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ブックリブックスの店主デクノロジジイの日記です。暇を持て余している人以外は近付かないほうがよろしいようで。
また本や映画については、ネタバレに関しての配慮はしていませんので、その点もご注意ください。一応、最近のものについては映画の内容に触れている部分は青くしていましたが、2006年7月からは別ブログ(http://d.hatena.ne.jp/dechnologigy/)にしました。
なお2006年からは、この日記と同じ内容のブログ(http://blog.livedoor.jp/dechnologigy/)もあります。
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■2006.8.31(木) ウィキペディア書き換え事件 テアトル池袋閉館

 

さわやかな日。が、仕事場の窓際は日差しが強く、そこにある温度計は36℃になっている。

朝刊に、楽天証券の社内からウィキペディアにある都合の悪い部分を削除していたという記事。あるだろうが特定は難しそうだと思っていた水面下の事件が、IPアドレスから判明してしまったというお粗末なもの。ただこの行為は、もしかしたら楽天証券を陥れる陰謀という線も考えうる。

テアトル池袋、本日で閉館。下にテアトル東京のサイトにあったお知らせを記念にコピーしておく。

■当館閉館についてのお知らせ
当館は2006年8月31日をもちまして閉館致しました。
1980年に、名画座として開業以来「アニメ映画専門館」や「アジア映画専門館」をはじめ「新人作家発掘の専門館」や「拡大ロードショー館」など、様々な興行形態を展開してまいりました。
しかしながら、ビルの8階での単独館であることや、映画館が立ち並ぶエリアから離れた立地なども影響して、業績が伸び悩み、今後の方向性につきまして検討を重ねてまいりましたが、収益性を飛躍的に向上させることは困難であるとの結論に達し、やむなく本年8月31日をもちまして閉館することといたしました。
26年間に亘りご愛顧賜りましたことに心より御礼申し上げます。

池袋という私には馴染みの薄い場所なのと、最近は東急系のロードショー館になってしまったこともあって、行ったのはせいぜい10回くらいではないか。映画館としても評価の低い劇場(162席)ではあったが、なくなってしまうとなるとやはりさみしい。ここではろくでもない映画を観たっけ。決してヒットしない映画ばかりやっていたからいつもガラガラで、だから『惑星大怪獣ネガドン』のレイトの時のあの混雑ぶりはまさに事件だったのかも。


■2006.8.30(水) 青果業の生活時間割

 

13:30にS口さんのところへ納品に行き、40分ほどお喋りしてくる。納品が主の青果業の生活時間割を、やっと、なんとなくだが理解できた。それにしても長年の習慣とはいえ、普通の人が寝る時間に起きるというのは、どう考えても大変だ。午後の3時と9時から3時間ずつの睡眠というのも、どうしてそうなったのか。話していて訊きたいことが沢山でてきたが、長くなってはとおじゃました。

雨ではないが、家人が仕事から手を離せず、果太の迎に。階段はすたすた下りるし、言い聞かせればたいていのことはわかるようだ。問題なのは逆に話しかけられた時で、なかなか幼児語を解せぬ私はしばしば立ち往生。


■2006.8.29(火) 映画『東京フレンズ The Movie』

 

18時すぎにおにぎり持参で錦糸町オリナスへ。TOHOシネマズ錦糸町-7で19:05から『東京フレンズ The Movie』。30分の時間調整は同じ階の本屋。売場面積が少ないので面白味はないが、文庫を中心に新刊のチェック。


■2006.8.28(月) 月曜病 もったいない夏みかん

 

毎日が休日のようではあっても、やはり月曜病は存在する。

昨日よりは暑い(仕事場にはいなかったので比較はできないが)気がするが、クーラーにはご遠慮願った。

朝日朝刊に「「もったいない運送」の輪」というタイトルで、不要品を有効活用する運動が紹介されていた。そのこと自体はいいのだが、発端は夏みかんで、もぎ手もなく木についたまま腐る夏みかんが沢山あって「もったいない」。で、それを旅館の風呂に浮かべたら好評だったのだそうだ。でもそれだって、まだ、もったいない。オレに食わせろー。


■2006.8.27(日) 映画『佐賀のがばいばあちゃん』『僕の、世界の中心は、君だ。』

 

涼しいとまではいかないが、ずいぶん楽だ。ただ、ちゃんと眠っているのに寝たりない気分なのな。

家人と楽天地シネマズ錦糸町-3で『佐賀のがばいばあちゃん』。食事のあとはひとりで、楽天地シネマズ錦糸町-4で『僕の、世界の中心は、君だ。』。ヨドバシを見るともなしに見て帰る。

掃除。PCチェック。夜は5人で「牛角」へ。昼は軽めにしても、夜は食べ過ぎでチャラ。

家人がヤフー(家畜人ヤプーみたいだ!)の「霧のいろは坂で車転落、がけ下100mで男性発見」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060827-00000402-yom-soci)のニュースを読んで、大騒ぎ。

もう日光(いろは坂の上)には絶対行かないのだそうだ。私も恐がりだけど、行くよ。でもバスの席は中央にしよう。


■2006.8.26(土) 映画『ユナイテッド93』『深海 Blue Cha-Cha』 本『ウェブデザイナーになってよかった 独立企業&ウェブサイト制作ドキュメント』(堀田理佳)

 

昼27℃。暑さも一段落。

家人と新宿へ。整理券を入手し、紀伊國屋書店で時間つぶし。新宿武蔵野館1で『ユナイテッド93』。ウルフガング・パックカフェで食事をしたあとは別れて、新宿武蔵野館2で『深海 Blue Cha-Cha』。

ヨドバシをのぞき、紀伊國屋書店画廊の『原画’(ダッシュ)展 少女漫画の世界 PART IV』に足をのばす。高橋真琴と竹宮恵子本人がいた。ふたりの他、あすなひろしの原画も。会場が狭いこともあるがけっこうな賑わい。

あわてて帰るが、家人からは美容院が長引いているという伝言で、そのまままた食事に出る。

堀田理佳『ウェブデザイナーになってよかった 独立企業&ウェブサイト制作ドキュメント』(エムディエヌコーポレーション)読了。間に『昭和天皇』が入って、すっかり本の山の下になって忘れ去られていたもの。軽い内容だし、私には直接役に立つことではないのだが、でもなるほどとうなずきながら読み終わる。


■2006.8.25(金) 健康診断

 

夜が暑い。眠れたが。

夕方、区の健康診断でN沢内科へ。問診、身長、体重、血圧、血液(肝炎ウイルス検診も)胸部X線、心電図、尿の測定と検査。運良くほとんど待たずにすみ(終わったら3人待ちになっていた)、検査も全部で20分ほどだった。

血液検査は、注射針はさすものの、採取は自動なのね。それも容器をどんどん替えるだけで(5、6本取ったか)。真空方式になったのはもうずいぶん前らしい。


■2006.8.24(木) シャンテシネから2度目のメール 高賃金?

 

シャンテシネからメール。返信は不要としておいたが、まあ、この返信はあって当然か。文章が慇懃すぎる(客宛なので仕方のない面もあるのだろうが、苦手なのだ)ので今回はもう載せるのを割愛するが、まあちゃんとしたもの。不満も残るが、この程度のことでクレーマーにはなりたくないので、もういいかなと。

講談社の高賃金についての記事(27才1,200万円! 国民の働く意欲削ぐ講談社の異常賃金)。http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=444

いやー、こんなに儲かっているのね。社員に手厚いことは悪いことではないと単純に思ってしまうが、これを読むと再販制度やライターの立場など複雑な問題もあるようだ。第三者としては学術文庫をもう少し安くするとか、そういうところに回してもらいたい、と。


■2006.8.23(水) ディヤオロウ 本『100万回の言い訳』(唯川恵)

 

次女、休日。

関敬六、肺炎のため死亡(78歳)。Gメールが紹介制をやめて、誰でも使えるようになるという。以上ネットの記事。

旅行中の新聞をまとめて流し読み。今回の奇想遺産にはびっくり。広東省開平市一帯の水田に5、6階のビルが3000棟もあるという。●楼(●は石+周という字、ディヤオロウ)というのだそうだ。「存在が歴史家や民俗学者に知られたのは20年ほど前」で、今ではほとんどが空き家なのだと。これがアメリカで成功した出稼ぎ農民の夜盗対策の砦というのも面白い。彼らとその一族はケ小平の開放政策が始まると、ほとんどがアメリカやカナダに出てしまったとあるが、でもなんで空き家なんだろう。

古紙の分別に、ホチキスの針を外す必要がないという記事も。なんだ、そのままでいいのか。もっともこれは雑誌などもそのまま回収しているのだから、いいのかもしれないとは思っていたのだけどね。とはいえ、せっかく分別回収に協力するのだから、できることはしなきゃという気分だったが、これですっきりした。

唯川恵『100万回の言い訳』(新潮文庫)を読む。都合のいい設定ながら、それは巧妙さに免ず。伊島と志木子を両極端に配し、その中間に結子と志郎夫婦の、陸人、許子を相手にした不倫のはじまりと終わりが描かれる。もはや不倫がスポーツの一種のように語られているのには恐れ入るが、沼田まほかるの解説にあるように、これも「自由度の高い社会に生きることの独特の困難さ」の産物なのだろうか。


■2006.8.22(火) シャンテシネからのメールと返信

 

次女、休日。クロコから引っ越し葉書。

朝日朝刊に本城直季の写真が使われている。少し前のcitibankの宣伝(だったか?)にも全面掲載されていたが、見るたびに感心してしまう。カメラという機械を通しながら、これほど造り物らしさが出せるのだから面白い。

東宝に返信。実はシャンテシネから18日にメールが届いていたのだ。以下はそのメール(中身のみを転載。体裁は一部変更。実名部分は伏せ字にした)。

平素よりシャンテシネにご愛顧を賜り誠に有難とうございます。

私、シャンテシネの支配人の■■■■と申します。

この度は「愛と死の間で」をご鑑賞いただいた際に、従業員の対応と上映に関する不手際がございましたこと、深くお詫び申し上げます。

■様からのご指摘後、当日担当致しました中里が映写係りに確認を致しましたところ、上映の後半部分にピントが甘かったという報告を受けていたとのことでございます。本来ならば、その場で映写係りに確認し、その場で■様にご報告、対応させて頂くべきところ、全く誠意がない不備のある対応をしてしまいました。貴重なお時間を頂戴し、わざわざお越し頂いたのに、誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。

又、当日、■■よりご説明させて頂きました、プリントの状態に関してですが、全く誤解を招くもので、■様が不審に思われるのも無理はございません。申し訳ございませんでした。ベストな状態でご鑑賞頂くべく、公開前のテスト、公開後も毎日の点検を致しておりますが、今作品はピントの設定が難しく、また、音響に関してですが、今作品では音響システムのSRDという方式での上映が出来ず、SRという別の方式で、上映をおこなっておる事実がございます。音響に関しては、SRで上映させて頂く旨の表示を掲出させて頂いておりますが、ピントに関しての表示はございませんでした。■様のおっしゃる通り、表示が必要かと存知ます。早速、表示を掲出する事とさせて頂きます。

この度は貴重なご意見を頂戴致しまして、誠に有難うございました。

もし、もう一度お時間を頂けるようでございましたら、「愛と死の間で」を改めまして、ご鑑賞頂きたく思っております。「愛と死の間で」は9月22日までは当劇場にて上映がございます。もし期間内でご都合がよろしい日程がございましたら、その際には大変お手数ではございますが、こちらのメールにてご連絡を頂きますか、直接劇場までお電話を頂きたく思っております。お電話の際は、秋葉が不在の場合は営業係りをお申し付け下さい。今後は、従業員の教育を含め、対応の不備、上映の不備がないよう徹底する所存でございます。■様におかれましては、引続きシャンテシネをご愛顧賜ります様、何卒よろしくお願い申し上げます。

次は、今日私の出した返事(これも中身のみ。体裁は一部変更)。

回答メールありがとうございました。

夏季休暇で小さな旅行に出かけていたこともあり、確認並びに返事がが遅くなってしまいました。

 

映写についての説明はおおよそわかりました。私も前回は書きそびれてしまっていますが、確かに問題だったのは上映の後半部分のピントでした(同伴した妻とも後でいろいろ確認しあいました)。

要するに『愛と死の間で』は、ピントの設定が難しいものの、前半程度の状態の上映は可能(つまりは映写ミス)だったということなのですね。

でないと、もう一度鑑賞させていただけるという意味がなくなってしまいますから(笑)。

もっともせっかくのお申し出ですが、これは辞退させていただきます。残念ながら『愛と死の間で』は私にとっては2度鑑賞するような作品ではありませんでしたので。すみません。

 

対応についても書いてくださっていますが、やはり今回のような場合は、そちらが先回りして客の連絡先などを確認しておき、問題があってもなくても報告してくれるべきだと思うのですが、いかがでしょう。

 

シャンテシネは私の1番好きな劇場です(もうずいぶん前になりますがシャンテシネクラブの会員だったこともあります)ので、これからも何度も足を運ぶつもりでいます。

特にシネ1の、あの段差と背もたれの丸い椅子がお気に入りなのですが、もしかして椅子はかえられてしまう運命にあるとか? あの椅子、首の座りがとてもいいんですよね、私には(笑)。

それでは。

実は上のは、来たメールから返信しようとしたのだが、それが出来ないようなのだ(出せるのだが戻ってきてしまう)。単純に返信にするとアドレスが「toho@www.toho.co.jp」行きになってしまいダメ。差出人を見ると「東宝WEB担当mail@toho.co.jp」とあったので、次はこれを入れて送信してみたが結局ダメのようだ。

仕方なく、最初にメールした東宝のサイトからの問い合わせフォームを使用する。しかし、はじめての問い合わせならともかく、一々ここからでないとメールが出来ないというのはものすごく不便だ。ウィルスや迷惑メール対策なのかどうか。それとも何か他の理由があるのだろうか。


■2006.8.21(月) 1.5kg増

 

1週間ちょっとの夏季休暇で、体重が1.5kg増えていた。何だかんだいってよく食べたもんなー。苦労して60.5まで減らしたのに、あっけなくパーとはねぇ。

家人はwebの講習会(13:00〜17:00両国)へ。I井さんから葉書。


■2006.8.20(日) 合宿2日目 忍野散策

 

寝たのは1:40くらいだったろうか。5:00に目が覚める。民宿は靄の中だったが、6:00になって外を覗くと、富士山が7合目あたりから頂上までくっきり。もっともそれも30分くらいの間だけで、昨日と同じような天気になってしまう。

みんなは7:30の食事までバラバラに散歩に出たが、午後もここでのんびりする予定の私は、宿に残りベランダで映画のメモなどとっていた。睡眠時間は足らないはずなのにやたらすっきりしているのは、自然の中にいる気持ちよさだろう。

9:30からはIS知、S川氏のレポート。最後におまけで、元村長だったという宿の主人?に忍野村についての話を10分聞く。

12名が立ったあと、元村長に忍野の地図などをもらって、散策開始。ちょうど正午だ。

朝たっぷりだったので空腹感はないが、腹ごしらえは何処かでしておかなきゃと思っていたら、なんと200円の蕎麦があるではないか(「おもさいハウス」)。値段が値段だけに軽いが味はまずまず。菖蒲池の方をぐるっと回ったあと、またここに戻って焼きとうもろこしも買う(100)。これが甘くてめちゃくちゃうまい。

忍野八海は湧き水のあるところに普通に農家があって、それがなんとなく観光地になったという感じだ(本当のことは知らない)。整備はし尽くしされているが、素朴な部分も残っている。スケールも小さいのだが、それがかえって好ましく思える。

一通り見たあと、少し離れた出口池へ向かう。雨が少し降ってくる(1:15)。たった15分ほどのところにあるのに、こちらは誰もいない。池の後ろに小さな赤い鳥居があって、雨粒が波紋になった池との組み合わせが絵になっている。その横から地図にない細い道(山道)が続いていたので、入ってみた。

いつでも引き返せる単純な道とはいえ、林の中はあまりに静かだし、暗くて不安になる。少し道からはずれたら死体がころがっていても誰も気づきそうもないなどと、ひとりだからどうでもいいことばかり考えながら歩く。

引き返す踏ん切りがつかないでいたら歓声が聞こえてきて、テニスコートが現れた。視界も開けて、落差に気が抜ける。ずいぶん整備されているコートだ。さらに進むとまた別の敷地内にコート。こちらはクレーで、学生たちが合宿をしているようだ。しばらく試合を見ていたが、急に大粒の雨となった。

ここからは一応車道らしきものになるが、自分が何処にいるのかは不明。広い道に出て、大きなカーブを曲がり、やっと位置が確認できる。なんだ、ちっとも歩いてなどいやしない。そりゃそうか。時間ばかりかかる、のったらふらふら歩きだからね。

このあとも脇道に入ったり、釣り人を眺めたりと余裕で歩く。雨は途中で上がってしまう。無人販売所で有機栽培のきゅうりを購入(200)。帰りのバス停を確認して、再び忍野八海の中心に戻る。

入場料が安い(300)ので、榛の木林民俗資料館も見ることにする。茅葺き民家の3階にまで上がれて、中をじっくり見学できた。この民家と富士山が絶好の撮影ポイント(よく見かけるもの)なのだが、富士山が見えたにしても写す気はしない。いや、デジカメなんだから持っていたら写すか。カメラがないのは楽だが、被写体を発見するたびがっくりする。

湧き水をボトルに入れ、お土産を買い、早めにバス停へ。待っている人が誰もいないというのは不安だったが、3分遅れただけでちゃんとやって来た(16:48)。

が、往路同様いきなり渋滞に巻き込まれてしまう。疲れていたので2時間近く寝てしまうが、まだまだ渋滞のただ中だった。トイレが我慢できなくなった子供がいて、途中の小さな休憩所で止まったのだが(渋滞でトイレも混雑している。で、そこに駐車するのも大変)、便乗で次から次に降りる客が20人近くいて(食べ物を買いに行く客まで)、運転手もため息をついていた。これで30分近くはよけいな時間がかかったことになる。が不可解なのはそのトイレ休憩を申し出た人たちが、走り出して10分の相模湖で下りてしまったことだ。いやはや。

新宿西口には20:43着。1時間50分の遅れだ。食事をして帰宅。


■2006.8.19(土) 本『昭和天皇(下)』(ハーバート・ビックス) 忍野八海勉強会合宿

 

8:50に家を出る。赤坂見附付近の発煙事故(何だろう?)で丸の内線は振替輸送中という掲示。だって今発車して行ったのに(それには乗れなかったのだ)。動いてはいるにしても相当遅れているとしたら、と必死で別のルートを考え出したら電車が入ってくる。なんだ。たった6分待っただけだったのだが、丸の内線や銀座線だとそれすら長く感じるのだから習慣とは恐ろしい。

新宿西口の高速バス乗り場には20分前に着く。メンバーも揃い(T丸、M本、Y江、N山、O川、I川、IS知、N衡、私に女性がS川、H比Y、I藤で計12人)バスは10:10の定刻に出発(02Aの席。全員早めに予約を入れたらしく前の方に固まって取れていた)するが、いきなり渋滞で、まるっきり止まったりはしないが、のろのろ運転。12:17の到着予定時間に、まだ相模湖に向かうトンネルの中。

地下鉄で課題図書の『昭和天皇(下)』をやっと読み終わったのだが、バスでは『英霊の聲』(これのみ。他の収録作品までは読めず)。ホントにギリギリだ。あとM本氏から約束のO氏の追悼文集をいただいたので、それも少しだけ読む。

富士急ハイランドでは運転手が何度もマイクで呼びかけても下りるはずの人(2人の若い女性だった)が行動を起こさず、全員があきれて見守る中、後ろの方からのそのそと……。運転手にすみませんでもなく(他の乗客にもなんだが)、何を考えているんだか。これでさらに遅れだよ。

忍野八海には1時間半遅れで到着(13:48)。現地参加のN村さんという女性の案内で、5分ほど歩いて「上の宿」という民宿へ。大きなインゲン(もろっこ豆というらしい)の入ったほうとうにおにぎりと漬け物の昼飯。お腹が空いていたこともあり大満足。

すぐ勉強会に突入。T丸氏の『英霊の聲』レポートに続き、『昭和天皇』をM本、O川各氏がレポート。

17時に忍野八海の散策に出る。湧き水の池は土産物屋の中に組み込まれていたりで、あきれるほど観光地化されてしまっているが、湧き水ならではの透明度は神秘的で、いつまでも見てしまう。もっともお金は投げ込まないようにという注意書きがあるのに、底には沢山ばらまかれているし、ケータイも2つ落ちていた。池を4つほど回り、途中からは二手に分かれて帰る。

食事はごく普通の宿の食事(18:30)。お代わりなしで十分に満腹。庭に出ると木の間に、富士山の山小屋の明かりの連なりがはっきり見える。いつの間にか雲が消えていたのだ。星も目をこらすとけっこう見える。

19:45からはまた勉強会。Y江氏のレポートで今日の予定は終了となるが、交代で風呂に入りながら、1時まで飲みながら討論会のようなものが続くのは例年の流れ(何人かは途中で部屋に消える)。天皇制についてこれだけ長時間に渡って語り合った経験は初めてだ。でもまだ言い足りない。


■2006.8.18(金) 映画『ディセント』『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』『時をかける少女』

 

渋谷へ。シネセゾン渋谷で『ディセント』。JRで新宿へ。新宿ミラノで『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』。テアトル新宿で『時をかける少女』。


■2006.8.17(木) 東宝にメールで抗議 芋虫

 

不安定な天気。強い日差しと激しい雨を何度か繰り返す。

迷ったが、昨日の件で東宝に抗議メールを出すことにした。

『愛と死の間で』を、シャンテシネ1(8月16日11:30の回)で観た者です。

映画のピントが甘く、かなりぼやけた状態の上映でした。
はじめのうちは監督の意図するところかと思って鑑賞していましたが、
どう考えてもそうとは思えず、またエンドロールの字幕までが
完全にぼけていましたので、映写ミスのような気がしてなりません。

もちろん私は専門家ではありませんし、日本語の字幕は読めましたので
(もっともこれも多少ぼけ気味でしたが)ためらいはありましたが、
はじめてのことでしたので、劇場にそのことは伝えました。

対応してくださった営業の■■?さんの説明では、
この作品はフィルムが映写機とは合わず、音声もよくないのだということでした。
昨日は他に用もありましたので、不本意ながらそれで引き取りましたが、
もし上記のような説明が本当なら、これはこれで問題なのではないでしょうか?

フィルムと映写機の合う映画館で上映するか、
どうしてもそれが無理だというのであれば、
ピントが甘くなる旨をあらかじめ明示しておく必要があると思います。

以上ですが、個人的にはやはり映写ミスではなかったかと疑っています。

ぜひ、納得できるようなご回答をいただきたく、メールいたしました。

ブドウの木の下の方の葉がほとんど食べられてしまっていて、原因が昨日見つけた芋虫(何の幼虫なんだろう)だということが判明する。体長は10cm。1匹をシャベルで引きはがして路地の草むらに捨てて安心していたが、他に2匹も。保護色になってるのな。

ブドウのつるにしがみついているので離せずに難儀していたら、前のHMさんが、つまんで取ってくれた。虫は嫌いと言いながら、でも触れてしまうのだからすごい。ついでに観察したいからと、自分の家の鉢植えに放していた。さすが小学校の先生だ。

今日は家にいて正解だった。やることがいっぱいじゃんか。仕事も少々。


■2006.8.16(水) 映画『愛と死の間で』 劇場(東宝)に抗議

 

小雨。家人と地下鉄で銀座へ。シャンテシネはチケット売場がいつになく混雑していて、30から40人ほどの列ができている。レディースデイと重なっているためらしい。地下に行く階段に並ばされるが、開場してみれば楽々だった。

シャンテシネ1で『愛と死の間で』。

ピントの甘い映写(専門的なことはわからないが)で、劇場に抗議。営業のN里という人に代わって対応してくれるが、説明は納得しかねるもの。フィルムと映写機が合わず、音声もよくないと言っていたが、これで許容範囲と判断したのだろうか。

雨があがってしまったので、傘がじゃまくさい。

「ダッキーダック」で食事をしたあとは別行動。旭屋に1時間。本を買って帰る。

帰って少ししたら、今給黎先生から電話。暑中葉書を出したからだが、最近は字を書くのが億劫なのだという。先生でもそうなのか。達筆が衰えずにいたので感心していたのに。


■2006.8.15(火) カメラを修理に 映画『ハチミツとクローバー』『森のリトルギャング』

 

小雨で、果太を保育園に。出る前もつかまって遊び相手をさせられる。だから予定(などないか)がくるって出かけるのが遅れる。

新宿へ。ペンタックスフォーラムにカメラを持ち込み、修理を依頼。CFカードの認識不良(コネクターピン抜け)のほか、液晶の窓割れや、CCDの清掃も必要な時期になっているので、まあ仕方のないところ。

見積もりに20分かかるというので、同じビルで食事をし、キヤノンのショールームをのぞく。だもんで、1時間近くたっていた。

見積もりは20790円。こんなにかかるとは思えないのだが。点検代込みということで納得するしかないか。最初に標準で付いていたズームレンズは修理代が9000円近くかかるというので、こちらは見送ることに。不要レンズは下取りシステムに使うことも可能だと言われる。メーカー直でそんなこともしてるんだ。だけど、レンズの購入予定なんてないんだよね。

書類作成で待たされていると、私と同じ*istD+16-45のレンズを持ち込んで点検を頼んでいた客が、その引き取りで隣に座る。その人が別の受付の人に話をしているのを聞いていると、露出がアンダー気味なのだという。その人ほどではないが、私のも若干その傾向があるので、声をかけてみた。ペンタックスの回答は異常なしというので頭をかかえていたが、露出については私ももっといろいろなことを知りたくなってきた。

シネマスクエアとうきゅうで『ハチミツとクローバー』。続けて新宿ミラノ3で『森のリトルギャング』。

食事をして帰る。


■2006.8.14(月) 竜頭の滝 中善寺湖畔 カメラ故障

 

また2:30に目が覚めた。昨日と同じパターンだ。ただ身体は睡眠を欲しがっていて、本を読む気にはならない。6:20には完全に起きるが、昼前までは眠くて仕方がなかった。

朝はパン(これも前もって洋食か和食かを申請しておく)。だから量の調節は簡単。それに昨晩は目一杯食べていないので、食欲も少し戻っている。昔は満腹感が好きだったのに、こんなに往生するとは。本当に懲りた。

今日は予定を立てたので、早々に宿の精算をすませ、バス停へ向かう。

30分前から並んだので順番は1番だが、JR日光駅が始発なので、座れたのは10人ほど(9:26)。乗れなかった人も多い。東武日光駅始発のバスも用意しないと、東武は自分の首を絞めることになるのでは? 竜頭の滝まではちょうど1時間。寝不足で気分が悪くならないかと心配したが、いろは坂の上りもまったく問題なく、快調。

滝に沿って湯川まで往復し、あとはゆっくり中善寺湖畔を、バスで来た道と平行しているハイキングコースを通って戻って行く。車道に近いところは音が気になるが、湖畔の道は人影がほとんどない。ヨットやキャンプをしている人もいるが、去年の裏磐梯以上にのんびりしたイメージなのだ。

昼食(今日もコンビニのおにぎり)で休憩した時に、カメラのCFカードが一杯になったので交換するが、CFカードを認識しなくなってしまう。別のCFカードを入れてもダメで、調べるとカメラに2列あるピンの4番目が折れて、CFカード側に刺さっていた。うわ、こりゃダメなはずだ。交換時に落としたので、もしかしたら小さな砂粒か何かが付着していたのかもしれない。

やれやれ。写真が撮れなくなって、とたんにカメラを重く感じる。出がけにあれほど大騒ぎしてCFカードを用意したっていうのにさ。使えないカメラをぶら下げて歩くのは苦痛以外の何者でもない。

バスターミナルまで来てまだ時間があるので、せっかくだからと華厳の滝も見学。今までで一番水量が多い。ったって40年以上も前と比較してのことなのよ。

戻って来るとバス停は長蛇の列で、15:00発は1台増便してくれたのに、ちょうど私の前で打ち切られてしまう。行きは立ち客も乗せていたのに、帰りは補助席使用の人数しか乗せないのね。次の15:21は湯元発なので乗れるのかどうか心配になってきたが、またここから別の始発の増便を出してくれた。

見晴らしのいい1番前の席を取るが、いろは坂では遊園地のアトラクションに乗った気分。バスは車高があるから、坂を回るたびにヒヤヒヤする。下りは景色が見えない方がよかったか。家人が怖がりっぱなしで、私は車酔いしている暇がなかったほどだ。家人は車酔いとは無縁なのに、こういうのはまったくダメだという。私も最初は怖かったが途中で慣れてきた。車酔いには慣れがないからねー。ま、今回は何とかセーフだった。

東武日光駅前でソフトクリームを食べながらお土産を見ていたが、ここでも早く帰りの電車に並ぶべきだったのだ。列を見てあわてたが、席はぎりぎりで確保できる。16:58発で北千住には少し遅れて19:25着。何度もうとうとするが、眠れない。

地下鉄に乗り換える前にホームで立ち食い蕎麦を食べる。あー、うまい。私にはホテルの料理よりこれがお似合いなんだよな。住吉で下り、歩いて帰る(20:30)。いいね日光、近くて。


■2006.8.13(日) 霧降高原 霧降の滝

 

空調を止めてしまったら暑くて、2時には目が覚めてしまう。1時間ほど本を読むが、眠くて頭に入らず。空調はかければ音がうるさいしで、寝たり起きたり状態のまま朝になった。

朝食も量が多く(お粥は美味)、昨日のがまだ腹に残っている感じがするが、でもこうやって出されると残すのもいやだし、食べてしまうのだな。身体が重い。

駅まで歩くと9:24のバスは出てしまうところだった。コンビニ+土産物店でおにぎりを買い(これが目的で駅まで歩いたのだが)、10:03のバスで霧降高原へ。運転が乱暴?で、気分が悪くなりかけたところで着く(10:26)。

歩きに自信がないので(連泊だから荷物だって少ないのに)リフトは往復券を購入(1800)。3本のリフトを乗り継ぎ、そこから丸山まではゆっくり45分ほどかけて上る(11:45)。リフトからの景色が素晴らしいものだが、上に行くにつれ霧が出てきた。

頂上に15分くらいいたところで、空模様がさらに怪しくなり雷まで鳴り出す。リフト乗り場からは、山頂は落雷の危険があるので下山するようにという放送を繰り返している(ほとんどの人はリフトはそのままUターンだった)。おにぎりをちょうど出したところだったが、逆らっても仕方ないので来た道を戻る。が、どんどん霧がはれ、登りの時よりも視界は広がっていた。雷もあっさり遠のいてしまったようだ。ま、こんなものかも。

帰路のリフトは貸し切り状態。乗る時は、これはボロ儲けだなと思ったが、すぐこんなでは、料金は妥当なのかも。神橋の渡り賃500円(馬鹿らしくて渡る気がしない)よりは少なくともマシだろう。

バス停まで下りると、ほどなく13:09のバスが来る。時間が早いので、霧降の滝で途中下車することにする。見晴台で、滝をバックに幼児を左手1本で欄干に座らせ、右手でカメラを操作しているとんでもない父親(だよね)がいた。見ている方がハラハラしてしまう。

14:29のバスに乗れたので、宿には14:45に着いてしまう。15時前だったが、露天にもう入れると宿の人が言ってくれたので風呂に入る。部屋に戻ってのんびり。こういう旅もいいもんだ。30分の昼寝も。でも、まだまだ明るい。

今日の夕食は鴨のロースト(申し込み時に希望のメニューを選んでおく必要があるのだ)。出かける前に、年故にあまり食べられないからうまい蕎麦はあきらめると申し出ておいたのだが、昨日に比べると全体に少な目な気がする。もっともこれでも最後は満腹だから、蕎麦は断って正解だった。昼(空腹感なし)を、コンビニのおにぎり2個にしておいてこれだからなー。


■2006.8.12(土) 日光へ 憾満ヶ淵

 

CFカードは昨日の夜布団に入ってからしまった場所を思い出す。が、朝になって現物を確認するまでは不安でしかたがなかった。あてにならない記憶力だからね。

8:30に家人と家を出る。3日間有効のフリーパス(4500)を購入。浅草(9:10)−東武日光(11:15)。途中まで曇天(視界はいいが)だったが、下今市で雨になり雷も。激しく降るが、着いてすぐやんでしまう。

今日は東照宮でもいいと思っていたが、近場のハイキングに変更。駅前の「らんぶる」で食事をとってから、歩き出す。神橋から含満大谷橋を通り、憾満ヶ淵、並び地蔵、大日橋へ。東京電力のよくわからない設備も魅力的だし、なにより人が少なくて私向き。そのまま120号線に出て西参道の下から表参道に抜け、今度は大谷川に近い道を通って霧降大橋を渡り、宿の「プチホテル ハインド&スタッグ」へ辿り着く(16:15)。

心配だった天気だが、雨はあれっきり。だらだら歩いたのでじわじわと疲れが。すぐ部屋の風呂に入るが、足の裏の痺れは夜になるまで取れず(3つの外風呂は使用中で、食後に入った)。

夕食がたっぷりでもてあました。メインディッシュのスペアリブの途中で普段だったらもう切り上げている量だ。このあとさらに蕎麦(うまい)とデザート(どちらも多いのだ)があって、動きたくなくなった。去年もペンションの料理が豪勢でお腹がきつくなって困ったが、今回はそれ以上の気がする。宿の造りといい若い人向けなんだろうな。


■2006.8.11(金) 孫自慢暑中葉書

 

果太は熱があって休み。何で昨日じゃないんだ。家人が面倒をみることに。だけど元気。熱もすぐ下がる。途中から保育園に連れて行くってのはダメなのかな?

暑中葉書をまとめて書く。文章書くのが面倒で果太の写真でごまかした。やだねー、孫自慢になってるよ。もっとも写真はあまり撮ってなくて、ちっともいいのがないから1年前のものにしてしまった。なんじゃ。

夜になって旅行の支度をはじめるが、CFカードの予備が見つからない。


■2006.8.10(木) 謎の試写状

 

真ちゃん休日。

夏空が戻るが、めちゃくちゃな暑さというのでもない。でも除湿のスイッチは入れたが。

I井氏から葉書。というか、これは一応試写会の招待状らしい(よく見たら小さくマスコミ試写のご案内と書いてある)。しかしよくわからない。4作品(「美の改革者 武智鉄二全集」とある)11日分、2会場(松竹の試写室とシネカノンの試写室)のどこにでも行けるようなのだ。だけどこの葉書で全部行ってもいいのかどうかは? それに全部平日の昼間だけどね。I井氏は、私が仕事をしていないと思っているようだ。半分当たってるか。


■2006.8.9(水) 郵貯インターネットホームサービス

 

果太を保育園に。雨。たまに強く降る程度。

振込の確認のため「郵貯インターネットホームサービス」にログインしようとするが、パスワードがわからない。通常の仕事用とブックリブックス用があるためややこしいことになっていただけで、解決してしまった今となっては馬鹿馬鹿しい話。

ところでこのサービスだが、残高確認はできるもののそれは本当に残高だけで、日にち別や振込金額による内訳もでてこないシロモノ。ウチのように取扱件数が少ない場合ならまだ類推できなくもないが、これでは役に立たないではないか。

「郵便貯金相談室」に改善するように電話を入れたが、電信扱いにしてもらえればという返事。もっともデキの悪さは承知しているようだった。上に書いた程度の改善なら現行の方法でもすぐできそうなのだが。

家人は午後からWeb関連のセミナーへ(13:00-17:00)。

夜、はてなダイアリーの映画評ブログを何とか形にする。言い出してから1ヶ月もかかってしまった。既存のブログを単純に利用しているだけなので、デザインはぶさいくだし構成上でもあちこちヘンなのだが、自分のためのものなので、まあとりあえずはこれでもいいかな、と。


■2006.8.8(火) EXPACK 500 散髪 異様な夕焼け

 

夜から雨。たいした雨ではないが、台風7号が接近しているとか。30℃を割り込んで、空調いらず。蒸すことは蒸すが。

果太を保育園に。途中「大きいトラックだ」とはしゃいでいたのに、園に着いたらなんとなくごねだして2階に上がろうとしない。わからん。ま、私は置いてくるだけだが。

郵便局に荷物を出しに行く。佐川急便が値上がりしたため、EXPACK 500を使った方が安上がりな場合が多くなっているので利用してみることにしたのだ。これは便利かも。

帰りに散髪。菊川に出来ていた1000円散髪屋で、ここははじめてだ。安いところはやることが雑なところが多いのだが、この若い男の子は馬鹿に丁寧だ。カット自体は普通なんだが、手順が恐る恐るといった感じなのだ。

もっとも私の場合、丁寧にやられるのが非常に苦手ときているからやっかいだ。耳の裏あたりをもぞもぞと触られていると、思いっ切り掻きむしりたくなって身をよじってしまうのだ。もっと乱暴にして。ってマゾじゃないんだが。だから正規の床屋などには絶対行きたくないのだな。今日もあと少しで我慢できなくなるところだったが、1000円散髪だからね、拷問時間は最短にて終了。

短く刈り上げて、と言ったのにそうなっていない。まあ何でもいいんだ。次まで長くもってくれれば。さすがに学生時代のように、5分刈りと長髪を繰り返すわけにはいかないものね。私の理想は池田満寿夫で、彼のように気になってきたら自分でざくっというわけにはやっぱりいかないか。

13時過ぎに雨は上がったがはっきりしない空模様。それが18:45(私が気がついた時間)には異様な明るさが広がっていて、通りまで出て確かめてしまったほど。空の半分以上がオレンジ色で包まれていた。オレンジ色の方は雲ばかりなんだけどね。


■2006.8.7(月) 母帰る

 

またテレビの音で目がさめる。まだ5時なのに。母上、学習してくだされ。8時近くにまた寝てしまって調子の狂うこと。

真ちゃん休日。

昼は家人がいつも用意してくれる弁当ではなく、母が近所で買ってきてくれた。しかし何でこう沢山買ってくるのか。デザートまで。私はそんなに食べないっていうのに。

母は夕方、涼しくなってから帰っていった(17:40)。


■2006.8.6(日) 映画『トリック劇場版2』『ジョルジュ・バタイユ ママン』

 

5:30から大音響で落語(テレビ)。たまらず起きて2階へ。「空気も入れ換えないと」と、遠い方だが窓もあけてある。空調使っているっていうのに。それより音が向かいのH家などに届いていないか気になってしかたがない。

昨日はすぐにでも帰るようなことを言っていた母だが、すっかり腰を落ち着けている。今日も泊まるのか。まあいいか。この暑さだしね。

夕方、自転車で銀座へ。銀座テアトルシネマで『トリック劇場版2』、そのままレイトショーで『ジョルジュ・バタイユ ママン』。

外出中に、真ちゃんたち新潟から帰る。


■2006.8.5(土) 母が泊まる

 

朝から暑い。掃除を済ませてから自転車で新橋へ。長袖は羽織ったが、手の甲はこれじゃ焼けてしまうな。帽子も忘れたが戻っている余裕なし。『太陽』のシネパトス前は整理券を発行しているが、待っている人も……。どうせ今日観るわけではないのだし、時間も切迫しているので確認(とまでいかないが)のみ。

直接「徳寿」へ(13:33〜)。健さん、妹、母、家人(庸ちゃんは風の子)がすでに来ていた。

3人でいったん母の所に行き、そこからは母と家人で我が家へ。私も大道将棋大会、文教堂を覗いておとなしく帰る。

家に来た母は、着物の整理のあと浪曲のCDでしばらく静か(でかい音だが浪曲はそれほど耳障りではなかった)にしていたが、夕食後は結局次女たちのテレビを2階にもってくることに。

しかし困った。この音が漏れたら近所迷惑だし、なにより私がノイローゼになりそうだ。対策はもちろん考えなくてはならないが、何とか母と協定を結ばなくては。どのくらい受け入れてくれるかなんだけど。


■2006.8.4(金) 異常なし 本『昭和天皇(上)』(ハーバート・ビックス)

 

次女夫婦と果太、新潟へ。

日本予防医学協会から封書。先日の胃癌の検診結果は異常なし。もうちょっとは長生きしてもいいよね。

R社からは継続して仕事が入ってくる。他が見つかるまでの場つなぎなのかどうかはわからないが。

ハーバート・ビックス『昭和天皇(上)』(講談社学術文庫)読了。推理小説を読むようなわけにはいかないね。ふぅーい。


■2006.8.3(木) バスの予約

 

勉強会の合宿のためのバスを予約。ネットからの予約は混雑でいつまでたってもつながらず(会員登録までしたのに)、結局電話に手を伸ばす。こちらもオペレーターの対応は混んでいて、音声対応の予約に進んだ。気が抜ける音声と繰り返しに一々「はい」「いいえ」と答えていかなければならないのがかったるいが、無事終了。もっともこれは予定がはっきり決まっていないと(日にちだけでなく、バスの発車時刻も把握した上でないと)申し込めない。ここに電話する前にネットの時刻表でそれは確認していたので問題はなかったが。

支払をコンビニに指定し、さっそく払いに行くが、ここでも手こずった。店員の教えてくれたメニューが違っていただけなのだが。何でも経験していないと大変だし大げさになる。とはいえ、ちゃんと発券されてきたし、よく出来たシステムだ。


■2006.8.2(水) 少しだけ整理

 

吉村昭、鶴見和子死去の記事(朝日朝刊)。

果太不調だが、次女が休みの日。夜もどしたらしい。軽い食中りか。

紙くず(一応メモなんだけど)が至る所に散乱している。だからしょっちゅう捜し物をすることになる。というわけで少しだけ整理。

メールにはてなダイアリーで、午後はお終い。夜は名刺印刷。


■2006.8.1(火) 長女にメール

 

Y叔母が名刺を取りに。名刺、葉書、本の発送。アマゾンに再出品。あと昭文社の地図もダメモトで出してみた。

長女にメール。引用もあるからだけど、どんどん長くなって、やれやれ。

って、出して夕食すませて仕事場に戻ったらもう返事が来てる。もー。しばらく出すのやめよう。タイピングの遅い私にはあいつの相手は無理だ。


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