夜中、目に突然の痛み。トロのヤツがのびをして爪を立てやがった。痛みがなかなか消えず、とんでもないことになったかと心配になる。
が、しばらくは起きていたものの眠れてしまったし、朝よーく見てみるが大丈夫のようだ。
家のまわりを掃除。メダカの水も換えていなかった。30分ほど動いただけなのに腰が痛くなってくる。やめると治ってしまうから、単なる運動不足。ひどいもんだ。
映画を3本観る予定を立てたのだが、その前にも観られそうなので13時過ぎに出かけることにした。体調次第でいつでも帰るという弁解付き。
新宿ミラノ座で『ザスーラ』(Zathura)。
感心しなかった『ジュマンジ』の続編。予告編でもすべてがわかった気になって、だからまるで期待していなかったのだが、そこそこ楽しめる。あくまでゲームというのが前提だから、アイディアは面白くても、それが縛りになってしまっている。
さまよえる宇宙飛行士の設定はいいと思うが、彼も昔ゲームをしたとなると、ゲーム自体が進化しているとか。なんてことは考えないように。
最後、自転車が庭に落ちてくるんだけど、こういう遊びをするのだったらもっと細部にこだわってくれなきゃね。
続いて新宿東急で『エンパイヤ・オブ・ザ・ウルフ』(L' empire des Loups)。
狙いは悪くないが、はずしている。ジャン・レノの悪徳警官はこの際置いておいて、単純に夫のことだけが記憶にない女性(アーリー・ジョヴァー)に焦点を絞れば、かなり面白い話になったのではないか。
実際、彼女の悩み明らかにされていく場面には、ぞっとさせられる。自分の記憶に自信が持てなくなるというとてつもない恐怖感を、事件を大きくすることで(トルコの国粋主義組織を登場させるなどして)、かえって小さくしてしまった気がするのだ。
シネマミラノで『七人のマッハ!!!!!!!』(英題:Born to Fight)。
『マッハ!!!!!!!!』の時は初見で、多少甘い点になったが、これはつまらなかった。命がけのアクション(しかしこんなことをしていていいのだろうか)なのはわかるが、スポーツ競技に無理にからませたりして台無しにしている。
対テロリストに愛国心で立ち向かっていく筋立ても、陳腐で観ていられない。
新宿武蔵野館1で『ブレイキング・ニュース』(大事件)。
見所は冒頭のロングカットのみ。あとは退屈はしないが、どうにも詰めが甘い。中継で弁当を大盤振る舞いする香港警察だからねー、ってそういうことじゃないんだが。
だいたいいくらわかりにくいアパートとはいっても、いつまでも香港警察と強盗団(これに暗殺団?も)がぐるぐる回りしてるなんて馬鹿らしすぎ。
ここらへんがもう少しうまく処理出来ていれば、メリハリだって出せたかも。だったら弁当も許せるのに、ってしつこい。というか実際にあんなことをしたら問題になるでしょうが。
ケリー・チャンは一応主役? 鼻持ちならない役としか思えないんだけどねー。悪役の方が人間味があるっていうのもね。だからって強盗と殺し屋に楽しそうに料理を作らせることはないと思うが。
最後に強盗が殺し屋のマネをし、殺し屋が銀行強盗をしてヘマをしてしまいましたとさ、という映像まで付くが、これもやりすぎだよね。
結局4本も観てしまった。環境が変わると少し咳が出るが、その程度。よしよし。 |