IllustratorのCS2で、パスファインダーのメニューが違う、選択が出来ない、と四苦八苦。
やっとのことで、2006年の映画のベストテンを選んだ。去年は181本と、前年よりさらに沢山の映画を観ることができた(日本映画66本、外国映画175本)。これは学生時代の記録に迫る。昔は名画座まわりが主だから、ほとんど新作ばかりの去年は、我ながら驚嘆ものといっていい。
これだけ観ているとベストテン選びにはそう苦労しない。どころかはみ出してしまった作品とテンとの整合性をどうつけようかと別のところで苦労した。とはいえ(じゃなくて、だからか)順位はけっこういい加減。気分でいくらでも変わってしまいそうだ。
2006年映画のベストテン
日本映画
1 虹の女神(熊澤尚人)
2 花よりもなほ(是枝裕和)
3 ゆれる(西川美和)
4 DEATH NOTE デスノート 前編(金子修介)
5 初恋(塙幸成)
6 嫌われ松子の一生(中島哲也)
7 かもめ食堂(荻上直子)
8 間宮兄弟(森田芳光)
9 時をかける少女(細田守)
10 蟻の兵隊(池谷薫)
次点(観た順)。『狼少女』(深川栄洋)『博士の愛した数式』(小泉堯史)『あおげば尊し』(市川準)『ヨコハマメリー』(中村高寛)『ハチミツとクローバー』(高田雅博)『DEATH NOTE デスノート the Last name』(金子修介)『手紙』(生野慈朗)『パプリカ』(今敏)
外国映画
1 キング・コング(ピーター・ジャクソン)
2 グエムル −漢江(ハンガン)の怪物−(ポン・ジュノ)
3 ココシリ(ルー・チューアン)
4 トリスタンとイゾルデ(ケヴィン・レイノルズ)
5 記憶の棘(ジョナサン・グレイザー)
6 敬愛なるベートーヴェン(アニエスカ・ホランド )
7 プライドと偏見(ジョー・ライト)
8 イカとクジラ(ノア・バームバック)
9 ホテル・ルワンダ(テリー・ジョージ)
10 トゥモロー・ワールド(アルフォンソ・キュアロン)
次点(観た順)。『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』(ジョン・マッデン)『クラッシュ』(ポール・ハギス)『マンダレイ』(ラース・フォン・トリアー)『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(デヴィッド・クローネンバーグ)『美しき運命の傷痕』(ダニス・タノヴィッチ)『ブロークバック・マウンテン』(アン・リー)『アンダーワールド エボリューション』(レン・ワイズマン)『グッドナイト&グッドラック』(ジョージ・クルーニー)『太陽』(アレクサンドル・ソクーロフ)『スーパーマン リターンズ』(ブライアン・シンガー)『サンキュー・スモーキング』(ジェイソン・ライトマン)『父親たちの星条旗』(クリント・イーストウッド)『トンマッコルへようこそ』(パク・クァンヒョン)『プラダを着た悪魔』(デヴィッド・フランケル)
『キング・コング』は2005年12月17日の公開(『狼少女』も12月3日公開か)だから正確には2005年のベストテンになるのかもしれないが、私は2006年の1月7日に観ているので入れておいた。あくまで2006年の鑑賞作品から、ということで。もっとも『空中庭園』『リトル・ダンサー』『息子のまなざし』のような明かな旧作(計10本)は除外した。
鈴木孝夫とC・Wニコルの対談『ことばと自然 こどもの未来を拓く』(アートデイズ)を読む。 |