雨。楽天地のホームページが相変わらず不親切なため、頃合いを見計らって出かける。書籍売場で30分ほど時間調整。
『レディ・キラーズ』(The Ladykillers)(楽天地シネマ8-5)は、途中までは案外平凡。あくまで予想の範囲内での進行である。どころか、トム・ハンクスが仲間を新聞広告で集めたのは、切れ者という設定にしては不用心だし、家主の67歳の女性がトムたちの行動を不審がらなさすぎたりと、脚本の甘さが心配になってしまうくらいなのだ。
このまま終わってしまうわけないよね、と思いはじめた頃、コーエン兄弟の語り口はやっと調子を取り戻す。らしさをたたみかけるように見せてくれるのだが、ここだけではなぁ。あと、最後の猫のシーンはやりすぎではないかと。
食事をしてからヨドバシカメラに行き、インクジェットプリンタ(エプソンPM-G800)を購入。
長年使っているPM-3000C(99年10月税別61230円で購入)は、この前の問題も解決しないし、ノズル調整をしてもにじみが直らない時があるなど、ここにきて急速にくたびれつつある。代替機としてならA3ノビが印字出来ないのは困るのだが、なぜかでかい機種は名刺サイズには対応していないのだ。
デモ機の調子がどれも悪く、販売員の女性が気の毒になってしまった。持参した用紙にテスト印字したかったのだが、どうせ買うつもりなのだから、まあいいや、と。
夜、プリンタのセッティング。あわてることはないのだが、次女が買ったキヤノンの不良機の例もあるし、デモ機の調子も悪かったし。で、確認くらいはしておこうかと。
セッティング用のCDを入れるとものすごくわかりやすい手順を画面と音声で案内してくれるのだが、初めてではない人間にはこれがかえって煩わしい。実際余分な時間がかかってしまうのだ。買い換えというケースもこれからは増えてくるだろうし、例えば同じメーカーの××を使っていた人は、こことここが違っています、というような説明には出来ないものだろうか。
テスト印字のあと、やりたかった名刺用台紙(エプソンの純正品ではないが、もちろんインクジェット用紙)を試す。が、意外にもあまりよい結果は得られなかった。かえって悪いくらいなのだ。A4の、これまた純正品ではないものは、多少はよくなったので用紙の質によるのかもしれないのだが。
音は静かになったし、なにより安くなったし、他にもいろいろ使いやすくはなっているんだけど、譲ってしまったPM-800C(01年1月税別37800円で購入)の方が、PM-3000Cと併用して使うのだったら発色などを考えると、違和感がないかも……。やれやれ。日曜の夜なのにくたびれること。 |