立ったとしても、原子力発電の場合、他の事故と違って簡単に修復作業に入れないという問題がある（アシモ君が人間と同程度の働きができるようになれば、少しは違ってくるだろうが、それにしても放射能の拡散という問題はなくならない）。</p>
<p class="kugiri">
<p>5/27追記：今日、知人に見せてもらった資源エネルギー庁のパンフレットにも地下貯蔵所の記述があった。が、その場所は「公募中」になっている。要するに、決まらないし、どころか決められないということなんだろう。固い岩盤があるにもかかわらず10万年後の心配をしているフィンランドに比べ、地震国日本の原子力政策には、根本的な視点がまったくないようである。</p>
<p class="kugiri">
<div class="red">原題：Into Eternity</p>
<p>2009年　79分　デンマーク／フィンランド／スウェーデン／イタリア　ビスタサイズ　配給：アップリンク</p>
<p>監督・脚本：マイケル・マドセン　脚本：イェスパー・バーグマン　撮影：ヘイキ・ファーム　編集：ダニエル・デンシック</p>
<p>出演：T・アイカス、C・R・ブロケンハイム、M・イェンセン、B・ルンドクヴィスト、W・パイレ、E・ロウコラ、S・サヴォリンネ、T・セッパラ、P・ヴィキベリ</p>
<p>2010年パリ国際環境映画祭グランプリ<br />
2010年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭　最優秀グリーン・ドキュメンタリー賞受賞<br />
2010年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭　有望監督賞受賞</p></div>
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		<title>さんかく</title>
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		<pubDate>Sun, 04 Jul 2010 05:15:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★★★]]></category>
		<category><![CDATA[さ]]></category>
		<category><![CDATA[さ行]]></category>

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		<description><![CDATA[テアトルダイヤスクリーン2　★★★★ 写真1、2：劇場に掲示してあったサイン入りポスター。 ■男の馬鹿なところ 勘違いはしちゃいそうだが、けれど、あそこまでしつこく桃のケータイに留守電を入れ続ける百ちゃんは、本当に馬鹿な [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>テアトルダイヤスクリーン2　★★★★</p>
<p class="kugiri">
<p><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2010/07/P1020574_B.jpg" rel="lightbox"><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2010/07/P1020574_B-69x100.jpg" alt="" title="" width="69" height="100" class="alignleft size-thumbnail wp-image-351" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2010/07/P1020576_B.jpg" rel="lightbox"><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2010/07/P1020576_B-100x75.jpg" alt="" title="" width="100" height="75" class="alignleft size-thumbnail wp-image-346" /></a><br />
写真1、2：劇場に掲示してあったサイン入りポスター。</p>
<p class="kugiri">
<p>■男の馬鹿なところ</p>
<p>勘違いはしちゃいそうだが、けれど、あそこまでしつこく桃のケータイに留守電を入れ続ける百ちゃんは、本当に馬鹿なのだった	。映画を観ている私は少しは冷静だから、こんな行動はありえない気もしたのだけれど、桃とキスまでしちゃったのなら、やはりそうしちゃうんだろうか。</p>
<p>で、そんな馬鹿な百ちゃんをいつまでも好きな佳代が、こちらも相当馬鹿なのだけど、だんだんいじらしく思えてくるのは、映画を観ている限りでは冷静な私も、実は（というより当然）馬鹿だったりするわけで……。</p>
<p>最後の方に、百ちゃんがはるばる佳代の田舎を訪ねてきた真相を、佳代に知られてしまう何ともうまい場面がある。二人を前に選択を余儀なくされるようなラストもいい感じだ（ま、実はその直前に百瀬にも自分が大切にしなくてはいけないものは何かはわかるのではあるが）。</p>
<p>この理詰めの展開が効いているのだが、観ている時にそういう印象が少しもないのは、いかにも吉田恵輔監督らしい、と言っていいのだろうか。</p>
<p>百ちゃん、佳代、桃の三人が、三人共ストーカー（桃のは、百ちゃんや佳代に比べれば多少軽症ではあるが）に走ってしまうっていうのもおかしくって、そしてちょっぴり悲しくもある。</p>
<p class="kugiri">
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B003ZK6362&#038;ref=qf_sp_asin_til&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B003GY5K02&#038;ref=qf_sp_asin_til&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<div class="blue">2010年　99分　ビスタサイズ　配給：日活　映倫：G</p>
<p>監督・脚本・照明：吉田恵輔　プロデューサー：	有重陽一、三浦剛、深津智男、曽我勉　企画：石田雄治　撮影：志田貴之　美術：藤田徹　編集：松竹利郎　音楽：佐々木友理　主題歌：羊毛とおはな『空が白くてさ』　スタイリスト：小里幸子</p>
<p>出演：高岡蒼甫（百瀬）、田畑智子（佳代）、小野恵令奈（桃）、矢沢心（佳代の友人）、大島優子、太賀、赤堀雅秋</p></div>
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		<title>2009年 映画ベスト10</title>
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		<pubDate>Mon, 04 Jan 2010 11:20:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[173本（日本映画66本、外国映画107本）の09年鑑賞数（内短篇6、DVD等は0）からの選出（明らかな旧作は除外した）。 結局ブログは去年も8月のはじめで挫折したまま（短評にして再挑戦という構想だけはあるのだが）。で、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>173本（日本映画66本、外国映画107本）の09年鑑賞数（内短篇6、DVD等は0）からの選出（明らかな旧作は除外した）。</p>
<p>結局ブログは去年も8月のはじめで挫折したまま（短評にして再挑戦という構想だけはあるのだが）。で、書き残しておかないと恐るべきスピードで記憶が薄れていく……。</p>
<p>なんで、今回は観た時の気分、つまりその時つけた★の評価を優先して、わりと機械的に選いる（10以外の作品は観た順）。評価を変えたくなったものもあるが、そんなことをやりだしたらキリがないのでね。どうせ目配せの行き届いたベスト10など選べないのだからいっそ潔く（にしてはうじうじしてるよなぁ）。</p>
<p><span class="blue">日本映画<br />
1　ディア・ドクター（西川美和）<br />
2　ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ（根岸吉太郎）<br />
3　重力ピエロ（森淳一）<br />
4　少年メリケンサック（宮藤官九郎）<br />
5　罪とか罰とか（ケラリーノ・サンドロヴィッチ）<br />
6　インスタント沼（三木聡）<br />
7　誰も守ってくれない（君塚良一）<br />
8　ヤッターマン（三池崇史）<br />
9　禅 ZEN（高橋伴明）<br />
10　沈まぬ太陽（若松節朗）</p>
<p>1は★★★★☆。2から5までが★★★★。6からは★★★☆。番外の★★★☆は『サマーウォーズ』（細田守）、『しんぼる』（松本人志）、『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』（佐藤信介）。★★★は『旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ』（マキノ雅彦）、『今度の日曜日に』（けんもち聡）、『劔岳 点の記』（木村大作）、『宮本武蔵 双剣に馳せる夢』（西久保瑞穂）、『色即ぜねれいしょん』（田口トモロヲ）、『ノーボーイズ、ノークライ』（キム・ヨンナム）、『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』（室賀厚）、『クヒオ大佐』（吉田大八）、『こまどり姉妹がやって来る　ヤァ！ヤァ！ヤァ！』（片岡英子）、『サイドウェイズ』（チェリン・グラック）、『大洗にも星はふるなり』（福田雄一）、『ゼロの焦点』（犬童一心）</span><br />
<span class="red">外国映画<br />
1　愛を読むひと（スティーヴン・ダルドリー）<br />
2　アバター（ジェームズ・キャメロン）<br />
3　母なる証明（ポン・ジュノ）<br />
4　レスラー（ダーレン・アロノフスキー）<br />
5　チェイサー（ナ・ホンジン）<br />
6　グラン・トリノ（クリント・イーストウッド）<br />
7　チェンジリング（クリント・イーストウッド）<br />
8　ダウト あるカトリック学校で（ジョン・パトリック・シャンリィ）<br />
9　レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで（サム・メンデス）<br />
10　ザ・バンク 堕ちた巨像（トム・テイクバ）</p>
<p>1から3は★★★★☆。4以下は★★★★。10にもれた★★★★は『ウォッチメン』（ザック・スナイダー）、『ワルキューレ』（ブライアン・シンガー）、『イングロリアス・バスターズ』（クエンティン・タランティーノ）、『私の中のあなた』（ニック・カサヴェテス）。★★★☆は『英国王給仕人に乾杯！』（イジー・メンツェル）、『ティンカー・ベル 日本語吹替版』（ブラッドリー・レイモンド）、『チェ 28歳の革命』（スティーブン・ソダーバーグ）、『チェ 39歳 別れの手紙』（スティーブン・ソダーバーグ）、『ディファイアンス』（エドワード・ズウィック）、『フロスト×ニクソン』（ロン・ハワード）、『スラムドッグ＄ミリオネア』（ダニー・ボイル）、『コネクテッド』（ベニー・チャン）、『湖のほとりで』（アンドレア・モライヨーリ）、『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』（ウェイン・クラマー）、『ジェイン・オースティン 秘められた恋』（ジュリアン・ジャロルド）、『インフォーマント！』（スティーブン・ソダーバーグ）、『ジュリー＆ジュリア』（ノーラ・エフロン）、『2012』（ローランド・エメリッヒ）</span></p>
<p>こうして選び出してみると、外国映画の方が★半個分（☆）評価が高くなってしまうようだ。世界を相手にしたらそれも致し方なしか（もっとも日本と世界を区別する垣根も次第になくなっていくだろうから、そのうち同じ土俵で評価することになるのかなぁ）。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>MW ムウ</title>
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		<pubDate>Sun, 02 Aug 2009 07:25:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★☆]]></category>
		<category><![CDATA[ま行]]></category>
		<category><![CDATA[む]]></category>

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		<description><![CDATA[2009/8/2　新宿ミラノ3 ■成立しない、毒ガス暴走人間物語 脚本も駄目なら演出も駄目。なんで、書く気がしないのだが……。 十六年前に沖之真船島で、米軍の毒ガス兵器「MW」が微量ながら流出し、島民が虐殺されるという事 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2009/8/2　新宿ミラノ3</p>
<p>■成立しない、毒ガス暴走人間物語</p>
<p>脚本も駄目なら演出も駄目。なんで、書く気がしないのだが……。</p>
<p>十六年前に沖之真船島で、米軍の毒ガス兵器「MW」が微量ながら流出し、島民が虐殺されるという事件が起きるが、その真相は政府により闇に葬られたはずだった。が、島から奇跡的に逃げ延びた二人の少年がいて、彼らが大人になった今、二人はまったく正反対の道を歩んでいたのだった。結城美智雄は優秀な銀行員で、しかし裏では復讐に生きる悪魔のような存在となり、賀来裕太郎は神に身を捧げる神父となっていた……。</p>
<p>映画が駄目なのは、何故二人がそうなったかという部分で手を抜いたからで、二人の関係に踏み込めていないことにある。もちろん一通りの説明はあって、結城が賀来を助けた時にMWを吸ってしまい、死には至らなかったものの後遺症が残ってしまったことが、賀来の結城に対する遠慮となっているとしている。</p>
<p>結城のそれが後遺症というのなら、MWには殺人科学兵器だけではなく、人を悪へと走らせる効果があることになる。ここだけを膨らませても話としては面白くなりそうなのだが、そういうところは軽く流してしまっているので、ドラマは深化せず、どころか成立していない部分までいくつもあって、ただただ結城が暴走していくだけの映画になっていた。</p>
<p>賀来が言うように「人間ではなくなった」結城は、自分たちをこんな目に合わせた者たちへの復讐の鬼と化す。そして、最初は関係者の殺害だったのに、MWを手に入れてからは世界の滅亡へと結城の目的が変わってしまうのだが、ここだって説明不足だろう（「お前にはわからないだろうが、異様に喉が渇くんだ」と賀来には言っていたが）。</p>
<p>原作の主眼は、二人の対比にあったと思われる（MWという毒ガスの名前もそれをイメージして付けられたのだろう。カタカナのムとウもアルファベットと同様、相似形になっているのが面白い）。だから、本来なら半分は賀来の映画なのに、彼は結城の前ではなすすべもなく（時には片棒まで担がされ）苦悩するばかり……って、苦悩している場合じゃないだろうに。いくら山田孝之を配して玉木宏とのキャスティング的なバランスをとっても（とれているかどうかは私にはわからないが）、これではどうしようもない。</p>
<p>人間ドラマの部分を捨て、アクション映画として割り切ったのだろうか。だったらこの原作を選んだ意味がないではないか。ポスターには「手塚治虫、禁断の問題作」という字があるが、禁断の部分（結城と賀来の同性愛）を描かないで、問題作とは恐れ入る。</p>
<p>しかもアクション映画として評価できるのは、冒頭のタイでの捕り物劇（沢木はいいところで結城を逃がしてしまう）と小型飛行機がビルに翼をぶつけながら飛んでいく場面くらいなのだ。それにタイの場面は、終わってみると浮いてしまっていて、取って付けたような印象だ。</p>
<p>沖之真船島でのMWの発見や、そこで米軍のヘリに攻撃を受ける場面（隠れ場所もないのに、逃げられっこないって）、また、米軍の東京基地への潜入など、あまりに都合よく展開してしまうため、いろいろなことは起きるが大して盛り上がらない。</p>
<p>セリフも大袈裟だ。賀来が記者の牧野（彼女も別の方向からMWに迫っていた）に言う「国家が僕たちを脅そうとしているんじゃなくて、彼（結城）が国家を脅そうとしているんだ」とか、結城の沢木に言うセリフ「撃ちたければ撃て、ただ撃てば、あなたが歴史的な犯罪者だ」は、大袈裟だけでなくピントまでずれている。</p>
<p>沢木が米軍基地に乗り込んで行くと「君たちの争いだ。君たちで解決してくれ」と言われてしまうのだが、米軍が大いに関わっている事件で、それも基地内でのことに、こんな鷹揚にしてくれるだろうか（沖之真船島では侵入者をヘリで射殺しようとしていたわけだし）。</p>
<p>最後は、結城が生き延びての犯行予告（予行演習）なんだけど、まさか続編を作る気じゃないよね。</p>
<p>岩本仁志監督のことは知らなかったが、調べてみると日本テレビの演出家で、その前はフジテレビでも演出を手がけていて、相当数のドラマにかかわっていたとある。テレビドラマの延長らしいが『明日があるさTHE MOVIE』（2002年）という映画まで監督しているのだ。で、この醜態なの？</p>
<p>例えば、これは予告篇でいくらでも観ることが出来るのでサイトに行って確認してほしいのだが、結城がビルの屋上から落とした人間が下のトラックに激突する場面がある。屋上からのカットだと、下には人通りはほとんどないし、トラックも停車していないんだよね。第一突き落とされたのではなくロープを切られての落下なのに、歩道ではなくトラックが停車している車道にどうしたら移動できるのだろう。</p>
<p>筋が繋がっていればいいくらいの感覚で、適当に撮っているのだとしたら、いい作品など出来るはずがない。監督は猛省すべきだ。</p>
<p><span class="blue">2009年　130分　シネスコサイズ　配給：ギャガ・コミュニケーションズ　PG-12</span></p>
<p>監督：岩本仁志　製作：松崎澄夫、宇野康秀、白井康介、阿佐美弘恭、堀越徹、李于錫、樫野孝人、松谷孝征、竹内茂樹、久松猛朗、島村達雄、菅野信三　プロデューサー：松橋真三　エグゼクティブプロデューサー：橘田寿宏　原作：手塚治虫　脚本：大石哲也、木村春夫　撮影監督：石坂拓郎　Bカメ撮影：迫信博　特殊メイク：飯田文江　美術：太田喜久男　編集：浅原正志　音楽：池頼広　主題歌：flumpool『MW ～Dear Mr.&amp; Ms.ピカレスク～』　VFXスーパーバイザー：田口健太郎　スクリプター：湯沢ゆき　スタイリスト：村上利香　スタントコーディネーター：釼持誠　ヘアメイク：細川昌子　照明：舘野秀樹　整音：佐藤忠治　装飾：竹内正典　録音：原田亮太郎　助監督：戸崎隆司</p>
<p>出演：玉木宏（結城美智雄／銀行員）、山田孝之（賀来裕太郎／神父）、石田ゆり子（牧野京子／新聞記者）、石橋凌（沢木和之／刑事）、山本裕典（溝畑／新聞記者、牧野の部下）、山下リオ（美香）、風間トオル（三田／新聞記者、牧野の同僚）、鶴見辰吾（松尾／望月大臣の秘書）、林泰文（橘誠司／刑事、沢木の部下）、中村育二（岡崎俊一／建設会社役員）、半海一晃（山下孝志／銀行員、結城の上司）、品川徹（望月靖男／大臣）、デヴィッド・スターズィック</p>
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		<title>ディア・ドクター</title>
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		<pubDate>Sat, 01 Aug 2009 17:51:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
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		<category><![CDATA[て]]></category>

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		<description><![CDATA[新宿武蔵野館3　★★★★☆ 写真1：西川美和、笑福亭鶴瓶、瑛太、八千草薫のサイン入りポスター。写真2、3：「実際の撮影で使われた神和田診療所の看板や、鶴瓶師匠が演じたDr.伊野愛用のドクターバッグや聴診器、その他の小道具 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>新宿武蔵野館3　★★★★☆</p>
<p class="kugiri">
<p><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2033_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2033_B.jpg" width="66" height="100" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1932_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1932_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1930_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1930_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a>写真1：西川美和、笑福亭鶴瓶、瑛太、八千草薫のサイン入りポスター。写真2、3：「実際の撮影で使われた神和田診療所の看板や、鶴瓶師匠が演じたDr.伊野愛用のドクターバッグや聴診器、その他の小道具を展示しております。」（写真3にある黒いプレートにあった説明文）</p>
<p class="kugiri">
<p>■人を判断するもの</p>
<p>『ゆれる』に続いてのこの『ディア・ドクター』（『蛇イチゴ』は未見だし『ユメ十夜』の［第九夜］は、短すぎてピンとこなかったが）、やはり西川美和は只者ではなかった。最後の方にちょっとした疑問はあるが、傑作なのは間違いない。溶け出したアイスという小道具にまで目が行き届いた演出に、『ゆれる』でのたくっていたホースを思い出した。</p>
<p>話は単純だ。伊野が無医村に来て三年、彼の評価は上々で、どころか上がるばかりだったのに、突然失踪してしまい、刑事が行方を調べはじめる。映画は、その聞き込み調査と、伊野のところに研修医の相馬がやってきて来てからの、つまり現在と少し前の過去を巧みに組み合わせた構造になっていて、この二つは、ところどころで、伊野（だけではない）の実像と虚像とを対比する。</p>
<p>虚像とはむろん伊野が偽医者だったことを指す（と書いてしまったが、これは周囲が勝手に作り上げたもののようでもあり、なかなかに難しい）。伊野の虚像部分に対する松重豊演じる刑事の歯に衣着せぬ物言いは的を射たものだが、反面、伊野に対する村人たちの見方や反応を限定してしまいそうで、心配になる。</p>
<p>伊野を連れてきて鼻高々だった村長の落胆は大きく、伊野様々だった村人たちでさえ、もう陰口をききはじめる始末だ。そういう光景を散々見ながらも、刑事は、いま伊野がここに戻ったら、案外袋だたきになるのは僕らの方かも、と漏らす。失踪調査で偽医者であることが判明して、すぐにこんな状況なのは、結局のところ、伊野への評価もすべて肩書きがあったからということになってしまう。それとも刑事の発言は、村人たちの反応が、刑事である自分へ向けた表向きの顔であることを見透かしてのものなのか（なら、自分の発言の及ぼす力のこともわかっているのだろう）。</p>
<p>もっとも映画の主眼は、そういうことの追求ではなさそうである（付随した効果という意味では大いに意識してやっているのだろうが）。また逆に、偽医者に対する関係者の反応を面白がっているというのでもなく、ただ、事例を並べていったという感じなのだ。まあ、それこそ巧妙に並べられているのではあるが。</p>
<p>他にも薬屋（問屋？）の営業マンとの怪しい関係など、なんとも興味深いものもあるが、結局、伊野が何を考えていたのかはわからない。推測するならば、高給（年二千万円もの大金を村は支払っていた）に見合ったことくらいは多少なりともしようと思ったのか（偽物としては本物以上の気配りが必要だったはずだ）。あるいは（またはその結果として）人に喜ばれることの楽しさを知ってしまったのだろう（これは大いにありうることだ）。</p>
<p>そして映画は、その喜ばれていることが一筋縄ではいかないことを描くのも忘れていない。</p>
<p>死にかけている老人を前に伊野は手を尽くそうとする。が、家族の方はもう大往生なのだからと、死んでくれることを願っている場面がある。臨終宣言のあと、伊野が老人を抱きかかえて「よう頑張った」と背中をさすってやると、つかえていた物がとれ息を吹き返す。集まっていた村人の万歳三唱の中、帰って行く伊野。万歳の中に家族の姿があったかどうか思いだせないのだが、たとえあったとしても、もうそれは伊野には知られてしまったことで、だからってそれすら家族は何とも思ってはいないのだろうが……。</p>
<p>伊野の命取りとなる鳥飼かづ子の場合にも、それぞれの事情が存在する。胃の調子の悪いかづ子は、娘たちの、とりわけ東京で女医になったりつ子には心配をかけまいと思っていて、伊野に一緒に嘘ついてくれと言う。りつ子の方は、父の死の時にも取り返しのつかないことをしてしまったという想いがあるらしく、知らないまま何かがあってはと、医者のはしくれとしての恐れもあるのだった。</p>
<p>伊野の必死の勉強（偽医者だからね）にもかかわらず、当然ながらかづ子の胃癌は進行し、盆休み？で帰ったりつ子と伊野の間で、偽（薬屋）の胃カメラの写真を前に、医学的見解が述べられ、りつ子も伊野の意見に納得する（勉強の成果なんだろう）。が、このあと、りつ子の次の帰省が早くて一年後ということを知ると、急に慌てたように、ここで待つようにりつ子言い残して伊野は姿を消してしまうのだった（この、ここで待ては、自分の代わりに村で診療し、母親を診ろと言っているようにもみえるが、これは考えすぎか）。</p>
<p>伊野は、経験豊かな看護婦の大竹主導で気胸の患者を救い（この場面は見物だった）、街の総合病院に運んで手術が行われている時にも姿を消そうとしているかのようだった。だから伊野は慌ててはいたが、逃げ出すタイミングを計っていたのかもしれず、でなければ相馬に僕は免許がない（これは車のだったが）とか、偽医者だ、とは冗談にでも言えなかったのではないか。</p>
<p>伊野の失踪で、診療所の看板は下ろさざるを得なくなる。なにしろ年収二千万でもなり手がいないのだ。ってことは、それ以上に医者は儲かるのか。または、やはり僻地生活などしたくないってことなのだろう。必要以上に多くを語らないのがこの映画だが、こういう誰もが抱く疑問や無医村の問題については、なるほどと思う。しかしそれにしても、大竹や相馬の失踪後の伊野評がはっきりしないのは何故か。一番の関係者たちなのに時間もそう長くとっていないから、これはわざとなのか。</p>
<p>大竹は地元での職を失うわけで、といって伊野を弁護しても何も得られないことくらいはわきまえていそうである。刑事も大竹には伊野との関係に話題を振っていた（大竹は否定）。相馬は伊野に入れ込んでいて、将来はここにこようと思っていたくらいだから、しどろもどろなのも無理はない。そしてやはり研修医という立場では自分を取り繕うしかなかったのだろう。こんなだから「伊野を本物に仕立てようとしたのはあんたらの方じゃないのか」と刑事に毒づかれてしまう。</p>
<p>意外なことに（かづ子の家族としてなら意外でも、医者としてなら必然なんだろう）最後になって伊野を信頼（そこまではいっていないのかも）しようとしたのはりつ子で、「あの先生なら、どんなふうに母を死なせたのかなぁ」と刑事に伊野を捕まえたら聞いてほしいと頼んでいた。</p>
<p>ここでどうにも気になるのがかづ子の応対で、刑事の事情徴収に、伊野を信用したことを怖いと言い、あなたに何かをしてくれたかという問いには、何も、と答えているのだ。何もしてくれないように頼んだのは他ならぬかづ子自身で、だからその答えは間違いではないにしても、伊野は彼の持てる力以上のことをしてくれたのではなかったか。だからかづ子の答えは、成り行きで言ってしまったにしても、そう簡単には受け入れられないものだ（これが最初に浮かんだ疑問である）。</p>
<p>このあと、伊野と刑事たちが駅のプラットホームで、気付くこともなくすれ違う場面がある。そして最後は、入院中のかづ子と伊野が鉢合わせして、二人が笑って、映画はお終いとなる。</p>
<p>この場面のためにホームでのすれ違い場面を用意したのだろう。これは気が利いた処理である。が、二人の笑顔で終わらせたいのであれば、かづ子の刑事に対する答えはもう少し違ったものでなければ、と思ってしまう。そうでないのなら、このラストは外してしまうべきではないか。</p>
<p>ただ、伊野が東京の、それもわざわざりつ子が勤務する病院の職員（それとも出入りの業者か何かなのか）になっているのが、大いに引っかかるところである。伊野はりつ子の勤務先までは知らなかったのだろうか。そうでなくても病院に出入りした場合の危険性は考慮するのが当然ではないか。それともこれはわかっていてのことなのか。職員でなく、単にかづ子に会いに行ったのだとしたら……。</p>
<p>考え出すと切りがなくなるのだが、笑顔の裏にある伊野という男のある部分がちらついて仕方がなくなってくる。そこまでを含めたラストということなら、これはこれで人間の業を考えさせる怖い結末だろう。</p>
<p class="kugiri">
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4591110176&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B00214MAHY&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4591109232&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><span class="blue">2009年　127分　ビスタサイズ　配給：エンジンフィルム、アスミック・エース</p>
<p>監督・原作・脚本：西川美和　プロデューサー：加藤悦弘　企画：安田匡裕　撮影：柳島克己　美術：三ツ松けいこ　編集：宮島竜治　音楽：モアリズム　音楽プロデューサー：佐々木次彦　衣裳デザイン：黒澤和子　照明：尾下栄治　録音：白取貢、加藤大和</p>
<p>出演：笑福亭鶴瓶（伊野治）、瑛太（相馬啓介／研修医）、余貴美子（大竹朱美／看護婦）、八千草薫（鳥飼かづ子）、井川遥（鳥飼りつ子／かづ子の娘、医師）、香川照之（斎門正芳／薬屋の営業）、松重豊（刑事）、岩松了（刑事）、笹野高史（村長）、中村勘三郎（総合病院の医師）</span></p>
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		<title>ハリー・ポッターと謎のプリンス</title>
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		<pubDate>Wed, 29 Jul 2009 07:41:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★☆]]></category>
		<category><![CDATA[は]]></category>
		<category><![CDATA[は行]]></category>

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		<description><![CDATA[楽天地シネマズ錦糸町シネマ2　★★☆ ■最終篇の序章は、校長の死と惚れ薬騒動？ 『ハリー・ポッター』も完結篇なのだから観ておこうか、って、全然違うじゃないの（原作が完結したのを取り違えてたようだ。ま、私がその程度の観客っ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>楽天地シネマズ錦糸町シネマ2　★★☆</p>
<p class="kugiri">
<p>■最終篇の序章は、校長の死と惚れ薬騒動？</p>
<p>『ハリー・ポッター』も完結篇なのだから観ておこうか、って、全然違うじゃないの（原作が完結したのを取り違えてたようだ。ま、私がその程度の観客ってことなんだけど。そもそもファンタジーは苦手だし）。映画の最後で、次は二部作（えー）の最終篇が来るってお知らせが……ほへー。</p>
<p>簡単にいってしまうと（詳しく言えないだけなんだが）、この六作目の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、その最終篇の序章のようなものらしく、だからいきなり現実部分で、三つの黒い渦巻きのようなものがロンドンのミレニアム橋を襲い、破壊する場面を見せるのに、それは、最近よく起きている怪奇現象の一つみたいに片付けられてしまい、そして話の方も、もう現実世界でのことには触れることなく、学校に戻って行ってしまう。</p>
<p>ただし今回は、ダンブルドア校長の死という痛ましい結果が待ち構えている。そして、その前の段階でダンブルドアとハリーの二人三脚場面が多くあり、ハリーにも選ばれし者という自覚が芽生えているので、それなりに盛り上がってはいくんだが、地味っちゃ地味（スペクタクル場面は予告篇で見せちゃってるし、それも橋破壊とクィディッチ場面くらいだから）。</p>
<p>そのハリーだが、早々に簡単な魔法にかかって学校に遅刻しそうになるんで、これで選ばれし者なの、と言いたくなるが、まあご愛敬ってことで。</p>
<p>ヴォルデモート卿に関しては、毎回のようにその影響がハリーたちに降りかかるという設定なので、私のようにいい加減にしか観ていないものには、全部が似たようなイメージになってしまっている。しかし今回は（たって前がどうだったかは、って、しつこいか）ヴォルデモート卿の過去に遡っての話（だからトム・リドルという実名で登場する）で、少しずつヴォルデモート卿の輪郭をはっきりさせてもいるのだろう。</p>
<p>題名の『謎のプリンス』は、ヴォルデモート卿の過去から弱点を探るために、ダンブルドアがハリーを出汁に連れてきたホラス・スラグホーンの授業で、ハリーがたまたま手に入れた（ずるいよなぁ）ノートに記されていた名前で、正確には原題のthe Half-Blood Princeである。</p>
<p>実は、これは昔スナイプが書いた署名なのだが、それはあっさりスナイプがそう言うからで、謎って言われても、なのだが、スナイプは今回特別な役回りを与えられているのだった。</p>
<p>怪しさ芬芬のアラン・リックマンならではのスナイプは、ダンブルドアからも信頼（ではないのかもしれないが、映画だとよくわからなかった）され、しかし、破らずの誓いによって、ドラコ・マルフォイの保護者のような立場になってしまう（それは前からなのだが、この誓いではドラコが失敗した場合、その代役にならざるを得なくなる）。</p>
<p>つまり今回は、the Half-Blood Princeによるダンブルドアの死というのが大筋なのだ。出てくる小道具や交わされる言葉が、魔法学校のため、とまどうことがしばしばなのであるが（今更何を言ってんだか）、話はほぼ一直線。来るべき戦いを前に（分霊箱探しに）決意を新たにするハリーに、ハーマイオニーが私たちも行くと力強く続き、次作への期待を高まらせて終わりとなる。</p>
<p>ところで、すべてが次ではあんまりと思ったのか、学園ラブコメディ的要素が多くなった。出演者たちが成長したからこそだし、観客も彼らをずっと観てきたわけだから、これも楽しみの一つには違いない。が、なにしろここには惚れ薬なんてものまであるので、ロンのキスしまくり状態などという、だらけた場面に付き合わされることになる。ついでにロンを好きになっているハーマイオニーの嫉妬ぶりとかもね。</p>
<p>ハリーに至っては前作のファーストキスのことは忘れてしまったようで、ロンの妹のジニーに熱を上げていた。ジニーは付き合っている人がいたみたいなのに、何で二人はくっついちゃったのかしら。恋愛感情がどうのこうのというよりは、くっつき合いゲームになってしまっているのだ。展開が雑といってしまえばそれまでだけど、せっかく彼らの成長ぶりを観客だって見守ってきたのだから、これはもったいないよね。時間だってそれなりに割いてあるっていうのに。</p>
<p>こういうところも、原作にはちゃんと書かれているのだろうか。このシリーズ、まさか原作を読んだ人専用ってことはないだろうが、いつもそんな気になってしまうのだ。</p>
<p class="kugiri">
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B002AQTCWY&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B002BD4VBI&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4915512576&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><span class="red">原題：Harry Potter and the Half-Blood Prince　</p>
<p>2008年　154分　イギリス、アメリカ　シネスコサイズ　配給：ワーナー・ブラザース映画　日本語字幕：岸田恵子　監修：松岡佑子</p>
<p>監督：デヴィッド・イェーツ　製作：デヴィッド・ハイマン、デヴィッド・バロン　製作総指揮：ライオネル・ウィグラム　原作：J・K・ローリング　脚本：スティーヴ・クローヴス　撮影：ブリュノ・デルボネル　クリーチャーデザイン：ニック・ダドマン　視覚効果監修：ティム・バーク　特殊メイク：ニック・ダドマン　プロダクションデザイン：スチュアート・クレイグ　衣装デザイン：ジェイニー・ティーマイム　編集：マーク・デイ　音楽：ニコラス・フーパー</p>
<p>出演：ダニエル・ラドクリフ（ハリー・ポッター）、ルパート・グリント（ロン・ウィーズリー）、エマ・ワトソン（ハーマイオニー・グレンジャー）、ジム・ブロードベント（ホラス・スラグホーン）、ヘレナ・ボナム＝カーター（べラトリックス・レストレンジ）、ロビー・コルトレーン（ルビウス・ハグリッド）、ワーウィック・デイヴィス（フィリウス・フリットウィック）、マイケル・ガンボン（アルバス・ダンブルドア）、アラン・リックマン（セブルス・スネイプ）、マギー・スミス（ミネルバ・マクゴナガル）、ティモシー・スポール（ピーター・ペティグリュー）、デヴィッド・シューリス（リーマス・ルーピン）、ジュリー・ウォルターズ（ウィーズリー夫人）、ボニー・ライト（ジニー・ウィーズリー）、マーク・ウィリアムズ（アーサー・ウィーズリー）、ジェシー・ケイヴ（ラベンダー・ブラウン）、フランク・ディレイン（十六歳のトム・リドル）、ヒーロー・ファインズ＝ティフィン（十一歳のトム・リドル）、トム・フェルトン（ドラコ・マルフォイ）、イヴァナ・リンチ（ルーナ・ラブグッド）、ヘレン・マックロリー（ナルシッサ・マルフォイ）、フレディ・ストローマ（コーマック・マクラーゲンデヴィッド・ブラッドリー、マシュー・ルイス、ナタリア・テナ、ジェマ・ジョーンズ、ケイティ・ルング、デイヴ・レジーノ</span></p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>重力ピエロ</title>
		<link>http://bookribooks.com/mufufu/329.html</link>
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		<pubDate>Sun, 26 Jul 2009 09:37:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★★★]]></category>
		<category><![CDATA[さ行]]></category>
		<category><![CDATA[し]]></category>

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		<description><![CDATA[新宿武蔵野館3　★★★★ 写真1：おっ、また出演者の不祥事か……と思ったが（『今度の日曜日に』の時と同じと思ってしまったのだな）、何のことはない、5.23という公開日を武蔵野館が紙を貼って消しているだけだった（この変則？ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>新宿武蔵野館3　★★★★</p>
<p class="kugiri">
<p><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2023_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2023_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/poster_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_poster_B.jpg" width="71" height="100" alt="" title="" class="" /></a>写真1：おっ、また出演者の不祥事か……と思ったが（『今度の日曜日に』の時と同じと思ってしまったのだな）、何のことはない、5.23という公開日を武蔵野館が紙を貼って消しているだけだった（この変則？公開のお陰で観ることができたのだが）。あと、別に「エロ」を強調しているわけではなくて、たまたま……。写真2：元のポスターはこれ。</p>
<p class="kugiri">
<p>■親殺しを肯定</p>
<p>泉水と春の兄弟が市内（舞台は仙台）で起きている連続放火事件に興味を持ち、その謎を追う。春が落書き（グラフィティアート）消しの仕事をしているうちに、必ずそのすぐ近くで放火が起きていることに気付き、泉水に相談したのだった。</p>
<p>そしてこの謎が、自分たち家族に刻印されてしまった、ある忌まわしい事件と結びついていることが次第にわかってくる……。</p>
<p>まず、この落書き消しの仕事っていうのが、そもそも怪しいんだが、それには触れていないのがどうもね。バラバラな場所で書かれた落書きなのに（ということは依頼主もバラバラだろうから）、その始末を何で春が全部やっているんだろう、とかね（そりゃ春が手を回せば仕事を取るのは可能にしても、泉水にはそのことも含めて不自然なのがわかってしまいそうなんだもの。ま、最終的には、気づけ！という意味もあるんで、これで正解なのかもしれないが）。</p>
<p>これに限らず、この落書きがあるメッセージを持っていて、それが遺伝子配列を使った暗号だということがわかったりするのだが（泉水は大学院で遺伝子を研究しているのな）、このミステリー部分は、実はいらなかったりもするのだな（え、そんな！）。</p>
<p>この凝ったつくりは、原作（未読）が伊坂幸太郎だからのような気もするが、そしてだからってそれほどうるさくはないのであるが（仕掛けが多い割にはわかりやすい映画だろうか）、泉水を巻き込む必要があったとはいえ、春の凝りようは凡人には理解しづらい面がある。</p>
<p>また、二十四年前のレイプ事件（犯人は高校生だった）で授かってしまったのが春で、その噂話が家族を苦しめ（転居もするのだが、父の正志が公務員ということもあって、噂話圏内からは逃れられなかったのか）小学生の時には泉水と春にもそのことが耳に入っていたという場面（春の疑問に、泉水はとっさにファンタ・グ・レイプと誤魔化す）は、映像になると突出してしまうので、もう少しぼかしておいてもよかった気がする。</p>
<p>けなしてばかりなのに、★四つ評価なのは、この作品には別の魅力があったからで、泉水の兄としての微妙な立場の描き方がその一つ目だ。</p>
<p>なにしろ彼の弟は、カッコがよくて女の子にはもてるし、これはおまけだが絵もうまい。ぼわっとしたイメージの泉水としては、どうしても弟と比較されてしまうから相当ストレスがあったらしいのだが、泉水は（むろん春も）両親の愛情の下、それがけっしてやっかみにはならないように育てられたのだった。とはいえ春の出生の秘密を知っていて、仲のいい兄弟でい続けるのは難しいことだったと思われる。</p>
<p>そしてこの作品は、泉水の目を通して語られる家族の物語であり、そこに春は何よりも不可欠な存在としてあるのである。</p>
<p>二つ目は春が実の父親を殺してしまうことで、これについては「ムチャクチャだな」と泉水に言わせてはいるが、警察に行くという春を泉水は「世の中的には悪いことじゃない」と断言し、そして「実は俺もあいつを殺そうとした」と春に告白するのだった（事実これは実行段階寸前だった）。</p>
<p>最後の場面は父の死後（結局胃癌で死んでしまったのだった）、二人が父の趣味をついで？養蜂作業（蜜の分離）をしているところで終わっている（注1）から、あの泉水の言葉は、春が自首することをおしとどめたようである。つまり作品として、春の行為を正当な殺人として肯定しているのである。そして、どう考えても「ムチャクチャ」なのに、それを受け入れてしまっている自分がいて、これも驚きなのだった。殺人はバットを何度も振り下ろすという、かなり残忍なものだったのに。</p>
<p>確かに春の実父葛城由紀夫の精神構造は不快としかいいようがないもので（好きになれない渡部篤郎だが、この役はうってつけだった）、こいつの言い分を聞かされていると、あまりの身勝手さに怒りが湧いてくる（三十人レイプは葛城の青春の一ページになってしまうし、他のセリフも書くのが躊躇われるようなものばかりなのだ）。正義など、それを振りかざす人間の数だけいるのだろうとは思うが、ここまで極端だと、こちらの正義をぶつける気にもならなくなってしまう。</p>
<p>むろん、だから殺人を犯していいのかといえばすぐには頷けないのであるが、春を責める気になるのも難しい。尊属殺人罪など、とうの昔になくなりはしたが、同じ殺人でも親殺しや子殺しになると、今だに道義的な解釈が余計にプラスされてついてまわることになる。親子関係というのはどうしてもそういう部分から抜けられないのだろう。</p>
<p>あんな奴が実の父親であることがわかったら、一体どんな気持ちがするだろうか。そして遺伝子は、いろいろな部分を葛城から春に正確にコピーしているのである（注2）。だから、春は女性に興味がないみたい、なのではなく、興味を持たないようにしていたのかもしれないではないか。学生時代にクラスのむかつく女をレイプしようとした相手に本気で向かっていったのは、そういうことだったのである。</p>
<p>市内の落書き消しという凝った設定がわかりづらいと最初の方で書いたが、もしかしたらそれは、春にとっては父親（が過去に三十件ものレイプをした場所）の痕跡を消す作業だったのかもしれない。そこに父親を度々呼び出し、春なりに過去に向き合わせようとしたのに、葛城は反省するそぶりすら見せなかったのだろう。</p>
<p>春がこのことを泉水に知らせようとしたのは、自分は臆病で大事な時には兄貴がいないと駄目、だからと言うのだが、これはあまり説得力がない。自分の中にある暴力性に自信が持てない春が、表面的には役に立ちそうもない泉水を側におくことで、抑止力としていたと考えればわかりやすくなるが、どうだろう。</p>
<p>あと映画を観ていて気になったのが、家族四人でサーカスに行った場面で、この時のことが題名になっているので外せなかったのだろうが（注3）、これと「俺たちは最強の家族」という言葉が繰り返される部分は、削除した方がいいと思うのだが。</p>
<p class="kugiri">
<p><strong>注1</strong>：厳密にはこのあとストーカー女の夏子があらわれ、そして巻頭と同じ「春が二階から落ちてきた」というモノローグに合った場面となる。</p>
<p><strong>注2</strong>：「どうして僕だけ絵がうまいの」というセリフはあったが、これが葛城の遺伝かどうかは定かではない。アルコールに弱いのは共通している。</p>
<p><strong>注3</strong>：「家族の愛は重力を超える」はポスターの惹句だが、そう言ってたかどうかは忘れてしまった。楽しくしてれば地球の重力だって消せる、だったか。空中ブランコをしているピエロが落ちそうになるのを心配する子供たちに、大丈夫よ、と母親が言ってくれるのだ。</p>
<p class="kugiri">
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B002KKMM4U&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4840127816&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4101250235&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><span class="blue">2009年　119分　ビスタサイズ　配給：アスミック・エース</p>
<p>監督：森淳一　プロデューサー：荒木美也子、守屋圭一郎　エグゼクティブプロデューサー：豊島雅郎　企画：相沢友子　原作：伊坂幸太郎『重力ピエロ』　脚本：相沢友子　撮影：林淳一郎　美術：花谷秀文　編集：三條知生　音楽：渡辺善太郎　音楽プロデューサー：安井輝　主題歌：S.R.S『Sometimes』　VFXスーパーバイザー：立石勝　スクリプター：皆川悦子　照明：中村裕樹　装飾：山下順弘　録音：藤本賢一　助監督：安達耕平</p>
<p>出演：加瀬亮（奥野泉水／大学院生）、岡田将生（奥野春／泉水の弟）、小日向文世（奥野正志／泉水の父、元公務員）、吉高由里子（夏子／春の元？ストーカー）、岡田義徳（山内／泉水の友人、大学院生）、渡部篤郎（葛城由紀夫／春の実父、デリヘル業）、鈴木京香（奥野梨江子／泉水の母）</span></p>
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		<title>ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破</title>
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		<comments>http://bookribooks.com/mufufu/328.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 26 Jul 2009 07:56:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★☆]]></category>
		<category><![CDATA[あ行]]></category>
		<category><![CDATA[え]]></category>

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		<description><![CDATA[新宿ミラノ1　★★☆ 写真1～8：2009年6月28日（日）のミラノ座前。「第3新歌舞伎町宣言」のコスプレイベント。私はただの通りすがり。この日は『ターミネーター4』を観たので。あ、でもちゃっかり『ヱヴァンゲリヲン新劇場 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>新宿ミラノ1　★★☆</p>
<p class="kugiri">
<p><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1891_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1891_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1894_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1894_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1895_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1895_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1897_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1897_B.jpg" width="66" height="100" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1898_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1898_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1899_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1899_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1901_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1901_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP1902_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP1902_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><br />
写真1～8：2009年6月28日（日）のミラノ座前。「第3新歌舞伎町宣言」のコスプレイベント。私はただの通りすがり。この日は『ターミネーター4』を観たので。あ、でもちゃっかり『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』のクリアファイルをもらっちゃいました。</p>
<p><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2027_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2027_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2025_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2025_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2028_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2028_B.jpg" width="66" height="100" alt="" title="" class="" /></a><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2029_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2029_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a>写真9～12：こちらは映画を観た日に新宿ミラノ1内で撮った写真。関連商品が沢山。ロビーに展示されていたフィギュア。イベント時にあったものと同じ物だが、零号機ははじめて？　だったらちゃんと写真を撮ればいいのに、と言われちゃいそうだけど、ま、そんな熱心なファンじゃないんで。</p>
<p class="kugiri">
<p>■未だ不明なり</p>
<p>「エヴァンゲリオン」のことは「ヱヴァンゲリヲン」でしか知らないので、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』の時も混乱しているうちに終わってしまったくらいで（最初だったので今回よりさっぱりだった）、こんなだから私が何かを書いてもロクなものになりそうにない。なので、感想はパスするつもりでいたが、そうすると次作の時にまた混乱してしまいそうなので（一応次のも観るつもり。ここでやめたら馬鹿らしいので）、メモ程度になってしまいそうだが、それを残しておくことにした。エヴァンゲリオンに詳しい人からみたら噴飯ものになっていそうだが、こういう観客もいるっていうことで……。</p>
<p>使徒の正体が不明なのはともかく、それがぽつんぽつんとやってくるのが相変わらずわからない。一気に攻撃したらひとたまりもなさそうなのに、それが出来ない、もしくはそのことに気づいていない理由でもあるのだろうか。相手が人間とは違う思考形態ということも考えられるが、この設定はまるでテレビ放映に合わせているかのようで、でもそれじゃあさすがにおかしいと気づいたのか、今回は多少だが、矢継ぎ早の使徒登場という感じになっていた。</p>
<p>そもそも使徒ばかりでなく、どういう状況に世界がなっているのかということすらなかなか明かにならない。今回で言えば、セカンドインパクトによって海は赤くなってしまい、水族館のような所（海を元に戻すための研究所）で、セカンドインパクト前の生き物を見たりしているのだが、それにしては第三新東京市の日常は、ごくごく普通のもので、防災都市として造られている部分を見ていなければ、とてもセカンドインパクト（というかこれだって？）後とは思えない風景なのだ。</p>
<p>だからシンジたちが学園生活を送っていること自体がまったく現実感のないものなのだが、あまりにも当然のようにそこには日常があるので、どう解釈すればいいのかとまどってしまうのである。</p>
<p>それに、よくぞ第三新東京市を造る暇（余裕と言うべきか。たんなる再建じゃないんだから）があったなと。第三新東京市と称してはいるが、他にもこういうところがあるのか。世界的にはどうなのか。ネルフというのは何でも国連の直属の非公開組織らしいんだが（これはネット出調べたのな）、そんなこと言ってたっけ。で、何で本部が第三新東京市で、シンジの父親ゲンドウが総司令なんだ（ここまで言っちゃったら身も蓋もなくなるが）。</p>
<p>にしては、バチカン条約とやらを急に持ち出してきて、各国のヱヴァンゲリヲンは三体までに制限されているという。各国のエゴがからんでいるらしいのはセリフからもわかったが、でも軍縮で牽制し合っているわけじゃあるまいし、使徒という人類共通の敵に対抗するのに制限……って、そうか、これはヱヴァンゲリヲンが貴重品なため割り当てを決めているだけとか？　ってことはネルフの本部があってもそこまでは自由にならないんだ？</p>
<p>これだけ説明が不十分でよく客がついてきているものだと、別のところに感心してしまうが、この不親切さはテレビ時代からのものらしい、って。はぁ。この作品の魅力って、もしかしたら謎だらけだから、とかねぇ。</p>
<p>父親との確執というか、ただ父親に認めてもらいたいだけのシンジがまたまた出てくるのだが、これもなぁ。巻頭の母親の墓参りで「父さんと話せて嬉しかった」ってシンジが言うのだけれど、十四歳の子供が父親にこんなこと言うかしら（たとえ思っても口には出さないんじゃ）。</p>
<p>ヱヴァンゲリヲンの搭乗員が、シンジ以外は女の子って、これもすごい設定なんだけど（職員も女性が多いんだから！）、それぞれが少しずつ信頼関係を築いていって、協力して使徒を倒していって、ついにはシンジとレイとで「初号機の覚醒がなった」のな。はは。裏コードがあったり、エネルギーが切れて活動限界にあるのに動いちゃって、ヱヴァにこんな力があったとは、って驚かれちゃってもですね。ま、覚醒に至る伏線は、巧妙に貼られてはいましたがね。</p>
<p>「世界がどうなっても綾波だけは絶対助ける」って、シンジってこんなだったんだ。けど、異常なまでの綾波レイ人気が私にはよくわからないんで（レイが孤独にしているような部分と「私も碇君にぽかぽかしてほしい」というセリフに違和感を感じてしまうからかなぁ）、シンジの快挙にも「やったぜ」とはならず。</p>
<p>あと、戦闘場面で、三百六十五歩のマーチ、今日の日はさようなら、翼をください、って、ちょっとない発想だよね。曲をリアルタイムで体験してきた身にとっては恥ずかしいだけなんだもの。って、もうこのへんでやめとくわ。あ、でも人類補完計画は？　ヱヴァの仮設5号機って？　パイロットなしのダミーシステム？　？が沢山過ぎで、未だ不明なり。</p>
<p class="kugiri">
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B001VNCVTI&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B002HK3HWE&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>　<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B0027IZLK2&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><span class="blue">2009年　108分　ビスタサイズ　配給：クロックワークス、カラー</p>
<p>総監督・企画・原案・脚本：庵野秀明　監督：摩砂雪、鶴巻和哉　キャラクターデザイン：貞本義行　メカニックデザイン：山下いくと　作画監督：鈴木俊二、本田雄、松原秀典、奥田淳　原画：橋本敬史、西尾鉄也、小西賢一、山下明彦、平松禎史、林明美、平田智浩、向田隆、田中達也、高倉武史、朝来昭子、奥村幸子、押山清高、室井康雄、板垣敦、合田浩章、柿田英樹、飯田史雄、桑名郁朗、羽田浩二、松田宗一郎、コヤマシゲト、川良太、上村雅春、すしお、錦織敦史、吉成曜、高村和宏、今石洋之、前田明寿、寺岡巌、高田晃、田村篤、鈴木麻紀子、横田匡史、長谷川ひとみ、鎌田晋平、北田勝彦、黄瀬和哉、前田真宏、庵野秀明、鶴巻和哉、摩砂雪、小松田大全、中山勝一、増尾昭一、鈴木俊二、松原秀典、奥田淳、本田雄　第二原画：松尾祐輔、竹内奈津子、矢吹佳陽子、吉田芙美子、西垣庄子、益山亮司、関谷真実子、茶山隆介、矢口弘子、ジョニー・K、柏崎健太、小磯沙矢香、城紀史、阿部ルミ、平松岳史、岡穣次、井下信重、立口徳孝、松本恵、久保茉莉子、大原真琴、杉浦涼子、竹上充知子、大薮恭平、何愛明、斎藤梢、小野和美、大洞彰子、諏訪真弘、鶴窪久子　撮影監督：福士享　美術監督：加藤浩、串田達也　編集：奥田浩史　音楽：鷺巣詩郎　CGI監督：鬼塚大輔、小林浩康イメージボード：樋口真嗣、前田真宏　デザインワークス：高倉武史、渡部隆、佐藤道明、鬼頭莫宏、あさりよしとお、本田雄、増尾昭一、小松田大全、小林浩康、松原秀典、鈴木俊二、奥田淳、鶴巻和哉、コヤマシゲト、庵野秀明、吉浦康裕、きお誠児、浅井真紀、okama、前田真宏　作画監督補佐：錦織敦史、奥村幸子、貞本義行　色彩設計：菊地和子　動画検査：寺田久美子、犬塚政彦　特技監督：増尾昭一　副監督：中山勝一、小松田大全　デジタル演出：鈴木清祟　画コンテ：鶴巻和哉、樋口真嗣、橘正紀、佐藤順一、山本沙代、増井壮一、錦織敦史、合田浩章、小松田大全、中山勝一、摩砂雪、庵野秀明</p>
<p>声の出演：緒方恵美（碇シンジ）、林原めぐみ（綾波レイ）、宮村優子（式波・アスカ・ラングレー）、坂本真綾（真希波・マリ・イラストリアス）、三石琴乃（葛城ミサト）、山口由里子（赤木リツコ）、山寺宏一（加持リョウジ）、石田彰（渚カヲル）、立木文彦（碇ゲンドウ）、清川元夢（冬月コウゾウ）、長沢美樹（伊吹マヤ）、子安武人（青葉シゲル）、優希比呂（日向マコト）、関智一（鈴原トウジ）、岩永哲哉（相田ケンスケ）、岩男潤子（洞木ヒカリ）、麦人（キール・ローレンツ）</span></p>
]]></content:encoded>
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		<title>ノウイング</title>
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		<comments>http://bookribooks.com/mufufu/327.html#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 25 Jul 2009 05:57:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★☆]]></category>
		<category><![CDATA[の]]></category>

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		<description><![CDATA[TOHOシネマズ錦糸町スクリーン5　★★☆ 東京限定ポスターなんて書いてあるので写しちゃったが、田名部生来（AKB48）のことを宣伝してるだけらしい。日本語版イメージソングと同じかしらね。何でも便乗すりゃいいってもんじゃ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>TOHOシネマズ錦糸町スクリーン5　★★☆</p>
<p class="kugiri">
<p><a href="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/IMGP2007_B.jpg" rel="lightbox" title=""><img src="http://bookribooks.com/mufufu/wp-content/uploads/2009/_IMGP2007_B.jpg" width="100" height="66" alt="" title="" class="" /></a>東京限定ポスターなんて書いてあるので写しちゃったが、田名部生来（AKB48）のことを宣伝してるだけらしい。日本語版イメージソングと同じかしらね。何でも便乗すりゃいいってもんじゃないだろうに。あ、でも、こうやって反面教師的にでも取り上げてもらえば向こうはいいのかもね。あー、片棒かついじゃったよ。</p>
<p class="kugiri">
<p>■ヒーローでも何でもなかった</p>
<p>見せ物と割り切らないと腹が立つ映画だ（でもまあ、楽しめちゃうんだが）。</p>
<p>で、その見せ物は主に大惨事スペクタクルなのだが、これが意外にも少なくて、惨事に限ると三つしかないのである（三つしかないのに、かなりの部分を予告篇で見せちゃってるのな。たくぅ）。が、その場面の見せ方は、なかなか心憎いものになっていた。</p>
<p>まずは、旅客機事故。息子のケイレブの迎えに遅れ、気の急くジョンだが、車が渋滞して動かない。前方で事故があり、この場所で今日、八十一人が死ぬことをちょうど突き止めたばかりのジョンは、車を降り事故現場へ向かうが、これは単なる交通事故で、でもその時、ジョンを牽制していた警官の顔がひきつり逃げ出してしまう。ジョンが振り向くと今まさに、機体を大きく斜めにした旅客機が送電線に引っかけながら、ジョンの方へ突っ込んで来るところで、そのまま目の前で機体は爆発炎上し、何人かは外に出てきたものの炎に包まれて逃げまどう場面へと有無を言わせずなだれ込んでいく。この一瞬にして地獄と化してしまう映像がものすごい。</p>
<p>二つめは地下鉄事故で、いかにも爆破犯でもいるかのような思わせぶりな演出ではじまるのだが（この前にはジョン自身が妙な行動をして追いかけられる）、地下鉄が暴走し、ホームにまで突っ込んで人を跳ね飛ばしてしまう場面は、これまた目を覆いたくなる。ただし、これはやりすぎで、少なくとも時間だけでも気持ち削った方が、嘘っぽくなくなったのではないか。</p>
<p>三つ目はもう人類（生物）消滅（ポスターは「地球消滅」だけど、それだと言い過ぎような）だから、ものすごいことになる。スケールも大きいが、逆にあれよあれよという感じだろうか。自分の居場所がわかるくらいでないと（登場人物たちの居場所は示されるが）、恐怖心も出てこない。</p>
<p>そう、これは、人類消滅の物語なのだった。</p>
<p>で、映画は何でか五十年前からはじめている。ルシンダという少女がタイムカプセルに入れる絵（のはずだったが）に謎の数字の羅列（時間切れで最後まで書けずに）を残し、それが五十年後に宇宙物理学者のジョン・ケストラー教授の息子ケイレブの手に渡るという手の込んだ話にしているのである。ただ、どうしてそうしたのかが、ちっともわからないのだ。</p>
<p>ルシンダが残した数字の羅列は惨事の予告で、日付と死亡者数に場所（座標軸）なのだった。そして、タイムカプセルで眠っていた五十年間で、そのほとんどが完了し（実際に起こり）、残りがあと三つになっていたというわけだ。</p>
<p>その事実を知ったジョン（9.11や妻が死んだ事故が含まれていたことが、解読の手がかりになる）が、次の惨事を阻止しようとするのだが（これが地下鉄事故になる）、むろんそんな手立てもなく、まあ結果として、右往左往するばかり、で終わってしまう。座標軸が示す交差点を封鎖するように電話をするが信じてもらえず、ムキになっていたけれど、大学教授なのだからそのくらいはわかりそうなはずなんだけどねぇ。</p>
<p>ジョンをそんな行為に駆り立てたのは、あの数字を自分への警告と受け止めたからのようだ。これは妻の事故が大きく影響していて、妻の死に何も感じなかったジョンは、偶然の重なりである未来のことなどわかるはずがないと思い知るのだが、数字の存在を知ってからは、これがあれば妻を救えたはずだと思うようになっていく。</p>
<p>これがさらに、私に救えと言っている、になるのだが、ジョンがそう思うのも無理はない。スーパーフレアが太陽で起きる可能性についての論文も出していたらしいし（それともそういう論文について教授仲間のフィルと話し合ったのだったか）、目の前で連続して起きた事故に、ルシンダ探しで知り合ったその娘のダイアナ（＋孫のアビー）とで、ルシンダが書き残した残りの数字の続き（死は全ての人類にやってくる）を突き止めたのだから、ケイレブ経由で数字を手に入れたことは、ジョンにとってもはや偶然であるはずがなかったのだ。</p>
<p>けれどジョンの勘違いは、少々悲しい結末となる。自分は地球を救うヒーローでも、選ばれし者でもなかったのである。選ばれたのは息子のケイレブとダイアナの娘アビーなのだった。</p>
<p>でもまあダイアナの突然の事故死（これもルシンダによって予言されていた）よりははるかにマシだろうか。人類が滅んでいく中、不仲だった父親とも和解した場面も入っていたから。しかしそういうことを考えていくと、ダイアナが九歳の時に自殺したというルシンダなど不幸としかいいようがない一生ではなかったか（娘を授かった喜びとかはあったのだろうが）。何かに憑かれたように数字の羅列を書き殴った時からそのあとも、ルシンダの頭の中からはそのことが消えてくれなかったようであるから。</p>
<p>となると、あの予言（数字）は、別段五十年も眠っている必要があったのかどうかということになってしまう。それとも予言はしてやったのだから、あとは人類が決めることと冷ややかに宇宙人は傍観していたのだろうか。</p>
<p>すべてのことは宇宙人たちのもたらしたことで、だからこれだと宇宙人というよりは神（映像として出てきたのは天使？）になってしまうと思うのだが（予言の部分をなくし、スーパーフレアが起きることだけにすれば高知能の宇宙人の予測ということにもなるのだが）、神のやることは人間にははかりしれないという、超解釈で逃げているようにもみえる。ルシンダには情け容赦がないし、ケイレブとの不可解な接触（黒い石を渡しただけで去ったりしている）も、ケイレブに囁く声が聞ける能力があるかどうかを試していただけなのかもしれないが、やたら回りくどいものだからだ。</p>
<p>映画が何も説明していないのはずるいとしか言いようがないのだが、それにしてはエゼキエル書をもちだしたり、人類の再スタートをアダムとイヴのようにしたり、ジョンの確執の相手が神父だった父だったことなど、過剰な宗教色（欧米の感覚だとこのくらいは普通なのか）がなんともうるさい。</p>
<p>また「世界規模の大惨事」と言っているにしては、映画がはじまってからは、すべてジョンの周りのことばかりと世界規模にはほど遠いもので、最後の場面もルシンダが住んでいた家の側で、選ばれし者まで白人の男の子と女の子（と何故かウサギ二匹）というのもずいぶんな話ではないか。光る水晶の塊のような宇宙船は、ジョンのところでも十機ほどいたから、そしてこれが全世界でも同じことをしていたと考えればいいのかもしれないが、映画にそこまでの言及はなかった。</p>
<p class="kugiri">
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=associatemsc-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B002AT8236&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><span class="red">原題：Knowing</p>
<p>2009年　122分　シネスコサイズ　配給：東宝東和　日本語字幕：林完治</p>
<p>監督：アレックス・プロヤス　製作：アレックス・プロヤス、トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティーヴ・ティッシュ　製作総指揮：スティーヴン・ジョーンズ、トファー・ダウ、ノーマン・ゴライトリー、デヴィッド・ブルームフィールド　原案：ライン・ダグラス・ピアソン　脚本：ライン・ダグラス・ピアソン、ジュリエット・スノードン、スタイルズ・ホワイト　撮影：サイモン・ダガン　プロダクションデザイン：スティーヴン・ジョーンズ＝エヴァンズ　衣装デザイン：テリー・ライアン　編集：リチャード・リーロイド　音楽：マルコ・ベルトラミ</p>
<p>出演：ニコラス・ケイジ（ジョン・ケストラー）、ローズ・バーン（ダイアナ・ウェイランド／ルシンダの娘）、チャンドラー・カンタベリー（ケイレブ・ケストラー／ジョンの息子）、ララ・ロビンソン（ルシンダ・エンブリー／ダイアナの母、アビー・ウェイランド／ダイアナの娘）、ベン・メンデルソーン（フィル・ベックマン／ジョンの同僚）、ナディア・タウンゼンド（グレース・ケストラー）、D・G・マロニー、アラン・ホップグッド、エイドリアン・ピカリング、タマラ・ドネラン、トラヴィス・ウェイト</span></p>
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		<title>ごくせん THE MOVIE</title>
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		<pubDate>Sat, 25 Jul 2009 05:45:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sandal-dancer</dc:creator>
				<category><![CDATA[★★]]></category>
		<category><![CDATA[か行]]></category>
		<category><![CDATA[こ]]></category>

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		<description><![CDATA[楽天地シネマズ錦糸町シネマ4　★★ ■路上同窓会（顔見せ大会） 『ごくせん』が何なのか、映画を観るまで何も知らなかったので（今回は何故か予告篇にも出会わなかったのだな）、ヤンクミとか言われても何が何だか、なのだった。 成 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>楽天地シネマズ錦糸町シネマ4　★★</p>
<p class="kugiri">
<p>■路上同窓会（顔見せ大会）</p>
<p>『ごくせん』が何なのか、映画を観るまで何も知らなかったので（今回は何故か予告篇にも出会わなかったのだな）、ヤンクミとか言われても何が何だか、なのだった。</p>
<p>成田空港での、ハイジャック犯を投降させてしまう場面には少々面食らったが（それにこれは大分たってから教えてもらえるのだが、犯人説得って、ありえねー）、ヤンクミのキャラクターと行動パターンはすぐ理解出来るわかりやすさだった。というか脚本が単純すぎるという側面もあるのだが。</p>
<p>数々の事件だか難敵教え子だかを攻略してきたらしいヤンクミだが（だから知らないんだってば）、今度の生徒たちとはまだ馴染めるまでにはなっていなかった。そこにかつての教え子の小田切が、教育実習生としてやってくる。自分と同じ道を選ぼうとしている小田切の姿に、勘違い感動に震えるヤンクミは「一緒に生徒の為に汗を流そうじゃないか」と言うのだが、小田切は「いっそう暑苦しくなったな」とそっけない。大学には行ったもののいまだに何をしていいのか迷っているのだった。</p>
<p>極道一家に育てられたヤンクミ（それで「ごくせん」なのか、って鈍くてスマン）は、義理人情に厚く筋の通らないことには目をつぶっていられない。これは任侠映画の嘘部分の受け売りだから可笑しいのだけど、まあ、生徒（仲間）のためなら命がけ、というのはともかく、やたら昔の青春ドラマのノリで熱くなって「夕陽に向かって走るぞ」って、これ、今だとかえって受けるのかしら。</p>
<p>とにかくヤンクミがあり得ないキャラなので、そのつもりで観るしかないのだが、やっぱり暑苦しいのだった。ギャグも寒いし。</p>
<p>でも一番の欠点はやはり脚本で、生徒と他校生のいざこざが暴走族との対決にエスカレートしてしまうのもありきたなら、割のいいバイトにひかれた卒業生の風間が覚醒剤取引に関わってしまい、それが今をときめく花形IT企業の経営者黒瀬健太郎に繋がっていたというメインの話に至っては、みちゃいられないレベルだ。</p>
<p>んで、これはヤンクミならではなのかもしれないが、その悪玉の黒瀬にまで「もう一度償ってやり直せ」と説教を垂れるのだ。ちょっと前まで「絶対許せない」って言っていたのに（もっともこれは黒瀬が、ヤンクミが昔好きだった人に似ているという伏線があって、黒瀬の衆議院議員立候補演説にメタメタになってしまった自分が許せなかったとかね）。</p>
<p>こんな勘違い単細胞ヤンクミを大真面目で演じている仲間由紀恵は、偉いというか何というか、とにかく七年もこの役を演じてきた底力みたいなものがあった、って褒めすぎ？　とはいえ、テレビの連続ドラマならともかく、このノリで二時間一気はきついのも確かだ。</p>
<p>ヤンクミの信念を通す支えは、彼女の格闘術（握力も強いのね）なのだが、これはヘボかった。今の技術ならもっとまともなアクション場面にだって出来るだろうに。でも結局は腕っぷしが強いというのはどうもねぇ。</p>
<p>私としては、ヤンクミが信念を通そうとすると、必ず大江戸一家や、今までヤンクミの世話になってきた誰かが、その手助けをしてしまう、または知らないうちに手助けしてしまっていたというような話にしてほしかったのだが。でもそれだと、イメージが違っちゃうのかしら。</p>
<p>キャストも全部テレビからのをそのまま移行しているらしく、映画は最初からヤンクミの「おっ、○○、久しぶり」の連発で、道を歩けばかつての教え子当たる、状態なのだった。なるほどこれは今までのテレビの集大成で、顔見せ大会でもあったわけだ。</p>
<p class="kugiri">
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<p><span class="blue">2009年　118分　シネスコサイズ　配給：東宝</p>
<p>監督：佐藤東弥　プロデュース：加藤正俊　原作：森本梢子　脚本：江頭美智留、松田裕子　音楽：大島ミチル　主題歌：Aqua Timez『プルメリア ～花唄～』</p>
<p>出演：仲間由紀恵（山口久美子／赤銅学院数学教師）、亀梨和也（小田切竜／黒銀学院卒業生）、生瀬勝久（猿渡五郎／赤銅学院教頭）、高木雄也（緒方大和／赤銅学院3年D組）、三浦春馬（風間廉／赤銅学院3年D組）、石黒英雄（本城健吾／赤銅学院3年D組）、中間淳太（市村力哉／赤銅学院3年D組）、桐山照史（倉木悟／赤銅学院3年D組）、三浦翔平（神谷俊輔／赤銅学院3年D組）、玉森裕太（高杉怜太／赤銅学院3年D組）、賀来賢人（望月純平／赤銅学院3年D組）、入江甚儀（松下直也／赤銅学院3年D組）、森崎ウィン（五十嵐真／赤銅学院3年D組）、落合扶樹（武藤一輝／赤銅学院3年D組）、平山あや（鷹野葵／赤銅学院英語教師）、星野亜希（鮎川さくら／赤銅学院養護教諭）、佐藤二朗（牛島豊作／赤銅学院古典教師）、魁三太郎（鳩山康彦／赤銅学院世界史教師）、石井康太（鶴岡圭介／赤銅学院物理教師）、内山信二（達川ミノル／大江戸一家）、脇知弘（熊井輝夫／白金学院卒業生、熊井ラーメン）、阿南健治（若松弘三／大江戸一家）、両國宏（菅原誠（大江戸一家）、小栗旬（内山春彦）、石垣佑磨（南陽一）、成宮寛貴（野田猛）、速水もこみち（土屋光）、小池徹平（武田啓太）、小出恵介（日向浩介）、沢村一樹（黒瀬健太郎）、袴田吉彦（寺田雅也）、竹内力（鮫島剛）、金子賢（朝倉てつ／大江戸一家）、東幹久（馬場正義／赤銅学院体育教師）、江波杏子（赤城遼子／赤銅学院理事長）、宇津井健（黒田龍一郎／大江戸一家／久美子の祖父）</span></p>
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