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ブックリブックスの店主デクノロジジイの日記です。暇を持て余している人以外は近付かないほうがよろしいようで。
また本や映画については、ネタバレに関しての配慮はしていませんので、その点もご注意ください。
日付

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■2005.9.30(金) 川上弘美

 

川上弘美の『蛇を踏む』をなんとか読み終えた。他に『消える』『惜夜記』が収録されたもの。

どれもこれもわけのわからん話だ。書いてあることが奇抜だから、一行ごとに引っかかって、薄い文庫本なのにちっとも前に進めなかった。だからって印象が散漫というのではないんだが、私の頭はすぐ内容とは関係のないことを考えてしまうのだった。例えば『惜夜記』の冒頭部分で。

駆けてみると、馬のような速さである。夜が食い込むと、なるほどこのように速くなるのかと感心しながら駆けた。

なんだ、これは。いきなり有無を言わせず馬になってしまうのか。なら、これはどうだ。

駆けてみると、鶏のような足取りである。贅肉が鬩ぎ合って、なるほどこのようにおぼつかなるのかと感心しながらよろけた。

と。あれー、これじゃ、何になったかわからんぞ。そーか、何になってやろうか。しょーもないのだが、こういう展開になってしまうのだ。『消える』なんて、出だしが、「このごろずいぶんよく消える。」だもんねー。どうしたって、このごろずいぶん金がよく増えるって言ってみたくなるよな。ならないか。へーい。


■2005.9.29(木) 57冊アップ(計861冊) ホテイアオイ

 

帳尻合わせのように、また月末のアップ。しかも今回はすでにアップしたと思い込んでいたものだから、表紙の画像などはとっくに用意されてあって、だから、サッサッサッ、とはいかないのね。

いただいたホテイアオイがずいぶん増えた。あちこちに分散させたが、よく見ると最初の頃のような勢いがなく、新しい葉も小ぶりで、中にはひねたようなものもある。ダメになる兆候か?


■2005.9.28(水) 終わったのに終わらない

 

F歯科(15:00〜15:35)。170円。掃除がすんで、これでお終いのはずが、二ヶ月に一度は来院するように言われる。二ヶ月ごとであれば初診料がかからないからと説明されるが、永遠に歯医者通いが続くようで抵抗がある。

でもしょうがないか。歯垢がたまりやすいらしいから。ウチでは一番熱心に歯を磨いているつもりなのに、くやしー。そういえば掃除のあともしかしてフッ素でも塗ってたか? 歯医者って口がふさがっているからさ、聞きたいことがそのままということが多い。やだねー。それに二ヶ月に一度なのに、次は一月後? これも何故なのか、理由を聞き逃した。

口内撮影5カット。モデル代とは言わないけど、撮影協力費は?

長女が下関から帰る(22:00)。


■2005.9.27(火) インクジェットプリンタ

 

涼しくなる。トロが夜ひっついてきて、これからまた熟睡できなくなりそうだ。

インクジェットプリンタで色の不具合。試しの一枚が前回のものより濃くなっている。明るい緑が深緑、黄色は山吹に近い、というように。打ち出しから終わりまで全部同じ調子だ。こんな現象は初めてなのでどうしていいかわからない。クリーニングやギャップ調整しても仕方なさそうだし。

また全面無駄にするのは馬鹿らしいので、一部だけのデータを作ってプリント。おっ、少し改善してるではないか。このくらいならなんとかなりそうなので、全面印刷にすると直っている。

解決してしまったんだけど、釈然としない。時間も無駄。朝から気分悪いっす。

夜、トロを風呂に入れる。


■2005.9.26(月)

 

花村萬月『セラフィムの夜』読了。

値段付けのあとはメール書きばかり。もちろん仕事のメールもだよーン。でも実際の仕事はほとんど何もやっていないぞ。


■2005.9.25(日) 映画『空飛ぶ都市計画』『タッチ』

 

家人と池袋へのテアトルダイヤへ。

立ち見と言われるが、観念して入るとギリギリセーフだった。なのでいつもよりは後ろの席。これって普通の感覚だと一等席と思うんだけど、なんで空いてるんだぁ。あれ、二つ前も人がいないんでは……。立ち見なんていい加減なこと言わないで、空席を確認して客をちゃんと誘導せんか!

『空飛ぶ都市計画』は5分弱のセリフなしアニメ。ピンとこなかった。

『タッチ』は、原作を知っているから、いくつも肝腎な挿話が抜けていることが気になって仕方がない。予想してたことだったんだけどね、というより、原作を読んでいなくてもわかるのだろうか、と。原作はそういうちょっとした「気づかい」のマンガでもあるんだけどな。

少なくとも和也の死までと、そのあとを分けることはできなかったのだろうか。二作分の余裕があれば、達也と和也の南争奪戦の微妙さがもっと描き込め、ドキドキ感だって増幅されたのはずだ。

それにこんな駆け足では、南が、何故何をやっても和也にかなわないダメ兄貴の達也が好きになったのかがまるでわからない。重要なキスシーンも、なんだかなー、なんであるよ。

南のイメージは、どうしても違ってしまうのだけど、双子はこんなかなー、と。孝太郎もまずまず。難しいと思われた原田は、とてもよかった。だけど、時間が不足しているというのに母親の出番を増やす必要があったかどうか。

どうでもいいんだが、封切りで犬童一心監督作品を2日続き観られたというのはすごくないか。

食事のあと家人とは別れるが、覗いたのは古本屋3軒だけ。途中、写真を撮りながら散歩はしたけど。

帰って掃除。途中で暗くなってしまう。ダメだね、こりゃ。夕食後、明日の仕事の準備。仕事が一番後回し。ホントにダメ。


■2005.9.24(土) 映画『メゾン・ド・ヒミコ』『頭文字(イニシャル)D』

 

家人と新宿。武蔵野館1で『メゾン・ド・ヒミコ』。

心の痛みに揺さぶられる映画だ。傑作とは思うが、沙織(柴咲コウ)の追求に卑弥呼(田中泯)が「あなたが好きよ」の一言で逃げてしまうのには、複雑な気持ちになる。しかも卑弥呼は死が目前なのだ。沙織でなくともヘナヘナになってしまうではないか。こいつは、こうやって今までも難局をすり抜けてきたのかー、と少し意地悪にもなる。

ゲイの道を選んで家族を捨てた父の卑弥呼。そのために沙織と母は苦労して借金まで。でももっと許せないのは、母が秘密で父に会っていたことだろうか。沙織の心境を考えたら平静ではいられない。ゲイのための老人ホームという「薄汚い」場所で、金のため(もちろんもう一つには卑弥呼が何故自分たちを捨てたのかが知りたかったのだろう)に休日も働いているのに。

いままで柴咲コウにはあまり感心したことがなかったが、この『メゾン・ド・ヒミコ』の彼女は、自然体で健気だ。感情を爆発させる時でさえ素敵にみえる。

踏み入れたくない世界であったはずなのに、ゲイとは単純にくくれないホームの住人たちと、あたりまえなんだが通っていれば関係性だって生まれ、父卑弥呼の愛人という、沙織にとっては特別な存在である春彦(オダギリ・ジョーもいい)にも次第に惹かれていく。

沙織に惹かれるのは晴彦も同じで、「愛なんて意味ねーじゃん。欲望なんだよ」と言いながら沙織に迫るのだが、これは晴彦がゲイということで成立しない。が、この行為は複雑だ。愛には意味がないと言いながら、そこにあるのは愛ではなかったか。なのに、それを証明しようとすると、欲望の行為しか思いつかないのである。

晴彦はホームの住人の一人に交渉して部屋を借りるのであるから、欲望の行為は成り行きなんかではない。欲望の行為しか思いつかないと書いたが、決してちょっとした思いつきなどではないのである。そして、行為が成就しないことで愛も成就しない……そんな。

映画は「性」から目をそらそうとしない。ゲイの「薄汚い」(何度もこう書くのは、カッコに入れても入れなくても気になるが)性が随所に出てくる。住人たちの性だけでなく、晴彦にしても、ホームのスポンサーである老人に身を任せるし、というか、動機はともかくむしろ積極的だったよなー。

それに、沙織までが会社の女好き専務と安易な関係を持ってしまうのは何なのだろう。まさか、行為の成就が愛ではないことを身をもって証明したとか。って、これは馬鹿らしい。

と、そのまま映画そのものが破綻しそうになるのだが、最後に小さな幸福感とでも呼べるようなシーンが用意されていた。でもねー。だからって、こんなのではとても落ち着けないよ。

あと、不思議だったのは、当然意識されていいはずの「死」があまり感じられなかったことだ。もっともこれは、私が他のことで頭が一杯になってしまっただけだったのかもしれないのだが。

映画館の下に降りて、長女と次女+孫を待つ。合流してすぐWolfgang Puckへ。食事のあとはユニクロでズボンを3本。無理矢理試着させられる。次の映画までまだだいぶあったが、我慢できずにそこから逃げ出す。紀伊國屋。あー落ち着く。って他に行くところはないのかしら。

新宿東急で『頭文字(イニシャル)D』。

日本のマンガを内容をそのままに香港映画で、つまり出演者もほとんど中国人なんだが、日本人を演じている。字幕版もあったが、私が観たのは吹き替え。日本の話を中国人が演じて、日本語に誰かが吹き替えたのね。

吹き替え版だからかもしれないが、音声が別物という感じ。で、それもあってか、映画なのにマンガのコマ割のような雰囲気が画面にはあった。

話はくだらない。およそ現実感がないんだけど、マンガだし、香港映画なんだから、ってことはないか。まあ、でもレースシーンはそれなりによくできていた。

だけど、どうしてもひっかかるのは、ヒロインの援交。もちろん、彼女はそこから縁を切ろうとするのだが、あまりにさらりと提出されていて、そしてそれが今の社会の現実にも近いのかもしれないが、青春カーアクション映画としてはどうなんだろう。間にはさまるデート場面の青春ドラマ的映像が古くさくて収まりの悪いものになっているのは、そのせいなんじゃないか。


■2005.9.23(金) 生ゴミ園芸家

 

三井誠『人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」』読了。

生ゴミ園芸家としての作業。って生ゴミを埋めたのと、まわりを掃除したくらいなんだが。

ウチにある木や草花は、梅にしても、金の成る木にしても、すべて貰い物か勝手に自生したものだ。つまり金がかかっていないということなのな。ところが今年はなぜか、南瓜にメロン、あと里芋にブドウまでが芽を出した。

ゴミ減量に少しは役立てばと、生ゴミは以前からなるべく埋めるようにしてはいたが、芽が出ても育てようとは思わなかったし、それより雑草と見分けがつかなかったのだと思う。なのに今年は何でなんだー。

理由はわからないが、こうなった以上、生ゴミ園芸家と名乗らずにはいられない! でもね、もしかしたら近所の評判は悪かったりして。虫の大量供給源なわけだから。蠅はいないけどね。ダンゴムシ、ミミズ、ナメクジ……。

昼から長女の友達7人が我が家に集結。子持ちが4人で、そこに孫も一緒になってだからにぎやかー(私は食事以外は仕事場に避難)。夕方解散、じゃなくて今度は男の子たち(やはり同級生)と落ち合うという。昼間、子供を忘れてるお母さんもいたけど、さすがに次はパスでしょうね。

回文のメルマガ発行(60号)。2日連続だい。って、昨日の発行が半年ぶりだから威張れない。ついでに回文のサイトも少しだが手を入れる。眺めていたら直したい所がいくつも出てくる。何とかしたい。


■2005.9.22(木)

 

回文のメルマガ(59号)発行。

高田馬場へ。勉強会(19:10〜20:45)。


■2005.9.21(水)

 

F歯科(15:00〜15:50)。10分待ちだが、先生に代わるまでだと30分待ち。出来た歯を装着する前に写真を6カット撮られたし、セメントの固まる時間もあるから実際の作業時間は……。5060円。


■2005.9.20(火)

 

家人、帰宅。長女も夜帰宅(17日から仕事で大阪に行っていた)。

メダカのいる発泡スチロールの1箱の水が、他と違って、澄んではいるのだが気泡が目立ち、藻も死んでいるのか泥のようになっていた。メダカも下の方に固まってほとんど動こうとしない。もしやと思って堆積した藻を探っていくと、中でメダカが死んでいた。

今回は気がついたのが早かったからか、死んでしまったのは5匹のみ。でも何でなんだろう。今年はこれで3度目だ……。


■2005.9.19(月) 映画『チャーリーとチョコレート工場』

 

楽天地シネマ8-4で『チャーリーとチョコレート工場』(Charlie and the Chocolate Factory)。

ロアルト・ダールの『チョコレート工場の秘密』は読んでいないのでわからないが、ずいぶんな話だ。

チョコレート工場に招待される憎ったらしいガキ共もひどいもんだが、チャーリーにしたって拾った金で招待券を手にしたんだから。そもそもウォンカ(ジョニー・ディップ)が超ヘンなヤツで、この謎は明かされるにしても、って、そういう詮索はしても意味がないのかも。この悪趣味はティム・バートンだからこそと考えれば納得だ。

あとはディズニー・ランドもどきを楽しめばいいのだろう。もちろん、それはもどきで、少しだけ薄気味悪いんだが。でもやはりそこが魅力だろうか。『ビッグ・フィッシュ』のような映像的な言い訳がましさもないしね。

極彩色の中にある割り切れないものを感じられればゴールドチケットを手に入れたようなものなのさ。現実は映画ではないのだから、ってこれじゃあ映画が台無しか。

食事を済ませたものの、すぐ帰る気にならなくて、本屋に寄ったら『容疑者 室井慎次』の中に出てくる日記が本になっていた。著者名も本(映画)の登場人物の名前だ。

次の勉強会関連の本が目についたので、一冊購入(22日だから、もう間に合わないが)。

帰ってすぐ掃除のつもりだったが、隣のおじいさんと久しぶりに長話になり、遅くなってしまう。

夕方、休憩のつもりで本を読むが、いつのまにか寝ていた。30分ほどだが、すっきり。

回文の掲示板に書き込み。あちゃー、2週間以上も前だ。あわてて返事。あり、本も売れている。

そういえばこの9月15日にAmazonから連絡だけあったヤツ(「下記商品は買い手が付きましたが購入者からの支払いが遅れていますので、ご連絡いたします」というもの)はあのままで、つまりダメだったのね。前にも一度同じことがあったが、これってどういうことなんだろう? 注文するとすぐ決済されてしまうんではなかった? だとすると、銀行の残高が足らなかったとか? うーん?


■2005.9.18(日) 映画『四月の雪』『シンデレラマン』

 

梅の木にからまって昨日まで最後の花を咲かしていた南瓜だが、ついに力尽きたようだ。受粉(やり方に問題ありか)も試みたのに結局、結実することなく終わる。ずいぶん楽しめたけどね。もっとも、枯れた今となっては幽霊屋敷化している。

自転車で109シネマズ木場へ。シアター2で『四月の雪』。

妻の交通事故は不倫相手と一緒だった。もう一人は夫が不倫。事故の当事者たちが意識不明のまま、残された二人(ぺ・ヨンジュンとソン・イェジン)の、いやおうなしの交流が始まる。

いきなり衝撃的な事実が提示されるが、その後の展開は至極真っ当だ。二人が惹かれあっても誰も文句は言わないだろう。とはいってもそれは秘密で。映画はその経緯を丹念に、いやむしろじれったいくらいに描いていく。でも恋ってそういう部分がある。

それはわかるのだが、そして実際にそうだったとしても不思議ではないのだが、映画としてみた場合はどうだろうか。何かがほしくなる。何もないまま「四月の雪」が引き金になるなんて、タイトル負けしていて芸がない。

意識の戻った主人公の妻は、主人公に感謝はしていても不倫相手の死に号泣するし、ソン・イェジンに至っては障害は消えてしまったのだから。

二人が結ばれる前の「何がしたい」という問いかけの答えは「復讐がしたい」ではいけなかったのだろうか。

次の映画まで時間があるのでうっかりしていたら、チケットがウリキレ表示。仕方ない、時間も映画も変更だ。

109シネマズ木場シアター7で『シンデレラマン』(Cinderella Man)。

先に発券してもらい、食事をしてブックオフで時間をつぶして戻ってくると、これもウリキレになっていた。とびきりのヒット作があるときはともかく、映画の人気が拮抗していると、シネマコンプレックスの座席数に差があるのはかえってマイナスになる。それはともかく、ウリキレなのに空席が7つほどあるのは? 発券ミスも客のキャンセルも考えられないが。

『シンデレラマン』は実話で、つまり「たいしたことをしでかした」からこそ映画になったのだろうが、家族愛に絡めた話に新味はなく、レネー・ゼルウィガーもいいところなし。シンデレラマンのラッセル・クロウより何よりポール・ジアマッティ(『サイド・ウエイ』のあいつか)が一番の儲け役。だけど、ボクシングシーンは見事。熱くなれる。リアルでなくてもいいのだ。

手堅いロン・ハワード(監督)。つまりはそこまでの映画とも。貧乏話は身につまされるけどね。シンデレラマンはヘンな名前だけど、映画の中でもそう言っていた。

夜は近所のサンマルクへ。混んでいないので落ち着ける。カッコつけて勉強のまねごとをしてみた。 1時間ほど。中秋の名月なんだそうな。

島泰三『親指はなぜ太いか』を読み終える。初期人類の主食は骨だったという驚きの書。


■2005.9.17(土) 映画『容疑者 室井慎次』 つくばエクスプレス ヨドバシAkiba

 

ゆっくり朝食。3連休の余裕でしょうか。

自転車で浅草東宝へ。広い劇場なのに15人くらい。次の回はそれ以下のような。もったいなさすぎる。『容疑者 室井慎次』。

常に苦虫を噛みつぶしたかのような室井慎次(柳葉敏郎)が苦手な私は、彼を主役にした作品に躊躇せざるにいられない。暗黙の了解なんてカッコよすぎないか。説明責任を果たせよ、と。でも人間ってやつはそうは変わらんのね。若き日の恋でも、彼の姿勢は同じだった。いくら死がそこにあるからって自殺してしまう彼女もすごいが、なるほど室井が選んだ相手なのだ、と。

八嶋智人の弁護士や哀川翔の刑事など、キャラクターがみんなマンガなのはともかく、次期警察庁長官争いに巻き込まれる室井の事件とその扱いに、説得力が感じられなかったんだが……。

柄本明が新米弁護士田中麗奈に語る「神様は勇気を一つだけくれる」という話は心に残る。でも、それは本当に一つだけなのか。一度勇気を捨ててしまった柄本明が、こだわりをみせても、それはもう勇気の名に値しないのか。

室井の姿勢もそうだが、これは案外(失礼)志の高い映画のようだ。で、だから私には居心地が悪い。

食事のあと、この間発見した700円散髪屋へ。1000円のところと変わらない。どころか順番待ちの席に雑誌(すぐやってもらえるからか、意外にないところが多い)の他おしぼり、飴がおいてあり、散髪後にも「どうぞ顔を拭いてください」とおしぼり(使い捨てのだが)を差し出される。見送りは余計だが、なにより仕事が丁寧だった。これで700円では申し訳ないくらいだ。

また国際通りに戻り、つくばエクスプレスで秋葉原まで。これに乗ることは、浅草に来る途中で急に思いついたのだが、ヨドバシAkibaは駅直結なので便利だ。開業したばかりだから清潔で乗り心地もいいが、浅草−秋葉原で200円は割高。

ヨドバシはすごい人。広いから入場制限までには至らないが、人が多いので広さが実感できない。大阪のヨドバシで感じた巨大スーパー的イメージにならないのだ。

電子辞書のところで早くもつっかかり(混雑という意味ではなく、熱中してしまったのね)、これではいかんと最上階から下りることにした。

ゴルフ店は関係なく、レストラン街は人ばかり。7階の有隣堂は棚が落ち着いた感じでいい。10月1日にはマイシティにも開店するそうな。都内は10店目か?

ヨドバシに来て本屋を見ていても仕方ないのだが、もうくたびれていて、電子楽器売場で休憩。ちょうど電子ピアノのデモをやっていたのだ。しかし、安くなったもんだよねー。聞いていたら欲しくなってしまう。弾けもしないのにねー。でも自動演奏だってあるんだから、って買う理由にならんかなー。

このあとは雰囲気だけでロクに見ていない。だらだらと下まで。

帰るには、つくばエクスプレスで自転車のある浅草まで戻らなにゃならん。今日はライトを忘れたのでやばい、と言いつつブックオフに寄り道。まあ、ここまで来てればテリトリーなんで安心?なのさ、と言い訳。

9月14日にとんでもない議員を見た、と書いたが杉村大蔵という若者(26)だった。自民党の候補者募集をみて、締め切り当日に応募。公認され(!)、候補者名簿の最下位に名を連ねたのだと。当選の可能性などないから、勤務先(外資系証券会社)から有給をもらい選挙活動をしたという。

これだけだとすごいのだけど(ってヘンな書き方だ)、自民党からはマスコミの前ではもう喋るなと言われてしまったというのが……。ちょっと残念ですなー。議員がいかにおいしいかを事細かにレポートしてくれてたっていうのにねー。

どうでもいいんだけど、杉村大蔵ブログ→http://www.sugimurataizo.net/(更新されとらんぞ)。圧力がかかったかな? がんばれ杉村大蔵(あれ?)。

買ったマンガ、桜沢エリカ『掌のダイヤモンド』を読む。


■2005.9.16(金) 新着本のページ

 

家人が9:10の飛行機で下関に帰る。昼ごはんのことを考えていなかったので、あわてる。自立してないなー。

水、木と何故か忙しく、今日もその余韻が……。

そうだ。昨日、やっとこ「新着本」のページをアップできた。半年前から考えていたものだったが、一応自分で作ろうとした(実際には教えてもらってばかり)ので、簡単なものでもなかなか形にならず、あーでもない、こーでもないと一週間以上もかかってしまったのだった。

他にもやりたいことはあるんだけど、それより本当の「新着本」アップだよねー。


■2005.9.15(木) 長女帰国

 

折り込みにヨドバシカメラマルチメディアAkibaが16日オープンの、でっかいチラシ。日本最大の売場とある。おー、大阪店を抜いたか!? けど、チラシ自体にはそれほど魅力がない。負けてはいられないビックカメラ有楽町店のチラシの方が、無理矢理特価商品も多いし50人に1人タダ(100人に1人から確率アップ)で、インパクトは強いかも。

*istDのボディが59800円か。技術革新の激しいデジカメの世界で、特別価格にしてまだこの値段が付くのだから健闘してるかな。

とにかく連休には行かなくては。

今日から秋、としきりにテレビで言っていたが、日中はまだまだ暑い。

夕方、長女がスペインから仕事で戻る。次女は風邪。


■2005.9.14(水)

 

10時から11時半くらいまで、なにやら最盛期のような電話の鳴り方。ただし内容は冴えないものが多かった。はぁ。

一番ひどかったのは、校正にOKを出しておきながら間違えていると文句を言ってきた客。ネットつながりの紹介で今回が初めてだったが、校正の意味をわかってくれない。説明をはじめると怒りだした。

たいした金額ではなし、回収よりは縁切りだな、と思い始めたら、急に下手になってしまった。

え? ちょっとまってくれよー。電話のあとで調べたら、そもそも原稿が間違ってるじゃないか! たぶん、途中でそのことに気付いたんだろうね。あんなにキレてしまって困ったろーな。狼狽しただけマシかも。でもその程度。

都立大のU氏とメールで野田聖子の姿勢を困ったものだと嘆いていたら、さらにとんでもない人物をテレビで発見。途中からだったので名前はわからないが、自民党の若い男性新人議員。

最初は「自分を育ててくれる人についていきたい」「そういう意味では自分は派閥容認派でもある」と言っておきながら、小泉首相の新人議員派閥入り自粛発言を耳にするや、目を丸くして「そんなこと言ってるんですかー」だって。

挙動がいちいち大袈裟だし(これは大目に見るにしても)これでよく議員になれたものだ。


■2005.9.13(火)

 

F歯科(9:32〜10:14)。途中7分待ち。型取り。上と下、あと薄い煎餅のように伸ばしたもので噛み合わせ部分の型?も別に取る。看護婦さんが上の型は取るが、そのあと先生に代わり、また「形を整える」と言ってけっこう長く削っていた。ま、でもとにかくここまで漕ぎ着けた。1720円。


■2005.9.12(月)

 

暑い! 気持ちのいい暑さではあるが。昼は一人だったので、空調を使わずにいたら17:30なのに33℃(湿度50%)もあった。ここは熱気がこもるからなー。

田中長徳『デジカメだからできるビジネス写真入門』と亀山早苗『「夫とはできない」こと』を読む。


■2005.9.11(日) 選挙

 

廃品回収、掃除などなど。

家人と昼のこともあって、選挙に出かける。時間帯が違うせいかもしれないが、けっこう混み合ってる感じだ。

森下の「牛角」は17時からだったので、「孫麺」という店で孫麺を注文。味はいいが、濃い。たのまなかったが、ライス(無料)を食べるにはちょうどよさそう。

家で、朝やりかけたホームページを続けて作る。夜まで。片付けも少し。捜し物が見つかって一安心。しかし、どうにもこうにも仕事場が汚すぎると反省。

夕方から楽天地に行くつもりでいたが、激しい雨でとりやめ。投票率が落ちなければいいが。

選挙は自民党の圧勝。骨抜き法案でも反対よりは改革を望んだか。事実、法案が廃案になった時は複雑な気持ちになったが、でもだからってこれはあんまりだ。改憲されてしまいそうだし。というか改憲自体には賛成なんだよね、私も。でも中身がさ。

って、こういう発想から逃れられないでいるから小泉劇場の餌食になってしまうのかも。


■2005.9.10(土) 映画『愛についてのキンゼイ・レポート』『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』『マダガスカル』

 

一人で新宿へ。11:30からと遅めなのに、3本立てで、19:30には家に戻る予定のコース。映画の間隔もそれぞれ20~30分なので、遅めの昼になるが他は問題なし。4本コースも可能だな、っていい加減にしろと言われてしまいそう! じゃなくて、誰も言ってくれないからこうなるのな、と居直り。

シネマスクエアとうきゅうでは『愛についてのキンゼイ・レポート』(Kinsey)。

内容はともかく、伝記映画としての構成にはすばらしいものがある。脚本のデキがいい。キンゼイ(リアム・ニーソン)をとりまく出来事が、時間の流れもあざやかに語られる。

キンゼイレポートの調査方法(インタビューの仕方などの細かい部分が面白い)にも触れていて、ここはキンゼイ自身が被験者になっている。映画の創作部分かどうかはわからないが、キンゼイと妻クララ(ローラ・リニー)の関係がまた興味深い。キンゼイの下で調査に関わる人間たちのセックスにも言及がある。

ただ、そのことに対する答えがあるとはいえない。キンゼイが学者でいられることの方が、私には不思議だからだが、結局、生物学的にセックスを語っても意味などあまりないと思ってしまうからだろう。もっともこの話は50年も前のことで、現代とはまた違った意味合いがあったのだということが、ラストシーンの女性の告白でわかるのだが。

シネマミラノで『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』。

予備知識がないので、全体の構造を把握するのに手間取ってしまう。だからって一から説明していたのでは、ファンにはうるさいだけだろう。錬金術にパラレルワールド。何でもアリの世界なのね。ナチスが台頭する時代にからめて、それなりに見せるのだが、エルリック兄弟の愛にまではファンでないから踏み込めない。

新宿東急で『マダガスカル』(Madagascar)。

動物園で優雅に暮らす動物たちが、野生の地マダガスカルでいかに生きるか、をアメリカ人的お銚子乗り動物キャラクターで見せるコメディ。

と単純に思い込んでいたが、全編皮肉たっぷり。野生より文明をよしとする動物4匹組もだが、南極を目指したペンギンたちまでが、過酷すぎるとマダガスカルに戻ってきてしまう。流れ着いたマダガスカルで動物4匹組はまず、人間を捜そうとするしね。

それだけならともかく、ライオンのアレックスの肉食に触れたのは、お子様向けにしては大胆だ(『シャークテイル』もそうだった。けど、あれは大人向きと言ってもいい映画だった。ってこれもか?)。食うか食われるかの世界をさりげなく、でも執拗に見せといて、ステーキを鮨に代えて一件落着とはいかんだろう。

デフォルメの強調された少し昔に帰った感じのアニメの技術は、文句なし。最後の字幕になってからのダンスシーンだって見逃せない。


■2005.9.9(金)

 

写真はためてしまうと大変。どうでもいいと思っていたが、整理が一段落すると日記に載せたくなってくる。で、ここから先は作業に慣れていないからさらに大変。


■2005.9.8(木)

 

F歯科(10:30〜110:55)。1370円。うっかりミスで30分遅刻。なのに待たずに診てもらえた。今日は医師と看護婦が2名づつ。だからか、静か。

また歯肉を削って?いる。痛い。いつもどうでもいいような時にさえ、痛まないか聞いてくるのに、聞いてくれないよー。あーん、また血だらけ。今度は型取りって言ってるけど、いつまでこんなことしてんだろ。

仮歯の根元を修正したらしい。高さのことは聞かれるが、それよりなんとなく落ち着かないのだ。圧迫感は夜まで続く。


■2005.9.7(水)

 

また暑くなって、だれる。捜し物で時間を費やすが、見つからない。なんでだー。

サッカー、日本対ホンジュラス戦。なんとなく見てしまうが、点の取り合いで、素人には面白い。

仕事場に戻り、メールチェック。本が売れてる。あれ、出版社からの注文だ。売れたのは洋書の絵本だけど、こういうこともあるんですね。


■2005.9.6(火)

 

雨はたいしたことなく、ときどき休憩も。

昨日トロが肩に乗ってきたのは、夏の終わりサインか。今日も仕事場でベタベタとつきまとう。眠るだけなんだからうるさいはずなのに、少しでも私のそばで寝ようとする。キーボードを打っている手に頭を乗せてくるんだから!

F歯科(11:30〜12:20)。やっと2つ目の土台が完成。土台は型取りしてあるものを付けるだけで、もちろんその調整もあるんだろうけど、かかった時間の大半は(今日は待ち時間も治療中の5分のみ。でもこれだって退屈)仮歯をはずして(これはたいしたことはないが)、付けるための時間。土台が入ったことで、何度も合わせ直してはいたが、もう適当でいいよーという気分。

今日は、先生が掛け持ちで、土台と仮歯の固定の時のみ。あとは看護婦(歯科衛生士?)さん。うーむ、まあいいか。あと最低でも4回はかかるらしい。1640円。


■2005.9.5(月) 雨

 

昨日の夜はかなり降ったらしい(水を溜めている容器がすべて満杯)が、覚えているのは降り始めのみ。最近よく眠れる。中野や杉並では浸水したというニュース。

朝は上がっていたが、昼近くからまた雨になる。大型の台風14号が明後日やって来るというのに、今から雨が続いたんではなー。

家人が仕事先から早引け。昨日の昼が食中り?


■2005.9.4(日) 映画『ランド・オブ・ザ・デッド』『サマー・タイムマシン・ブルース』『七人の弔』

 
武蔵野館2のモーニングショーで『ランド・オブ・ザ・デッド』(Land of the Dead)。

いきなりゾンビ狩りシーンで始まるが、これがゾンビを人間とも思わぬ(だって、ゾンビなんだけど)狂態ぶりで、ゾンビに劣らぬ人間の虐殺性を描き出す。世界のほとんどがゾンビたちに奪われ、人間は特定地域で暮らすしかないにしても、このゾンビ狩りシーンには違和感が残る。が、これこそがこの映画の意図なのではないか。

川とフェンスで守られた人間社会だが、金持ちは高層ビルで遊び暮らし、貧者はまるでゾンビからの襲撃の盾とでも言いたげな位置にいる。そして局地戦では武器の力で圧倒している人間に対し、ゾンビの中にも知性が芽生える者が現れ、つかの間の均衡が崩れようとしていた。

悪趣味なゾンビ映画なんだが、何故かハリケーンカトリーナ被災後のニュー・オーリンズをイメージしてしまう。(被災者の方には申し訳ないが)略奪者はゾンビ(はもともと人間が転化したもの)、権力者は言わずと知れた……。あるいは、カトリーナは映画後だから、テロリストがゾンビとすればもっとわかりやすい。で、映画はラストでなんとゾンビとの対決を避けるのだ。

ZARAで待ち合わせた家人と、めん坊で食事(私の蒸鶏サラダうどん定食はともかく、家人のレディース御膳はハズレ)。ミロード、GAP、MYCITYをぶらつきながら武蔵野館にもどる。

 
 
   

武蔵野館1で『サマー・タイムマシン・ブルース』。

SF研究会なのに、SFの意味がわからないと言わせているのは、観客にタイムパラドックスの説明をするため? でも、それはないよねー。じゃなくて、映画にSFとしての新鮮味がないという弁解に聞こえた。

けど、ドタバタコメディとしてなら十分面白い。SFとしてのアイディアは既存のものだが、タイムマシンパラドックスを夏休みの2日間にうまく詰め込んでいるし、コメディを支える小さなアイディアの方はよく考えられているからだ。

過去を変えると現在が変わるのではなく、すでに決まった道を行くだけなのだ、と納得して、柴田春華(上野樹里)と結婚するには名字を変えられないかと考えている甲本(瑛太)はえらい!のだけど、25年後の子供(これがダサイと顰蹙ものなのだ)を目の当たりにしていてそれはすごい決断だし、もっと言うなら25年後とはいえ子供が若き母親を認識できないのは、春華は相当変身してしまっているとしか思えないわけで、えらいというよりはある種の勇気が……ええい、そこまでは見えていないのね。Love is blind. これこそが恋なのかも。

25年後の未来が、未来というよりは過去をイメージしてしまいそうな設定だったので、そのあたりに何か新しい仕掛けがあるのではないかと期待したが、何も起きず。でもなんだか、特に進歩していない未来というのが好ましく思えてきた。

映画館を出ると何やら騒がしい。新宿通りに出ると、社民党の選挙演説が終わったところだった。時間がないので家人とはそこで別れ、テアトル新宿に駆け込むが、映画は20分後だった。勘違いでした。

『七人の弔』は40人くらい。この時間でこの入りではもったいない。

児童虐待、臓器売買というテーマを扱っていながら、映画にまるでリアリティがないのは、設定が危ういからか、演技が大袈裟なのか、演出がヘタだからなのか。そのすべてに問題ありで、途中で頭をひねってしまったのだが、実は結末が一番受け入れがたかった。

子供たちの復讐が成就して、それは最後の最後に親にもチャンスはあったとはいえ、結果「子供料金」を受け取って親を売ったのでは、親と同じ道を行くでしかない。臓器売買組織はそのまま生き延びるわけだし、これでブラックユーモアというのなら、底が浅い。

19:35帰宅。腹へったー。疲れたー。掃除は家人がやってくれていた。そりゃそうか。

夜、パソコンで写真の整理。あー、なんでこんなにたまってしまったんだ!


■2005.9.3(土) 映画『マザー・テレサ』

 

自転車でシャンテシネ2へ。9:00の回。予告なし。

『マザー・テレサ』(Madre Teresa)は、オリビア・ハッセーの熱演が心に残る。映画としての出来は決していいとは思えないのだが、素直に感動していた。ただ、私にはそれ以上のことを語る資格がない、とだけ……。

本屋に寄ってから、新橋で母、家人と合流。徳寿へ。

また一人になって、新橋大盤将棋大会、旧新橋停車場鉄道歴史展示室、松下電工ショールームを見学。ブックオフ経由で帰る。

時間がたっぷりのはずが、それぞれで長居し、旧新橋停車場の展示室では、そこにあった5分程度のビデオを7本を全部見てしまったので、帰宅は夕食前30分。

ビデオの汐留貨物駅の映像に、夏みかんの箱が列車に山積みになっているのがあり、思わず、食べたい!とは言わなかったと思うけど?……。 昔は夏みかんが立派な商品だったんだよなー。

 
 
 

東京新聞に「名古屋大と国際超伝導産業技術研究所センターは二日、超伝導現象を利用して、世界で初めて百ギガヘルツを超える超高速の動作周波数で動く集積回路(IC)の実証に成功したと発表した」の記事。「千人に対し、別々の二時間の映画を一秒間で配信できる」のだそうだ。パソコンテレビGyaOも覗いてみたが、映画は家で観るのが当たり前になるんだろう。


■2005.9.2(金) ホテイアオイ

 

 

次女一家が新潟の長岡(真ちゃんの親戚)に2泊3日の旅行。

A木さんからホテイアオイをいただく。


■2005.9.1(木) トラブル2件

 

朝からトラブル。Macが名刺プリンタを認識しない! いろいろ調べて、LANケーブルを経由している12センチ位の箱のスイッチがいつのまにか、ETHERからLOCALになっているのに気付く。こんなものロクに見てもいなかった。そこにあるリセットボタンを押すが、何も変わらないので修理の電話を入れる。が、そのあと全部(ルーターなども含めて)を立ち上げ直したら直ってしまう。なんだー? そんなものなのかー?

それにしても、もう少し詳しい担当者を電話番に置いておいて欲しい。

夕方、今度は家人のPCが突然インターネットに繋がらなくなる。ケーブル類もネットワーク接続も問題なさそうなんだが。再起動してもルーターの電源を入れ直してもダメ。

夕食になったので、私のPCやルーター類など全ての電源を落としたら、復活。??? 個別だとダメで、全部だとOK。朝のトラブルと同じパターン?


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