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ブックリブックスの店主デクノロジジイの日記です。暇を持て余している人以外は近付かないほうがよろしいようで。
また本や映画については、ネタバレに関しての配慮はしていませんので、その点もご注意ください。一応、最近のものについては映画の内容に触れている部分は青くしていましたが、2006年7月からは別ブログ(http://www5.pf-x.net/~mufufu/)にしました。
なお2006年からは、この日記と同じ内容のブログ(http://blog.livedoor.jp/dechnologigy/)もあります。
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■2007.10.31(水) 映画『スターダスト』

 

夜は寝る時になって雨が降りだしたが、起きたら上がっていた。

今日も17時すぎに仕事場を抜け出して、109シネマズ木場シアター3で『スターダスト』。今日は余裕があったので、そばとカツ丼の定食を食べ、時間を見計らって劇場へ。映画も食事も同じフロアだし、全席指定だからこういうことも可能なのだけど、でも指定にするには人数が少なすぎ。341席あるのに18人ではね。こんな時は座席は入場してから適当に選びたいのだな。


■2007.10.30(火) 405歳二枚貝 映画『グッド・シェパード』

 

昨日の夕刊に、動物としては「史上最長寿405年」という二枚貝がアイスランド沖の海底から引き上げられたという記事があった。405年も生きたというからさぞかしでかいのかと思いきや8.6センチだと。

こんなに生きられたのは、殻に守られかつ関節や余分な器官がないからなのか。頭脳だけを取り出して生体維持装置とかに入れれば、人間でも実現しそうではないか。科学的に可能になったにしても、脳はただの電極に過ぎないという説を唱える人もいるからそう簡単なものではないのかもしれないが。

それはともかく、最長寿の二枚貝は、年齢を調べるために肉をはがされて往生してしまったそうな。最長寿記録をさらに更新したであろうに。でもいつまで生きられるかという観察を続けたとして、それを知りたい人間の方が先死んでしまうんだよね。

リフォームの契約金(30%)を振り込む。

17時すぎに仕事場を抜け出し、109シネマズ木場シアター5で『グッド・シェパード』。サラダとハンバーガーで予告篇中に食事。はじまった映画にすぐ熱中してしまったものだから、飲み物は最初に口にしただけでまるで忘れていた。で、出がけにさめたコーヒーをいっぺんに流し込むことになったのだけど、コーヒーに酔った気分になる。うぇー。

21時近くに家にもどる。私が出かけたあと、妹、庸、母がちょこっと寄っていったという。げ、映画に行ったのがバレてしまったではないか。しかし来るんだったらそう言ってくれないと。渡したいものだってあったんだけどな。


■2007.10.29(月) Y社にリフォームを正式依頼

 

S尾さんに、クロスの種類や便器などの色を指示。扉はシンプルなものに変えてもらった(この方が値段も安いのだ)。注文請書にサインと印鑑。これでなんとか11月中には出来上がりそうだ。母はいつ越してくる気なんだろ。


■2007.10.28(日) 新国立美術館 映画『キングダム 見えざる敵』『自虐の詩』

 

第61回二紀展のため、家人と六本木へ。時間が中途半端になってしまったのでロアビルから鳥居坂を下り、また芋洗坂を上って(散歩していると暑いくらいだ)、食事をすませてから、つい先日死んでしまった黒川紀章の遺作?である新国立美術館へ。外観は好きになれない(角度にもよる)が内部は解放感があるし、2つのカフェの配置もいい。

出展者の岡野君からの案内葉書で出かけたのだが、1、3、2階と見てしまったので彼の作品に行き着くまでが大変だった。前回の個展にも行っていないしよくわからないのだが、岡野君の作品は数年前のものに戻っていた。あのへんてこな人物画はもうやめてしまったのか。作風が戻ってくれたのは私には良かったのだけれど、最初の時のような驚きはなかった。

大学生の頃はわりと頻繁に美術展に出かけていたのだけれど、ある時急に自分の好きな絵があまりにも少ないことに気づいて、それ以来大掛かりな展覧会にはほとんど出かけていなかったのだが、今回は面白かった。あまりにも久しぶりということもあるが、出展作品の絵が、総体としては昔とまったく違っていて、絵に対して少し無頓着すぎたかな、とも。絵はうまいのかもしれないけれど工夫のない退屈な風景画や静物画というのが昔は山ほどあったが、あらかた姿を消していたからかなぁ。彫刻もよかった。

絵も彫刻も、作者の執念のようなものが詰まっているようなものが多くて、それがある種の迫力を生んでいるのは確かなのだけど、私にはそれが鬱陶しい時があるのだな。イラスト程度の軽やかさが好きなのだ。でもそれ以前の、素人が直感でみても面白いものが多くて、ずいぶん楽しんでしまった。

なのに足がね。椅子を見つけては座ってばかりいた。お茶したら足は回復したけれど、でも東京ミッドタウンには足を踏み入れずに帰ることにした。家人もリウマチは薬で止めているだけだし。

清澄白河に着くともう暗くなっているではないか。夕闇+日没は、色彩的には好きなのだけれど、駅から出た時に暗いと、やな季節、と思ってしまう。

17時過ぎに家に戻るがPCをチェックしたら錦糸町の映画の時間がぴったりだったので、今度は1人で出かけた(家には20分くらいしかいなかった)。

楽天地シネマズ錦糸町-4で『キングダム 見えざる敵』。食事後、楽天地シネマズ錦糸町-3で『自虐の詩』も観てしまう。


■2007.10.27(土) リフォームの詰め

 

就寝時に何を勘違いしたか、一瞬寝たあと起きてしまって、そのあと眠れなくなった。結局4時近くまで。だから起きたのは9時近かった。

台風20号の接近で1日中雨。予定を変更して今日は家にいることにした。本を少しだけ階段脇に移動。これだけでうんざりして、手を付けたくなくなった。

Y社のS尾さんが作り直した見積とサンプルを持ってくる(これもあったから家にいてよかった)。クロスや扉の種類はあとで決めて月曜日に電話することに。ついでに雨漏り箇所も見てもらう。実際に漏っている場面をS尾さんが見るのははじめて。朝まで問題なかった点検口内の壁際や部屋の角の上部も濡れだしていた。そして2人であれこれ話している時に、今度は点検口の縁(ここははじめてのところ。もっとも根は同じと思われるが)にも……。

(10/28)結局雨水はコップ3+1/3(昨日の分も含めて)と1+4/5(点検口の縁からのもの)も。こんなに沢山だと、やはり考えてしまう。


■2007.10.26(金) サボリ

 

起きたら雨。静かな雨だからか久々熟睡した気分。やっぱり雨漏り。9/6の台風の時には平気だったが、そのあとは常にダメってことになる。まだコップ1/5程度だが。

勉強会はサボリ。課題図書も読んでいない。いい加減だ。


■2007.10.25(木) 長袖

 

昨日の腰痛はやはり結石ではないかと。22時頃に嘘みたいに痛みが消えてしまったから。

無駄な抵抗はやめて長袖にした。丸山さんが来て、今日は暖かだねー、って。そうなんだ。仕事場でじっとしていると寒い感じなのだけど。ということは私の体調が悪いとか。


■2007.10.24(水) トシなのだ 洋書の問い合わせ 腰痛(結石?)

 

ケータイにワン切りの着信があって目が覚めてしまう。まだ5時なのに。月に2、3回使えばいい方で、これじゃあ解約したくなる。1時間ほど本を読んでいたらうまいこと眠くなってくれた。夏だったらそのまま起き出してしまうところだが、この前の時はパジャマだけじゃ寒かったからね。何か引っ張り出すのも面倒で、布団から出られなかったのだ。

だんだんと寒くなってきて、もう半袖は終わりにした方がいいのかも。毎年長袖にする時期が早まっている。トシなのかも。何でもかんでもトシだから、で片付けてしまうってーのがトシなのだけど。そうなのだ。トシなのだ、ってうるさいやい。そういえば、去年までは毎朝リンゴを1個(パンとは別に)わけなく食べていたのに、今年は半分でお腹がきつくなっている。

今日は封筒と喪中葉書の印刷。版下関係とHPはたいしたことなし。家人も仕事に谷間ができて、おこわを作って次女の所に届けたり図書館に行ったりしていた。

ネットから印刷の問い合わせが続いてきたが、新規のものはもう受けるつもりはないのだな。その内の1つはネットの安売り印刷屋(N社)を紹介してくれていた(ここはこの値段だけどおたくはどうですか、という単刀直入なメールだったのだ)。年賀状はウチの方が安いが、名刺はどうやったら採算がとれるのかと思うような値段設定だ(もちろん品質や内容に関してまではわからない)。HPには「障害を持っていても働きたい!」という一文もあった。なるほどそういうことか。印刷の守備範囲も広いしすでに2年の実績もあるのだから外野がとやかく言うことではないが、うまくいってほしいものだ。

電話で洋書の問い合わせがあったのだが、ウチは素人のネット古本屋で、そう在庫はないのよね。もちろん目録に載せたのはホンの一部で(サボったきりだものな)、まだまだあるのだけど、でも普通の書店ほどあるわけじゃない。何故問い合わせてきたのかはわからないが、もしかしたら近所の人で、あるのだったら手っ取り早いから一応訊いてみようってことだったのかしら。推測しても仕方がないのだけど。勘違いにしても、わざわざウチに電話をくれたというのは何だかうれしいではないか。

昼近くから腰痛。原因がわからない。消えない痛みに、夕方になって、もしかしたらこれはあの結石(8/25)の痛みではないかと。あれっきりだったけれど、そういえば……。もう膀胱に落ちてしまったのだろうと思っていたが、痛みの箇所が同じ気がするから、石は動いていなかったんじゃないか、と。

ひどい痛みではないが、印刷の立ち仕事があったからね。でも座ってPCになったらもっと気になった。中途半端な痛みなので「いてて」とか「いたー」などとひとりでにぎやかにはしゃいでた。


■2007.10.23(火) 不慣れ

 

夕方次女が生協の品物を届けに来てくれた。当然果太、葉子も一緒だが相手をしているヒマはない。あーいそがし。たって相変わらずMacからWinへのデータ変換(+不慣れな新バージョン)があるからなんだけど。これ、一体いつカタがつくんだろ。

そういえば、名刺プリンタの売り込みに、印刷展以来はじめてM社の営業が来た。前からWinにデータを全部動かしてからと理由を付けて追っ払っていた(だからしばらくは来ないで、と言っておいたのだけど、営業だから来るか)が、本当に全部移行するまで待っていたらいつになるかわからんぞ。嘘を付いていないという意味ではいい口実なのだ。

けど、そもそもどうしても新製品がほしいわけではなく(欲しいけど)修理ができなくなるという向こう(M社)の都合で、買い換えの話が持ち上がっただけなんだから。それに名刺プリンタは11ヶ月前にヘッドを交換したのだから、少なくともあと2年は使いたいのだな。


■2007.10.22(月) 活況? 物価上昇?

 

封筒、伝票、喪中葉書にカレンダーと印刷物の注文が重なって入ってきて、ちょっと活況。仕事内容で年末が近いことを実感。

もう何年も値段の下がる話ばかりだったのに、夏前あたりから封筒(用紙)が上がり、カレンダーもまだ金額としてはわずかだが去年よりは上がるという。最近、食料品などが値上がりしているらしいが(ニュースで聞くだけでそういう買い物はすることがないので実感はないのだけど)、耐久生活で行こうと思っている身としては厳しい話だ。

Y社のS尾さんに連絡。夕方来訪。リフォームの希望変更箇所を告げる。


■2007.10.21(日) 映画『エディット・ピアフ 愛の讃歌』『インベージョン』

 

家人と新宿へ。武蔵野館1で『エディット・ピアフ 愛の讃歌』。終了後すぐに別行動。次の映画の時間が迫っているので吉野家で簡単にすませて、新宿ミラノ2で『インベージョン』。スタバでプレミアムホットチョコレートをズボンにこぼしてしまう。あーみっともない。でもこんなオヤジのことなんか誰も見ちゃいないか。仕事が気になって帰宅。

今日も気持ちのいい日。でも映画じゃあね。夜は仕事とリフォームの算段。


■2007.10.20(土) 年賀状見本完成

 

昨日の雨は、そんなに激しいとは思わなかったが、コップ2/3の雨漏り。点検口を開けていたのですぐわかったのだけど、出る時は出るんだ。

ずーっと仕事。外出は家のまわりを掃除したのと、夜家人と焼肉を食べに出て少し散歩しただけ。気持ちのいい日だったのにもったいない。

年賀状の見本ももう先延ばしにできないので完成させてしまう。喪中葉書の見本も昨日渡してしまったら、以前作ったものがなくなってしまったので、いい機会と、これもWindowsの方で作り直した。


■2007.10.19(金) 一周忌 ブックリブックス久々のご来店

 

トロの一周忌。(朝刊)デボラ・カー死去(86歳)。

郵便物を出しに行く、たった400メートル(ないかも)を、走ってみた。速歩に毛が生えた程度なのに、戻ってきたらアップアップだ。そういや、ついぞ走った記憶がないのである。意識しなけりゃ走ることなんてないものなー。こんどから郵便物は走って出しに行くか。

本の注文メールがきていた。それはいいのだけど、直接取りに来るとある。住所は遠いが職場が近いとか。でもあとでかかってきた電話は秋葉原だったから、近くでも交通費がかかってしまうわけで、わざわざきてもらっては気が引ける。本が見つからずにあわてたが、3階に在庫の分だった。来店の場合、今までは直接電話のことが多かったので返信メールにも手間取って、でも送信。夕方には取りに来てくれて、あっけなく終了。梱包の手間もなく、また状態も確認してもらった上でのお買い上げだから、早いしすっきりしている。でも客の方は大変だよなー。

午前中のバタバタで、予定がずれ込んだ。都合で年賀状のカラー見本も作ったので、仕事が残ってしまった。休みも少しはやらないと。


■2007.10.18(木) 指定紙

 

日本郵政公社の民営化で名刺のフォームが変わったからとR社のM井さんが指定紙(使う書体や、大きさ、位置、色などがこと細かく書かれたもの)とカウネット(コクヨが展開しているオフィス用品のカタログ販売会社)の郵便局向けのカタログ(この中に名刺もあるのだ)を持ってくる。

相変わらずフォントや組み版のことに無頓着で、指定紙の内容を確かめようともしない。フォントがない(Macにはあるのだが、もうないということで通すつもり)と言うと、似た書体で、だ。いまだに明朝とゴジックしか知らないような人で、和文の数字と欧文部分は違うフォントで級数も置き換えていると話してもきょとんとしている。この他にもいろいろ説明したのだが、「素人だから」と言う始末。ナニ言ってんの、あんた印刷屋さんでしょうが。これくらいは常識ではないかと。

M井さんがこうなのは今にはじまったことではないので驚かない(でも営業力はあるのだな、多分。こんな旧式な知識でも仕事はあるんだから)が、問題はカウネットのカタログで、名刺だけでも「日本郵政」「郵便局」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」とロゴを刷り込んだ用紙を揃え、すぐにでも注文出来るようになっているというのに、指定紙とは違うフォントにしてしまっているのだ。しかもカタログでは指定紙に近い名前の組み方で見本を作っているのに、注文の注意書きでは勝手に7字どり(に近いもの)にしている。おまけに「JIS第二水準漢字までのため、お名前や社名・局名の旧漢字などは作成できない場合がありますのでご了承ください」とまで。

この指定紙にある名前の組み方はあるデザイナーが考えたもので(もう忘れてしまったが何かの本に載っていた)、名刺のことをよく知らないデザイナーは、右へ倣えでこのやり方を指定してくるのだが、現場の人間に言わせると不合理極まりないものなのだ。だからカウネットが変更したい気持ちはわかるのだが、でも矛盾するようだが、だったら何のための指定紙なんだ。

私は、文句ばかり言っているが、指定紙があればそれには忠実に従うつもり。実際そうしてきたし。デザイナーにはどういうつもりでデザインしたのかは訊きたいけれど、決まったものを変えるのは筋違いと思っているから。

ついでながらカウネットのカタログには「日本郵政公社様専用カタログ」「民分化準備号」とあり、8月中に納品の締め切り日まで書いてある。大手は民営化と聞けばちゃんとこういうところにも抜け目なく手を伸ばしているのだな。

リフォームのR社に断りの電話。悪いなと思いながらかけたのだが、相手(YY氏、KKさんは休みだった)が理由を聞いてこないことで、断ってよかったのだと納得。リフォームをするにはYY氏ではもの足りないのだ。R社というよりは、担当者との相性が悪かったということなんだろう。


■2007.10.17(水) 熟睡+skypeでの打ち合わせを熱望 サッカー対エジプト戦

 

また3時前から3時間以上も起きていた。強気の人生を生きているように思われているけれど、気は小さいからね。どうでもいいようなことが心の奥に引っかかっていたりする。誰でもそうなのだろうけど。睡眠導入剤が売れるのがわかるような。あ、でもなかなか眠れないというのとは少し違うか。家人がリウマチのひどい時にもらってきた薬は朝までぐっすりで、それはそれで怖いと言っていたっけ。薬嫌いではあるけれど、試したくなるものな。いやいや、体を動かせば解消出来そうなのに、こういう発想をしてはいけないよね。

昨日のとは別件で、話がなかなか合致しないホームページの制作が2つ。やっぱりこういう時は、打ち合わせがてっとり早いんだが(昨日難しいと言っていたのに)。でもそうそう出かけてはいられないし。そうか、相手がskypeを導入してくれればテレビ電話で、かなり解決できるんだけどなぁ。

夜はテレビでサッカー親善試合、日本代表対エジプト戦をみる。点など取らせてもらえそうもない感じではじまったのに、4-1で快勝。多彩なパス回しやシュートなど、今までの日本とは違う戦い方ではないか。


■2007.10.16(火) 打ち合わせは難しい Y社の見積 本『香水 ある人殺しの物語』(パトリック・ジュースキント)

 

午後はホームページの打ち合わせで浅草橋へ。メールの設定(これは本当は仕事とはいえないんだけど)に戸惑ってしまったこともあって、3時間もかかってしまう。資料を用意してくれていることを前提に出かけたのに(電話でもそのことは言ったはずなのだが)、それは持ち帰ることができず、大まかな話ばかりで具体的な構成部分にまでは進展しなかった。打ち合わせというのは本当に難しい。

Y社のS尾さんが見積をやっと持って来る(待ちきれずに昨日催促してしまった)。遅くても構わないと言ったら、ホントに21時だった。帰りがけに聞き出したところでは、同僚の病欠などあってたて込んでいるらしいが、会社の体質というのもありそうだ。

トイレの改装についての話は納得のいくもので、遅いのでざっとでいいからと言ったのに、配水管まわりや、床、ドア、仕切の考え方などまで説明してくれる。R社は風呂についての説明はまあまあだったしTOTOのショールームへの手配もしてくれたが、トイレに関しては雑(最初の提案はひどかったものな)。もっとも見積の総額は、次女の時と同じでR社の方が断然安い(突き合わせをしてみないと正確なことはわからないが)。さて、どうするかだ。

パトリック・ジュースキントの『香水 ある人殺しの物語』(文春文庫)読了。4月に長女にもらった本なのだが、9月までほとんど本を読まない生活をしていたので、最初からちゃんと読み直した。映画の『パフューム』でわからなかった部分に言及しているのはもちろんのことなのだけど、でもだからといって映画の価値が下がることはなく、むしろその映画への翻訳ぶりを評価したくなった。


■2007.10.15(月) メールアドレス

 

問い合わせの電話や、R社へのリフォーム見積の催促やら、くだらない用が沢山。細かい仕事ばかりで、何をしたというのではないのだが。

ドメインを代行取得した会社から、NTTのタウンページに掲載するメールアドレスを訊ねてきた(HPもこれからだし、新しいメールアカウントの設定もしていないのに。もっとも載るのは来年らしいが)のだが、電話の対応をしていて、タウンページにメールアドレスを載せる意味があるものかと考えてしまう(それにここの会社は迷惑メールをどうにかしてほしいと言っていたんだった)。とにかく仕事をしているといろいろな事例に遭遇する。大手小売り量販店の名刺のアドレスが、携帯メールとはいえかなりふざけたものだったり、今日やった名刺には、仕事用なのにhotmailが入っていた(版下データ支給のものなのだけど、これだと信用度が低そうだよね)。


■2007.10.14(日) 映画『大統領暗殺』

 

新宿武蔵野館2で『大統領暗殺』。紀伊國屋書店で新書購入。1階に降りると家人が来ていて、食事。ビックカメラで電子ピアノなどを見て帰る。

武蔵野館の『大統領暗殺』は朝1回だけの上映なのに、映写がはじまってから入場してくる人が5人ほどいた(もっとかも。私はいつものように前の方に座るので後ろのことはわからないのだ)。予告編なし(たいていはこう書いてあってもお知らせくらいは流すのだが、ホントにいきなり始まった)ということもあるのだろうか。それはいいのだが、終映になっても帰らないおじいさんがいた。この人も遅れてきたのだが、次の回は違う映画だし、そもそもここは入れ替え制だからねー。

なにしろガンとして動かず、とうとう次の映画が始まってしまったらしい。トイレから出てきたら、対応に苦慮していた劇場の従業員がまだその話を同僚にしていて、耳をそばだててしまった。料金を払わない時点で警察を呼ぶというように言ったらしいが、どうなったことやら。映画よりこっちの方が面白かったりして。

武蔵野館では前にも、暑くてかなわん、と血相を変えて客が従業員に怒鳴りこんでいるのを見たことがある。私はそんなふうに感じたことが1度もなかったのでびっくりしてしまった(まあ、座る席にもよるんでしょうが)のだけど、いろんな人を相手にしなければならないから客商売も大変だ。


■2007.10.13(土) 休日仕事

 

休みなのに仕事をしていたら、名刺を頼みたいという人から電話があって来訪。ネットで調べたといっていたが、休みのことは気にしなかったのだろうか。ま、いろんなことがあります。

期限が迫っているのに手を付けられずにいた年賀状の見本を作る。PCにしたこともあって例年以上に時間がかかり、今日はモノクロ用のものだけしか出来なかった。年賀状印刷をやるのはかまわないのだが、この見本作りは毎年のことながら憂鬱だ。件数も減って来ているし、いつまでやったものかとも思う。

夕方次女一家が来て、私は髪を刈ってもらう。次女の腕は上達していて、まだ部分的にはトラだけど、前回よりはずっとなめらかな仕上がり。短すぎると家人はギョッとしていた。ほとんど5分刈りだよな。耳の付け根からの盛り上がりが気になったが、これはメガネの圧力とトシで肉がたるんでのものだった。げ。そういえば注意すると白髪もけっこうあるんだよなぁ。

真ちゃんが保育園の当番でピアノを演奏することになって、その練習をしていったものだから、私のダメピアノと比較されてしまったのだった。


■2007.10.12(金) はかどらない

 

昨日変則で出かけたせいか、調子が上がらない。よく歩いたから、ったってねー。せいぜい3キロ弱か。しかし、酒飲みはタフだ。あのあといつまで飲んでいたのかは知らないが。それともそうでもないのかな。I井さんなど昔に比べたら酒量はずいぶんと減ったみたいだったし。

相変わらず仕事ははかどらない。が、納期の迫っているものまでは一応ケリをつけられてほっとする。

R社が見積を訂正してもってくる。Y社はまだ。のんびりしてる。これだからR社に取られちゃうんだよ。


■2007.10.11(木) 誘わせといて、ご馳走になって……

 

17:30過ぎに仕事場を抜け出し。半蔵門線で桜新町へ。そこから徒歩でオークラランド前まで。足を踏み入れたことのない場所なので、キョロキョロしながら歩く。でももうすでに暗くなってしまっていたからね。休日の昼間だったら楽しかったのだが。

待ち合わせの「船千」にはぴったりの19時に着くが、I井さんとS良さんは10分過ぎに現れる。S良さんとは多分35年ぶりくらいなのだが、氏と良く合っているI井さんが滅茶苦茶な解説を入れるので、肝腎なことはなかなかわからない。でもなんとか35年分を3分ほどに縮めた概略はきけたような。ヘンな話だが、昔顔見知りだった人だと、空白部分にどんな仕事をしていたかくらいはきけないと落ち着けず先に進めない。だから何だってことではないんだけどね。

1時間半くらい?で、I井さんの1時期職場の後輩だったというS村さんがやってきて、ここからはほとんどがそのS村さんの独壇場になって、部外者的な私には予想外の展開となった。これはこれでものすごく面白かったのだが。

I井さんに、飯(飲み屋になど出入りすることがないので酒の肴というヤツも)をたらふく食べさせてもらい(またごちそーになってしまった。映画のチケット代だけは渡してきたが)10時20分には、地元の3人を残して先に帰ることに。道は迷いようもないのだが、不案内な場所だから桜新町の駅に着くまでは不安で、早足になっていた。なので終電の前の電車に乗ることが出来る。ありゃ、カメラのレンズフードを飲み屋に忘れて来ちゃったぞ。


■2007.10.10(水) 遅々として進まず

 

私的には糞詰まり状態。やることが遅いからね。どれもたいした量ではないのだが、版下に印刷からHPに古本まで(注文だ。珍しや)まんべんなくやることがあって、遅々として進まず。とりわけ時間がかかってしまうのがHP。ま、しゃーないか。

I井氏より葉書。明日の待ち合わせ場所までの行き方を丁寧にも3通り書いてきてくれていて、3つ目に「自転車の場合」とあった。いや、昔と違ってもうそこまでは元気じゃないのだけど。


■2007.10.9(火) 通帳がない

 

月掛けの通帳を探すのを忘れていて、朝日信用金庫のA元さんに悪いことをしてしまう。で、それを探すのに昼から3時間以上。片付けも出来たけど、目的は探し物だから気分的には最悪。予定も狂った。やることが少しずつ溜まっていて……うわぁ。


■2007.10.8(月) ショールーム2軒 映画『めがね』

 

家人とR社が予約してくれていたTOTOのショールームへ出かけた。10時を4分の遅刻で到着。バス、トイレと見ていくが、こういう所に来るといいものばかりに目がいってしまう。それが狙いでもあるのだろうが。もっとも今日案内してくれたS賀さんという女性担当者はそこらへんはちゃんと心得ていて、あくまで客主体になって商品を紹介してくれる。

アドバイスを受けて風呂の方は全部決めてしまうが、トイレと手洗い(もしくは洗面台にするか)については組み合わせがいくつも考えられるので説明だけを訊く。最後に関係のないキッチンもざっとは見たが、2時間以上も経っていた。

タイムズスクエアまで行き、むぎ万で食事。テアトルタイムズスクエアで『めがね』。予告が始まっていた時間ではあったがすでに満席で、最前列の右端という座ったことのない場所しかなく(右端は残り1席だったがここも埋まってしまう)、首が少しだけど痛くなった。

さらにINAXのショールームにも行き(こちらは手洗い器を中心に見る)、お茶して帰ったらもう18時をまわっていた。休憩も沢山したのにこうやってあれこれ見ると疲れること。


■2007.10.7(日) みなと区民まつり

 

掃除をしてから自転車で新橋へ。待ち合わせた家人と食事をしてみなと区民まつりへ。1時間半ほど見物(目的のものはナシ。もしかしたら去年ももうなかったのかもしれない)して集合場所?の庸ちゃんの所へ。次女一家に妹、母が集まり、でも何をするというのでもなくそこに1時間半も。パレードに出た母は疲れたらしく、先に帰っていく。区役所側に渡って、そこも見てから解散。私と家人はまた母の所に寄って、少しだけど荷物を持って帰る(18時近くになっていた)。

日が差すと暑いが、でも気持ちのいい日だった。


■2007.10.6(土) 映画『ストレンヂア −無皇刃譚−』『パーフェクト・ストレンジャー』

 

新宿へ。テアトル新宿で『ストレンヂア −無皇刃譚−』。食事をしてジュンク堂。2時間以上あった空き時間も本屋に行くとあっという間だ。新宿ミラノ2で『パーフェクト・ストレンジャー』。あとで気が付いたのだけど、今日はstrangerを2本なのだ。関連性はまるでないが。


■2007.10.5(金) 坊主頭 フォントがない

 

中日の落合監督が、優勝出来なかったことに責任を感じて坊主頭にしたことが新聞記事になっている。坊主頭にしたからってなんなのさ、という気がしなくもない。だって頭を丸めてすむのならいくらだってしちゃうよ、私。

そもそも落合は現役時代に、3冠王になれなかったら坊主になるとニュースステーションで久米宏と約束したのにしなかったことがあるのだな(そんな約束を迫った久米宏もどうかと思うが、落合もいいですよと答えていたのだ)。それまで落合のことをかっていた(というほどじゃないか)私だったけど、あれ以来そのことばかりが気になっていたのだった。いや、だからって今回のことでそれが帳消しにはならないのだけど。坊主頭にすることに意味があるとは思えないし、現実問題として、髪の毛なんてすぐ生えてきちゃうでしょ。

みっちり、でもないが仕事。気になっていた欧文があって問題なしと思い込んでいたフォントだが、やっぱりないものが出てきた。うーん、どうしよう。とりあえずはMacでやってごまかすことはできるんだけど、そうしているといつまでたっても移行できないし……。


■2007.10.4(木) Y社にも見積依頼

 

3時ごろから2時間ちょいと起き。なんでかな。すごく眠いのに、でも眠れず、結局本を読んで睡魔が訪れるのを待つ。

リフォームは、結局Y社にも見積を昨日依頼。S尾氏と久々に会う(午後1時間ほど)。チラシにある料金についてたずねると、それはあまりすすめられません、と。いや、そんなにあっさり言われても困るんだけど。限られたところだから特別目新しい話は出ないが、トイレについては最初から広げないと希望のものは無理(Rにもこう助言してほしかった)ということと、風呂の手すりは付けるなら2本にしておくべき、ということくらいか。

I井氏に葉書。


■2007.10.3(水) 名刺の整理 がらくた生活

 

仕事は午前中にちょこっとだけで、掃除、片付け、名刺の整理など。

名刺は仕事で制作したものについてはすでに移動してあって(これも3度目の引っ越し)、今回は実際に今までもらったものの整理がメイン。4つに分散していたものを2つにまとめるつもりが予想以上に数があって3つになっただけだから、これだけ読むと代わりばえしていないように思われてしまいそうだが、年代物の1000名入るもの(切れ込みに入れていくものだからデザインを見るには不都合なのだが、がっしりとしたもので処分するのをためらってしまう)や30年以上前の、これは今のものとスタイルはほとんど変わっていない(印象は古めかしいし、表紙がポリプロじゃないので折れてしまっているがデキはしっかりしている)ものを処分したのでちょいと目にはよくなったのだ。

整理は何より捨てることが1番。で、次にはちゃんと金をかけて、統一されたものを利用して整理する。私のように廃品をいかに使ってやろうかなどと考えていては、からがらくたに囲まれた生活からは一生逃れられないというわけだ。


■2007.10.2(火) リフォーム見積

 

R社の2人(YY+KK)がリフォームの見積を持ってやってくる(13時すぎから1時間ほど)。説明を聞いていて、今のトイレがあまりに狭いことに気付き、工事内容を変更してもらうことにした(しかしそのまますすめようとしてたR社もなぁ)。

一昨日片づけをしている時に左手の中指の爪の間に紙を差し込んでしまったのだが、昨日またそこを強く刺激してしまう。洗い物や名刺の整理などをすると痛いのなんのって。意識されないだけで指先というのはこんなにもいろいろな部分が接触しているのだと、妙に感心してしまった。こういうのって炊事や洗濯をすることが多い女性ならとっくに気付いていることなのだろうが。


■2007.10.1(月) 本『ナラタージュ』(島本理生) やぁーめた

 

島本理生『ナラタージュ』(角川書店)読了。女学生に戻った気分でドキドキ、って戻っても違うか。自分がそこにいなかったから救われたけど、もっともっと近い人間が出てきたら困ったことになっていたかも。じゃないか、ある部分ではなるほどと思うようなこと(人)がいくつもあったからドキドキしてしまったんだろうな。いや、でも、ってなにぐちゃぐちゃいってんだか。単純なんでのめり込んじゃっただけなのだけど。

最後にある付けたし部分はカメラマンのセリフが説明ぽくって、なんとなく違和感が。

1年以上ブログの映画の感想文に振り回されていたけれど、映画評論家じゃないんだし、やぁーめた、って。これはもうだいぶ前で、そのままほったらかしにしたらえらくすっきり。やめたって言っても書きたくなったら適当に書いていけばいいわけで。本も以前のペースで読めるようになったしね。これでいいのだ。


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