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ブックリブックス(目録) 注文方法 目録の見方・本の状態
当店について ブックリブックス通信 リンク集

■目録の見方
 
A 画像 表紙画像。クリックすると拡大画像を表示。拡大画像がウインドウ目一杯に表示されているときは、ウインドウサイズを大きくすることで画像を大きくできる場合がある。
B 書名 サブタイトルやシリーズ名があるものは、それも記す。
C 著者名 または、編集者、訳者、原作者、イラストや写真の作者名など。
D 出版社名  
E 形態 判型と製本の種類。書籍、雑誌の主な寸法については下記を参照のこと。製本の種類については、便宜上ハードカバーである上製本以外はすべて並製(本)とした。
F ページ数 いい加減。洋書だが、表紙から勘定したページ数がふってあるもの、また厳密に中身だけを勘定したものがあった。
G 発行年 発行年のみで、発行月日については省略。元 、西暦の別は、本の表記による。表記例は次の通り。
   2003-1     2003年の初版本。
   S60-1      昭和62年の初版本。
   (1997)1990-8 1990年の8刷本という意味。( )内は初版の発行年。
   1990-5     1990年の5刷本。この表記の場合は、初版の発行年も同じ1990年。
   1990      雑誌やパンフレットについては年号のみを記す。
H 価格 本に付いている価格。消費税導入前は定価¥、導入後は本体¥のみを掲載。非売品、頒価などは本の表記に準じ、価格表記のないものは「価格表示ナシ」、カバーの紛失などで価格のわからないものは「価格不明」とした。
I ISBN  
J 状態 状態については下記参照。
K 内容・コメント 帯やカバー、あとがきなどから抜粋したものなど。店主のコメントがついている本もあるが、あまりあてにならない。
L 販売価格  
M 売り切れ表示 買い物カゴから購入ボタンを押した時点で切り替わる(画面を更新する必要あり)。メールやFAXから注文があった場合、売り切れ表示が遅れますが、ご了承ください。
N 買い物カゴ  
O 商品コード  

■古本の状態について
  便宜上次の5段階に分類しましたが、目安程度にお考えください。
状態A……美品または新品同様。一、二度読まれた程度のものも含める。 
状態B……良品。汚れや変色が少ないもの。 
状態C……並品。普通の古本のイメージ。
状態D……並品以下。汚れ、変色が目立つもの。
状態E……痛みの激しいものや所有者により手が加えられたものなど。通常では取り扱わない。

商品はそれぞれ点検し、気が付いたことは記載するつもりでいますが、限界がありますので、その点を考慮した上でご注文くださるようお願いします。状態CやDのものについては、特別なこと以外は記載していません。状態について詳しく知りたい方は、メール等でお答えいたします。ただし、しつこいようですが、古本の状態を客観的に表記するのは難しく(一番頭を悩ますところです)、どうしても気になる場合は、ご来店いただく以外ないでしょう。

表記上、次のような用語を使うことがあります。(街の古本屋の目録で見かけた用語も載せてみましたが、解釈については必ずしも業界用語に一致するものではありません)
ヤケ、紙ヤケ 日光による退色。経年変化による変色は、特に明記しないつもり。経年変化は紙質による差も大きく、ザラ紙やアート紙などに顕著。日焼けというよりは紙質が原因と思われるものについては「紙ヤケ」と記載。
シミ 一番多いのは、天にできる丸い小さなシミだが、他にもいろいろなものが見られる。
スレ こすれてできたと思われる細かい傷。雑誌は表紙自体が弱いし、カバーをする人もまれなので、ほとんどがこの状態。
ソリ(波打ち) 何らかの原因で全体が反り返ってしまったもの。
折れ 折れ跡。まれに製本ミスのまま市場に出てしまったものも。
破れ 「折れ」もそうだが、カバーが少し破れている本はけっこうある。帯はさらに顕著。
水濡れ跡 水に濡れて(あるいは湿気で)、ふくらんだり、ごわごわしているもの
ハゲ テープなどの跡で、その部分が薄く剥がれてしまっているもの(つまり剥がした方に本の紙が付いていってしまう状態)。「ラベル跡」の場合は、反対に接着剤がうまく剥離してくれず、ラベルの残骸と一緒に本に残ってしまっているものが多い。
ツカレ(クタビレ) 目立った汚れはないが、何となくくたびれた感じのするもの……らしい。らしいと書いたのは実際にどんな状態につかわれるのか知らないため。丁寧に扱ってはいたが、繰り返し愛読されたような本をいうのだろうか。勉強不足ですみません。
ヘコミ 本を落としたりして厚表紙(ハードカバー)の角などがつぶれてしまったもの。
汚れ これも判断が難しいものがある。白っぽい本は少しの汚れでも目立つし……。
読み跡(手垢) 本はきれいな手で読みませう!
傍線、記名、日付 傍線が引かれていたり、名前や購入日(読了日)が記入されているもの。筆記具が類推できるものは、それも記載。
蔵書印 所蔵を示す判が押してあるもの。
廃棄印、線 廃棄本、見切り本(ゾッキ本)の地に、版元が「済」や「B」などの判を押したもの。判ではなく、線が引かれたものもよくある(ゾッキ線)。

古書店店舗ラベル、ラベル跡

「ブックリブックス」でラベルを貼ることはないが、古書店を経由した本にはそこの店のラベルが貼ってあるものが多い。また、ラベルを剥がした跡があるものは「ラベル跡」と記載。
研磨跡 小口などを綺麗に見せるために研磨したもの。マンガ本によく見られる。
サイン本 出自がはっきりしたものでないと、本物かどうかわからないものも。

■本の各部の名称
 
 
天(あたま) 上の小口。本の中身の上部。ここを断裁しない文庫(老舗に多い)も。
地(罫下=けした) 下の小口。本の中身の下部。
本の入口の部分。中身部分の最初のページ。
小口 洋装本の中身の背以外の断面。背の反対側を指すが、広義では天と地も含めてつかわれる。包丁の入った部分(小口)からきた名称。
花裂=はなぎれ(ヘドバン) 中身の背の上下両端に貼り付けられた布(本製本のものに付く)。本を丈夫にするためと装飾的な意味ももつ。
カバー(ジャケット) 本の表紙の上にかけられたもの。本来は汚れよけの意味もあったが、今や立派な本の一部。
しおり(スピン) 背におりこまれたひも。最近は付いていない本が多い。本製本に付くが、新潮文庫のような例外もある。昔は角川文庫も付けてくれていたんだが、ま、いいか。
のど 中身が背に接する部分。とじ目の側。説明するより図を見た方が早い。
そで カバーや帯の表紙の内側に折り込んだ部分。近年、ここを奥付代わりにしたふとどきな本がある。「定価はカバーにあります」というのなら、まだわかるけどね〜。
見返し(きき紙) 中身と表紙とのつながりを強くするために貼られた見返しの、表紙の内側に貼り付けられた方を。
見返し(遊び) 見返しの、本文側。めくるととびらがあらわれる。
チリ 表紙のなかで、中身部分よりおおきいところをさす。3ミリが標準的な幅。
かど 背の反対側にある表紙の角。傷みやすいため、聖書や辞書などではかどを革張りにすることもある。かど革はコーネルともいう。
ひら 表紙の平らになっている部分。
表紙の背中部分。ページが綴じ込んであるところをさすこともある。図のように丸く仕上げるもの(丸背)と角張らせて仕上げる方法(角背)がある。
ハードカバーの表紙を開きやすくするためのもの。
本の表紙やカバー、または外函の下部に巻かれた帯状のもの。宣伝文が書かれる。本来附属物であったが、今ではカバーも帯を意識してデザインされている。そのためカバーがないと、間が抜けたデザインになってしまう本もある。俗に「腰巻き」とも。
奥付 本の終わりにある、本の情報(著者や出版社など)が印刷されたページ、または紙片。
豪華本や全集には今でも欠かせない? 初期の旺文社文庫は文庫のくせにご丁寧に函に入っていた。けど、取り出しにくかった!


■本のサイズ

 
A4判 297×210センチ 
A5判 210×148センチ 
A6判 148×105センチ
   (一般的な文庫サイズ)
A7判 105× 74センチ 
B4判 364×257センチ
B5判 257×182センチ
B6判 182×128センチ

AB判 257×210センチ
四六判 188×128センチ

単行本 195×135センチ
新書  110×174センチ 

目録にはだいたいの大きさがわかるように近い判型を記載していますが、厳密なものではありません。

よく知られた文庫、新書名に関してはそれぞれの名称で代用し、判型は一々記載していません。幻冬舎文庫のように、幅が他社のものより5センチほど短かいものもあれば、文庫という名前がついてもまったく違うサイズのものなど、いろいろです。

単行本、新書共とりあえずよくみられる寸法を書きました。新書のようなシリーズものと違い、単行本は大きさがけっこうまちまちのようです。近いサイズのものはたんに「単行本」としています。単行本は四六判を上製本にしたものでしょうか(本当のところは知りません)。

その他、上記に当てはまらないものは、だいたいの大きさ(ヨコcm×タテcm)を記載するようにしています。